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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.51 V$LOGMNR_SESSION

V$LOGMNR_SESSIONは、アクティブなLogMiner永続セッションに関する情報を示します。LogMiner永続セッションを作成するには、初回にロジカル・スタンバイ・データベースでData Guard SQL Applyを起動するか、Streams取得を作成します。一時的なLogMinerセッション(V$LOGMNR_CONTENTSビューを問い合せた結果として作成されるLogMinerセッション)は、V$LOGMNR_SESSIONビューには表示されません。このビューに表示される統計情報はシステムのスナップショットに対応し、どこにも累積されません。

データ型 説明

SESSION_ID

NUMBER

LogMiner永続セッションの一意の識別子

SESSION_NAME

VARCHAR2(32)

一意のセッション名

SESSION_STATE

VARCHAR2(9)

LogMiner永続セッションの現在の状態

  • READY - クライアントはLogMiner永続セッションを作成し、関連するアーカイブREDOログ・ファイルを追加したが、初期LogMinerディクショナリをロードしていない

  • STARTED - LogMinerディクショナリがロードされている

  • ACTIVE - LogMiner永続セッションはREDOストリームをマイニング中

  • DETACHED - LogMiner永続セッションは現在アクティブではなく、非アクティブへの移行中

  • DISCARDED - クライアントはLogMiner永続セッションを破棄しようとしている

DB_NAME

VARCHAR2(128)

ソース・データベースのグローバル・データベース名

DB_ID

NUMBER

ソース・データベースのデータベース識別子

RESET_SCN

NUMBER

セッションの開始時のシステム変更番号(SCN)

RESET_TIMESTAMP

NUMBER

LogMiner永続セッションの開始時のRESETLOGの時刻

RESET_TIME脚注1

DATE

セッションが開始した時間

NUM_PROCESS

NUMBER

このセッションに割り当てられたプロセスの数

CHUNK_SIZE

NUMBER

このチャンクに割り当てられたメモリー容量

START_SCN

NUMBER

セッションの開始時のシステム変更番号(SCN)

END_SCN

NUMBER

セッションの終了時のシステム変更番号(SCN)

SPILL_SCN

NUMBER

再起動イベントでは、この値より小さいSCNを持つREDOレコードはアーカイブREDOログ・ファイルから読み取られない

PROCESSED_SCN

NUMBER

BUILDERプロセスは、このSCNまでREDOレコードのマイニングを正常に行った

PROCESSED_TIME脚注参照1

DATE

BUILDERプロセスは、この時間までREDOレコードのマイニングを正常に行った

PREPARED_SCN

NUMBER

PREPARERプロセスは、このSCNより小さいすべてのREDOレコードを論理変更レコード(LCR)に正常に変換。ただし、LCRが連鎖行またはLOB更新に関係している場合、LCRはトランザクションにグループ化されていないか、マージされていない場合がある。

READ_SCN

NUMBER

READERプロセスは、このSCNより小さいすべてのREDOレコードを読取った

LOW_MARK_SCN

NUMBER

LogMinerは、これより小さいSCNをコミットしたすべてのトランザクションをクライアントに送信

CONSUMED_SCN

NUMBER

クライアントは、これより小さいSCNをコミットしたすべてのトランザクションを使用し、解放した。

MAX_MEMORY_SIZE

NUMBER

LogMinerが使用できる共有メモリーの最大量(バイト)

USED_MEMORY_SIZE

NUMBER

LogMinerが実際に使用した共有メモリーの量(バイト)

BUILDER_WORK_SIZE

NUMBER

BUILDERプロセスによって処理中の現在の作業単位におけるREDOの量(バイト)。

PREPARED_WORK_SIZE

NUMBER

LogMinerによって準備されたREDOの量(バイト)

AVAILABLE_WORK_SIZE

NUMBER

準備されているが、まだクライアントによって使用されていないREDOレコードの量(バイト)

AVAILABLE_TXN

NUMBER

使用の準備ができているトランザクション・チャンクの数

AVAILABLE_COMMITTED_TXN

NUMBER

使用の準備ができているコミット済トランザクションの数。この数は、AVAILABLE_TXNよりも小さいか、等しくなる。

DELIVERED_TXN

NUMBER

クライアントが現在所有しているトランザクション・チャンクの数

DELIVERED_COMMITTED_TXN

NUMBER

クライアントが現在処理しているコミット済トランザクション・チャンクの数。この数は、DELIVERED_TXN列の値よりも小さいか、等しくなる。

PINNED_TXN

NUMBER

確保されている(クライアントがアクティブに処理している)トランザクションの数

PINNED_COMMITTED_TXN

NUMBER

確保されている(クライアントがアクティブに処理している)コミット済トランザクションの数

CHECKPOINT_INTERVAL

NUMBER

チェックポイント間隔

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

この列は、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降で使用できます。

関連項目:

V$LOGMNR_CONTENTS