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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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9.139 V$XSTREAM_MESSAGE_TRACKING

V$XSTREAM_MESSAGE_TRACKINGは、XStreamコンポーネントが処理するストリームを介して追跡されるLCRに関する情報を示します。

ストリームでLCRを追跡するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • message_tracking_frequency取得プロセス・パラメータを1または他の比較的低い値に設定します。

  • DBMS_XSTREAM_ADM.SET_MESSAGE_TRACKINGプロシージャを使用して、カレント・セッションにより生成される各LCRの一部となる追跡ラベルを指定します。

    DBMS_XSTREAM_ADM.SET_MESSAGE_TRACKINGプロシージャ内のアクション・パラメータがDBMS_XSTREAM_ADM.ACTION_MEMORYに設定されている場合、メモリー内のLCRに関する情報が追跡され、このビューに移入されます。現在、DBMS_XSTREAM_ADM.ACTION_MEMORYはプロシージャ内のactionsパラメータの唯一の有効な設定です。

    注意:

    このビューでは、Oracle Streams構成に流れ込むメッセージに関する情報は表示されません。このようなメッセージ・ストリームに関する情報を表示するには、V$STREAMS_MESSAGE_TRACKINGビューを問い合せます。

    このビューでは、Oracle GoldenGate構成に流れ込むメッセージに関する情報は表示されません。このようなメッセージ・ストリームに関する情報を表示するには、V$GOLDENGATE_MESSAGE_TRACKINGビューを問い合せます。

データ型 説明

TRACKING_LABEL

VARCHAR2(30)

ユーザー指定の追跡ラベル

TAG

RAW(30)

LCRのタグの最初の30バイト

COMPONENT_NAME

VARCHAR2(30)

LCRを処理したコンポーネントの名前

COMPONENT_TYPE

VARCHAR2(30)

LCRを処理したコンポーネントのタイプ

ACTION

VARCHAR2(50)

LCRに対して実行されたアクション

ACTION_DETAILS

VARCHAR2(100)

アクションの詳細

TIMESTAMP

TIMESTAMP(9)WITH TIME ZONE

アクションが実行された時刻

MESSAGE_CREATION_TIME

DATE

メッセージが作成された時刻

MESSAGE_NUMBER

NUMBER

メッセージのSCN

TRACKING_ID

RAW(16)

LCRのグローバルに一意のOID

SOURCE_DATABASE_NAME

VARCHAR2(128)

ソース・データベース名

OBJECT_OWNER

VARCHAR2(30)

オブジェクトの所有者

OBJECT_NAME

VARCHAR2(30)

オブジェクト名

XID

VARCHAR2(128)

トランザクションID

COMMAND_TYPE

VARCHAR2(30)

LCRのコマンド・タイプ

MESSAGE_POSITION

RAW(64)

メッセージの位置

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

  • V$STREAMS_MESSAGE_TRACKING

  • V$GOLDENGATE_MESSAGE_TRACKING

  • DBMS_XSTREAM_ADMパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。

  • XStreamの概念の詳細は、『Oracle Database XStreamガイド』を参照してください。