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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.54 DB_CACHE_ADVICE

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

DB_CACHE_ADVICE = {ON | READY | OFF}

デフォルト値

STATISTICS_LEVELTYPICALまたはALLに設定されている場合はON

STATISTICS_LEVELBASICに設定されている場合はOFF

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

基本

いいえ

DB_CACHE_ADVICEでは、V$DB_CACHE_ADVICEパフォーマンス・ビューを介して、様々なキャッシュ・サイズでの動作予測用に使用する統計収集が、使用可能または使用禁止にされます。

  • OFF

    アドバイザがオフになり、メモリーは割り当てられません。

  • READY

    アドバイザがオフになり、メモリーは割り当てられます。アドバイザをオンにする前にメモリーを割り当てると、パラメータをONに切り替えるときに、エラーの発生を回避できます。

    ONからこの値に切り替えると、ビューの内容が保存され、アドバイザ用のメモリーが残ります。

    OFFからこの値に切り替えると、エラーが発生する場合があります。

  • ON

    アドバイザがオンになります。CPUおよびメモリーのオーバーヘッドが発生します。OFFからこの値に変更すると、エラーが発生する場合があります。そうしないと、ビュー(V$DB_CACHE_ADVICE)がリセットされ、新しくリフレッシュされたビューに統計が収集されます。

    READYからONに変更すると、メモリーがすでに割り当てられているため、エラーは発生しません。ビューがリセットされ、新しくリフレッシュされたビューに統計が表示されます。

関連項目:

V$DB_CACHE_ADVICE