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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.145 V$DB_OBJECT_CACHE

V$DB_OBJECT_CACHEは、ライブラリ・キャッシュ内にキャッシュされるデータベース・オブジェクトを示します。オブジェクトには、表および索引、クラスタ、シノニム定義、PL/SQLプロシージャ、パッケージ、トリガーなどがあります。

データ型 説明

OWNER

VARCHAR2(64)

オブジェクトの所有者

NAME

VARCHAR2(1000)

オブジェクト名

DB_LINK

VARCHAR2(64)

データベース・リンク名(存在する場合)

NAMESPACE

VARCHAR2(64)

オブジェクトのライブラリ・キャッシュのネームスペース: TABLE/PROCEDURE、BODY、TRIGGER、INDEX、CLUSTER、OBJECT

TYPE

VARCHAR2(64)

オブジェクトの型: INDEX、TABLE、CLUSTER、VIEW、SET、SYNONYM、SEQUENCE、PROCEDURE、FUNCTION、PACKAGE、PACKAGE BODY、TRIGGER、CLASS、OBJECT、USER、DBLINK

SHARABLE_MEM

NUMBER

オブジェクトによってコンシュームされた共有プール内の共有可能メモリーの量

LOADS

NUMBER

オブジェクトがロードされた回数。この回数には、オブジェクトが無効になった場合も含まれる。

EXECUTIONS

NUMBER

未使用

関連項目: 実際の実行回数を確認するには、V$SQLAREAを参照。

LOCKS

NUMBER

現在このオブジェクトをロックしているユーザーの数

PINS

NUMBER

現在このオブジェクトを確保しているユーザーの数

KEPT

VARCHAR2(3)

(YES | NO)このオブジェクトがPL/SQLプロシージャDBMS_SHARED_POOL.KEEPによって保持(永続的にメモリーに確保)されているかどうか。

CHILD_LATCH

NUMBER

オブジェクトを保護している子ラッチ番号。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。

INVALIDATIONS

NUMBER

依存するオブジェクトが修正されたために、このネームスペース内のオブジェクトに無効のマークが付いた合計回数

HASH_VALUE

NUMBER

オブジェクトのハッシュ値

LOCK_MODE

VARCHAR2(9)

オブジェクトの現在のロック・モード

PIN_MODE

VARCHAR2(9)

オブジェクトの現在の確保モード

STATUS

VARCHAR2(19)

オブジェクトの状態

TIMESTAMP

VARCHAR2(19)

オブジェクト指定時のタイムスタンプ

PREVIOUS_TIMESTAMP

VARCHAR2(19)

前のオブジェクト指定時のタイムスタンプ

LOCKED_TOTAL

NUMBER

オブジェクトがロックされた合計回数

PINNED_TOTAL

NUMBER

オブジェクトが確保された合計回数

PROPERTY

VARCHAR2(80)

オブジェクトのプロパティ。DBMS_SHARED_POOL.MARKHOTを通じてライブラリ・キャッシュ・ホット・コピー機能を使用している場合、可能な値はHOTまたはHOTCOPYである。

FULL_HASH_VALUE

VARCHAR2(32)

オブジェクトの完全ハッシュ値

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

CON_NAME

VARCHAR2(64)

オブジェクトのコンテナ名。非CDBでは、この列の値はNULLです。

ADDR

RAW(8)

このオブジェクトのハンドルのアドレス

関連項目:

  • DBMS_SHARED_POOL.KEEPプロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。

  • DBMS_SHARED_POOL.MARKHOTプロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。