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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.115 V$PQ_TQSTAT

V$PQ_TQSTATは、パラレル実行操作の統計情報を示します。この統計情報は、問合せが完了した後でコンパイルされ、そのセッションの間のみ有効になります。実行ツリーの各段階ごとに、各パラレル実行サーバーで処理される行数が表示されます。このビューは、問合せの実行で発生する偏りの問題の判別に有効です。(PDMLの場合、V$PQ_TQSTATから情報を得られるのは、コミットまたはロールバックの操作後のみです。)

データ型 説明

DFO_NUMBER

NUMBER

問合せを区別するためのデータ・フロー演算子(DFO)のツリー番号

TQ_ID

NUMBER

問合せ内のテーブル・キューID。これは、問合せ実行ツリー内の2つのDFOノード間の接続を表す。

SERVER_TYPE

VARCHAR2(10)

テーブル・キューのロール - プロデューサ用/コンシューマ用/管理者用

NUM_ROWS

NUMBER

作成されコンシュームされた行数

BYTES

NUMBER

作成されコンシュームされたバイト数

OPEN_TIME

NUMBER

テーブル・キューがオープンしている時間(秒)

AVG_LATENCY

NUMBER

メッセージがキューに入ってから出るまでに必要な時間(分)

WAITS

NUMBER

メッセージがキューから出る間に発生した待機の数

TIMEOUTS

NUMBER

メッセージ待機中のタイムアウトの数

PROCESS

VARCHAR2(6)

プロセスID

INSTANCE

NUMBER

インスタンスID

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID