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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.3.2 初期化パラメータ・ファイル

初期化パラメータ・ファイルは、初期化パラメータのリストを含むテキスト・ファイルです。このファイルに書き込む場合は、クライアント側のデフォルトのキャラクタ・セットを使用してください。

次に、初期化パラメータ・ファイルのサンプル・エントリを示します。

PROCESSES = 100
OPEN_LINKS = 12
GLOBAL_NAMES = true

初期化パラメータ・ファイルの名前は、オペレーティング・システムによって異なります。たとえば、この名前に小文字のみが使用されたり、大/小文字の両方が使用されたりします。また、論理名や名前init.oraのバリエーションが含まれる場合もあります。データ・ウェアハウスおよびデータ・マート用の推奨されるパラメータが設定されているinitdw.oraファイルもあります。データベース管理者は、初期化パラメータ・ファイル用に異なるファイル名を選択できます。

初期化パラメータ・ファイルのオペレーティング・システム上でのデフォルトの位置およびファイル名については、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。初期化パラメータ・ファイルは、サーバーを起動するためにクライアント側ツール(たとえば、SQL*Plus)が読み込むファイルです。

サンプル初期化パラメータ・ファイルは、それぞれのオペレーティング・システム用のOracle配布媒体により提供されます。当面の使用には、サンプル・ファイルで間に合いますが、最高のパフォーマンスを得るためにデータベースをチューニングするには、このファイルを変更します。すべての変更は、インスタンスを完全に停止してから再起動することによって有効になります。