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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.117 V$CON_SYS_TIME_MODEL

V$CON_SYS_TIME_MODELは、問合せ元のコンテナの様々な操作について、システム全体の累積回数を示します。レポートされる時間は、経過時間またはCPU時間(マイクロ秒)の合計です。定期操作では、時間データの最大5秒分がバッファされます。具体的には、定期操作(SQLの実行など)の実行に長時間かかる場合、このビューで公開されるデータは、操作に対して蓄積された時間のうち最大5秒分が欠落した値となることを意味します。

時間値は8バイトの整数で示されるため、折返しまでに約580,000年に相当する時間を格納できます。バックグラウンド・プロセス時間は、特別に統計対象に指定しないかぎり、統計値には含まれません。

データ型 説明

STAT_ID

NUMBER

時間統計の統計識別子

STAT_NAME

VARCHAR2(64)

統計名(表9-1を参照)

VALUE

NUMBER

システムがこの操作に要した時間(マイクロ秒)

CON_ID

NUMBER

CDB以外から問合せが行われた場合は、そのインスタンスでの操作に対して蓄積された時間が返され、CON_ID値が0になります。

CDBのルートから問合せが行われた場合は、各コンテナでの操作に対して蓄積された時間が返され、CON_ID値はその時間に対応するコンテナを示します。

PDBから問合せが行われた場合は、そのPDBでの操作に対して蓄積された時間が返され、CON_ID値がそのPDBのコンテナIDになります。