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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.91 V$OBSOLETE_BACKUP_FILES

V$OBSOLETE_BACKUP_FILESは、現在の保存方針に従って不要になったバックアップ、コピーおよびアーカイブ・ログをすべて示します。このビューを表示するには、DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャを使用してデータベースを設定する必要があります。

データ型 説明

PKEY

NUMBER

バックアップ用の主キー

BACKUP_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップのタイプ:

  • BACKUP SET

  • COPY

  • PROXY COPY

FILE_TYPE

VARCHAR2(32)

ファイルのタイプ:

  • DATAFILE

  • CONTROLFILE

  • SPFILE

  • REDO LOG

  • PIECE

KEEP

VARCHAR2(3)

バックアップがCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なる保存方針を持っているかどうか(YES | NO)

KEEP_UNTIL

DATE

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句が指定されている場合、この列はバックアップの保存期限を示す。この列がNULLで、KEEP_OPTIONSがNULLでない場合、バックアップは不要にならない。

KEEP_OPTIONS

VARCHAR2(13)

バックアップ用のKEEPオプション:

  • LOGS - RMANによってバックアップのリカバリに必要なログが保持される。

  • NOLOGS - RMANによってバックアップのリカバリに必要なログが保持されない。

この列がNULLの場合、バックアップはKEEPオプションを持たず、保存方針に基づいて廃止される。

STATUS

VARCHAR2(16)

バックアップの状態:

  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER

FNAME

VARCHAR2(1024)

ファイル名

TAG

VARCHAR2(32)

ピース、コピーまたはプロキシ・コピーのタグ

MEDIA

VARCHAR2(80)

ピースまたはプロキシ・コピーのメディアID

RECID

NUMBER

制御ファイル内のレコードのレコードID

STAMP

NUMBER

制御ファイル内のレコードのスタンプ

DEVICE_TYPE

VARCHAR2(255)

バックアップを格納するメディア・デバイスのタイプ

BLOCK_SIZE

NUMBER

バックアップのブロック・サイズ(バイト)

COMPLETION_TIME

DATE

バックアップの完了時刻

BS_KEY

NUMBER

バックアップ・セットの主キー(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_COUNT

NUMBER

制御ファイル・レコードのバックアップ・セット数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_STAMP

NUMBER

制御ファイル・レコードのバックアップ・セットのスタンプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップ・セットのタイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):

  • DATAFILE

  • ARCHIVED LOG

BS_INCR_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップ・セットの増分レベル(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_PIECES

NUMBER

バックアップ・セット内のバックアップ・ピース数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_COMPLETION_TIME

DATE

バックアップ・セットの完了時刻(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BP_PIECE#

NUMBER

バックアップ・ピースの番号(FILE_TYPEPIECEBACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BP_COPY#

NUMBER

バックアップ・ピースのコピー番号(FILE_TYPEPIECEBACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

DF_FILE#

NUMBER

データ・ファイルの絶対ファイル番号(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)

DF_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

制御ファイルまたはデータ・ファイルが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)

DF_CREATION_CHANGE#

NUMBER

制御ファイルまたはデータ・ファイルの作成SCN(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)

DF_CHECKPOINT_CHANGE#

NUMBER

最新の制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイントのシステム変更番号(SCN)(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)

DF_CKP_MOD_TIME

DATE

SPFILEの場合は変更時刻。それ以外の場合は制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイント実行時刻(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)

RL_THREAD#

NUMBER

REDOスレッドの番号(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

RL_SEQUENCE#

NUMBER

ログ順序番号(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

RL_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

レコードが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

RL_FIRST_CHANGE#

NUMBER

REDOログの最初のSCN(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

RL_FIRST_TIME

DATE

OracleがREDOログに切り替えられた時刻(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

RL_NEXT_CHANGE#

NUMBER

スレッド内の次のREDOログの最初のSCN(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

RL_NEXT_TIME

DATE

スレッド内の次のREDOログの最初のタイムスタンプ(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)

関連項目:

DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。