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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.164 V$EMX_USAGE_STATS

V$EMX_USAGE_STATSは、Oracle Enterprise Manager Database Express (EM Express)の各レポートの使用頻度およびEM Expressサーブレットがこれらのレポートをクライアントに返信する時間を追跡するのに使用されます。

このビューには、各レポートについてEM Expressサーブレットで取得されたリクエストの数、EM Expressサーブレットが各レポートをレンダリングするまでの合計経過時間などの統計、データベース・ログイン時間、リクエストの初期化時間、SQL問合せを実行する時間、問合せの結果をストリーミングし、クライアントに返信する時間などの詳細な時間ブレークダウンが含まれます。

統計はいずれも、データベース・インスタンスが最後に再起動された以降のEM Expressレポートに対するすべてのリクエストの累積です。

それには、各レポートに対する最後のリクエストのタイムスタンプも含まれます。

データ型 説明

REPORT

VARCHAR2(400)

EM Expressレポートの名前。EM Expressレポートはいずれもこの形式のXMLレポートになる: %/orarep/コンポーネント/レポート

COUNT

NUMBER

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対してEM Expressサーブレットで取得されたリクエストの数

LOGIN_ELAPSED_TIME

NUMBER

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対するすべてのリクエストについてデータベースへのロギングにかかった累積経過時間

INITREQ_ELAPSED_TIME

NUMBER

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対するすべてのリクエストについてリクエストの初期化および準備にかかった累積経過時間

SQL_ELAPSED_TIME

NUMBER

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対してSQL問合せを実行したすべてのリクエストの累積経過時間

SEND_ELAPSED_TIME

NUMBER

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対するすべてのリクエストについて、問合せ結果をクライアントのブラウザにストリーミングおよび返信するのにかかった累積経過時間

TOTAL_ELAPSED_TIME

NUMBER

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対するすべてのリクエストの累積合計経過時間

LAST_REQ_TIME

DATE

データベース・インスタンスが最後に再起動された以降、このレポートに対する最後のリクエストのタイムスタンプ

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

注意:

このビューは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降で使用できます。