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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.141 V$DATAGUARD_CONFIG

V$DATAGUARD_CONFIGは、DB_UNIQUE_NAMEおよびLOG_ARCHIVE_CONFIG初期化パラメータで定義されている一意のデータベース名を示し、構成内の任意のデータベースからOracle Data Guard環境のビューを提供します。

このビューの最初の行は、DB_UNIQUE_NAME初期化パラメータで指定された現行のデータベースの一意のデータベース名を示します。その他の行は、LOG_ARCHIVE_CONFIG初期化パラメータのDG_CONFIGキーワードで指定された、構成内の他のデータベースの一意のデータベース名を反映します。

データ型 説明

DB_UNIQUE_NAME

VARCHAR2(30)

一意のデータベース名

PARENT_DBUN

VARCHAR2(30)

親データベースのDB_UNIQUE_NAME。宛先にライブREDOを提供するデータベースとしても知られる。

たとえば、Bostonがプライマリ・データベースのDB_UNIQUE_NAME、ChicagoがFar Sync InstanceのDB_UNIQUE_NAME、Seattleが端末スタンバイ・データベースのDB_UNIQUE_NAMEであると仮定する。プライマリ・データベースであるBostonには親データベースがないため、BostonのPARENT_DBUNNULLになる。BostonはChicagoにサービスを提供しているため、ChicagoのPARENT_DBUNはBostonになる。ChicagoはSeattleにサービスを提供しているため、ChicagoはSeattleのPARENT_DBUNになる。

DEST_ROLE

VARCHAR2(17)

アーカイブ先データベースのタイプ:

  • LOCAL - プライマリ・データベースに対してローカル

  • PHYSICAL - フィジカル・スタンバイ

  • FAR SYNC INSTANCE - 遠隔同期インスタンス

  • CROSS-INSTANCE - プライマリ・データベースのインスタンス

  • LOGICAL - ロジカル・スタンバイ

  • SNAPSHOT - スナップショット・スタンバイ・データベース

  • DOWNSTREAM - Streamsダウンストリーム取得データベース

CURRENT_SCN

NUMBER

指定したデータベースによって最後にREDOが適用されたSCN

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目: