プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
オペレーティング・システム依存 |
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
最小値: 2148 最大値: 65536。ただし、一部のオペレーティング・システムではこれよりも小さい値になる場合がある。 |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZE
には、パラレル実行(以前は、パラレル問合せ、PDML、パラレル・リカバリまたはレプリケーションと呼ばれていた操作)に使用されるメッセージのサイズを指定します。
大部分のプラットフォームでのデフォルト値は次のとおりです。
16384
バイト(COMPATIBLE
に11.2.0
以上が設定されている場合)
4096
バイト(COMPATIBLE
の値が11.2.0
未満で、PARALLEL_AUTOMATIC_TUNING
にtrue
が設定されている場合)
2148
バイト(COMPATIBLE
の値が11.2.0
未満で、PARALLEL_AUTOMATIC_TUNING
にfalse
が設定されている場合)
ほとんどのアプリケーションでは、デフォルト値で十分です。値が大きいほど、共有プールの必要量も大きくなります。値が大きいほど、パフォーマンスを向上させるために多くのメモリーが必要になります。したがって、レプリケーションでは、サイズを増やしても有益ではありません。
注意:
PARALLEL_AUTOMATIC_TUNING
をTRUE
に設定すると、メッセージ・バッファはラージ・プールの外に割り当てられます。この場合、デフォルトは高くなります。PARALLEL_AUTOMATIC_TUNING
パラメータは非推奨になりました。
関連項目:
このパラメータがパラレル実行を含むパラレル操作でのメモリー消費に与える影響の詳細は、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』を参照してください。