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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.150 V$DEAD_CLEANUP

V$DEAD_CLEANUPはインスタンス内に存在する、異常終了したプロセスと強制終了したセッション、およびそれらのクリーンアップ状態を示します。

データ型 説明

TYPE

VARCHAR2(64)

行にDEAD PROCESSまたはKILLED SESSIONが含まれているかどうか

PADDR

RAW(8)

プロセス・ポインタ。V$PROCESSと結合可能。

  • 移動されなかった強制終了したセッションの場合は、セッションの現在の所有者。

  • 移動されたが確認されなかった強制終了したセッションの場合は、強制終了時点のセッションの所有者(まだ確認を提供する必要がある)

  • 移動され、確認された強制終了したセッションの場合、NULLになる。

  • 同一プロセスに複数の強制終了したセッションがある場合、このプロセスに対して複数の行が存在することがある。

SADDR

RAW(8)

セッション・ポインタ。V$SESSIONと結合可能。異常終了したプロセスに複数のユーザー・セッションがある場合は、現在のユーザー・セッション。強制終了した他のプロセスを所有している場合は、この異常終了したプロセスについて複数の行が存在することになる。

STATE

VARCHAR2(64)

次のクリーンアップ状態がある。

  • UNSAFE TO ATTEMPT - まだ移動されていないため、クリーンアップをまだ実行できない状態にある、強制終了したセッションに対して発生する。

  • CLEANUP PENDING - クリーンアップ可能だが、PMONがまだクリーンアップを試行していない状態にある、異常終了したプロセス/強制終了したセッションに対して発生する。

  • RESOURCES FREED - すべての子は解放されたが、異常終了したプロセス/強制終了したセッション自体がまだ解放されていない状態にある、異常終了したプロセス/強制終了したセッションに対して発生する。

  • RESOURCES FREED - PENDING ACK - すべての子は解放されたが、強制終了したセッション自体はその所有者が確認をするまで解放されることができない状態にある、強制終了したセッションに対して発生します。

  • PARTIAL CLEANUP - 一部の子がクリーンアップされた場合に発生する。

DEAD_TIME

NUMBER

プロセスが異常終了とマークされたか、またはセッションが強制終了とマークされてからの時間(秒単位)

CLEANUP_ATTEMPTS

NUMBER

PMONがクリーンアップを試行した回数

LAST_ATTEMPT

NUMBER

最後のクリーンアップ試行が発生してからの時間(秒数)

CLEANUP_TIME

NUMBER

PMONがプロセス/セッションのクリーンアップに費やした時間の合計(秒単位)

NUM_BLOCKED

NUMBER

このセッションのクリーンアップ時にブロックされたセッション数

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID