プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

6.42 DBA_TAB_COLUMNS

DBA_TAB_COLUMNSは、データベース内すべての表、ビューおよびクラスタの列を示します。このビューの列は(SENSITIVE_COLUMN列を除き)、ALL_TAB_COLUMNSの列と同じです。このビューの統計情報を収集するには、DBMS_STATSパッケージを使用します。

このビューでは、システム生成の非表示列およびユーザー生成の非表示列である不可視の列のフィルタ処理が行われます。DBA_TAB_COLSビューでは、非表示列と不可視の列のフィルタ処理が行われません。

関連項目:

不可視の列の詳細は、次の項目および資料を参照してください。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

NOT NULL

表、ビューまたはクラスタの所有者

TABLE_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

表、ビューまたはクラスタの名前

COLUMN_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

列の名前

DATA_TYPE

VARCHAR2(128)

列のデータ型

DATA_TYPE_MOD

VARCHAR2(3)

列のデータ型修飾子

DATA_TYPE_OWNER

VARCHAR2(128)

列のデータ型の所有者

DATA_LENGTH

NUMBER

NOT NULL

列の長さ(バイト)

DATA_PRECISION

NUMBER

NUMBERデータ型の10進精度。FLOATデータ型の場合は2進精度、その他すべてのデータ型についてはNULL。

DATA_SCALE

NUMBER

数値の小数点以下の桁

NULLABLE

VARCHAR2(1)

列にNULLを指定できるかどうかを示す。列にNOT NULL制約がある場合、または列がPRIMARY KEYの一部である場合、値はNとなる。この制約は、ENABLE VALIDATE状態である必要がある。

COLUMN_ID

NUMBER

作成された列の順序番号

DEFAULT_LENGTH

NUMBER

列のデフォルト値の長さ

DATA_DEFAULT

LONG

列のデフォルト値

NUM_DISTINCT

NUMBER

列内で異なる値の数

この列は、Oracle7との下位互換用のために残されている。この情報は、現在は[TAB|PART}_COL_STATISTICSビュー内にある。

LOW_VALUE

RAW(1000)

列内の下限値

この列は、Oracle7との下位互換用のために残されている。この情報は、現在は[TAB|PART}_COL_STATISTICSビュー内にある。

HIGH_VALUE

RAW(1000)

列内の上限値

この列は、Oracle7との下位互換用のために残されている。この情報は、現在は[TAB|PART}_COL_STATISTICSビュー内にある。

DENSITY

NUMBER

COLUMN_NAMEに対してヒストグラムが使用可能な場合、この列にはヒストグラム内の1つ以下のエンドポイントにわたる値の選択性が示される。複数のエンドポイントにわたる値の選択性は示されない。

COLUMN_NAMEに対してヒストグラムが使用可能ではない場合、この列の値は1/NUM_DISTINCT である。

この列は、Oracle7との下位互換用のために残されている。この情報は、現在は[TAB|PART}_COL_STATISTICSビュー内にある。

NUM_NULLS

NUMBER

列内のNULLの数

NUM_BUCKETS

NUMBER

列のヒストグラム内のバケット数

注意: ヒストグラム内のバケット数は、SQL文ANALYZESIZEパラメータに指定されます。ただし、サンプル内の行数より多いバケットを持つヒストグラムは作成されません。また、サンプルに繰返しが非常に多い値が含まれる場合、指定された数のバケットは作成されますが、この列で指定した値は、内部圧縮アルゴリズムのために小さくなる場合があります。

LAST_ANALYZED

DATE

この列が分析された最新の日付

SAMPLE_SIZE

NUMBER

この列の分析で使用されたサンプル・サイズ

CHARACTER_SET_NAME

VARCHAR2(44)

キャラクタ・セットの名前

  • CHAR_CS

  • NCHAR_CS

CHAR_COL_DECL_LENGTH

NUMBER

キャラクタ・タイプ列の宣言の長さ

GLOBAL_STATS

VARCHAR2(3)

統計情報が収集されるか、増分保持される場合、GLOBAL_STATSYESになり、それ以外の場合はNO

USER_STATS

VARCHAR2(3)

統計情報が、ユーザーによって直接入力されたか(YES)されていないか(NO)

AVG_COL_LEN

NUMBER

列の平均の長さ(バイト)

CHAR_LENGTH

NUMBER

列の長さが文字単位で表示されます。この値は、次のデータ型に対してのみ適用されます。

  • CHAR

  • VARCHAR2

  • NCHAR

  • NVARCHAR2

CHAR_USED

VARCHAR2(1)

列がBYTEの長さセマンティクス(B)を使用するか、CHARの長さセマンティクス(C)を使用するか、またはデータ型が次のいずれでもない(NULL)ことを示す。

  • CHAR

  • VARCHAR2

  • NCHAR

  • NVARCHAR2

V80_FMT_IMAGE

VARCHAR2(3)

列データがリリース8.0のイメージ形式であるかどうか(YES | NO)

DATA_UPGRADED

VARCHAR2(3)

列データが最新のタイプ・バージョン形式にアップグレードされたかどうか(YES | NO)

HISTOGRAM

VARCHAR2(15)

ヒストグラムの有無およびタイプ:

  • NONE

  • FREQUENCY

  • HEIGHT BALANCED

DEFAULT_ON_NULL

VARCHAR2(3)

列のセマンティクスがDEFAULT ON NULLかどうか(YES | NO)。

IDENTITY_COLUMN

VARCHAR2(3)

これがID列かどうか(YES | NO)。

SENSITIVE_COLUMN

VARCHAR2(3)

機密列かどうか(YES | NO)

EVALUATION_EDITION

VARCHAR2(128)

式列で参照されるエディション化オブジェクトが解決されるエディションの名前

UNUSABLE_BEFORE

VARCHAR2(128)

索引を問合せプランの一部として使用可能な最も古いエディション名

UNUSABLE_BEGINNING

VARCHAR2(128)

索引をこのエディションまたはその子孫のいずれかで問合せプランの一部として使用できないエディション名

関連項目:

DBMS_STATSパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。