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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.200 PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZE

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

オペレーティング・システム依存

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

最小値: 2148

最大値: 65536。ただし、一部のオペレーティング・システムではこれよりも小さい値になる場合がある。

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。

PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZEには、パラレル実行(以前は、パラレル問合せ、PDML、パラレル・リカバリまたはレプリケーションと呼ばれていた操作)に使用されるメッセージのサイズを指定します。

大部分のプラットフォームでのデフォルト値は次のとおりです。

  • 16384バイト(COMPATIBLE11.2.0以上が設定されている場合)

  • 4096バイト(COMPATIBLEの値が11.2.0未満で、PARALLEL_AUTOMATIC_TUNINGtrueが設定されている場合)

  • 2148バイト(COMPATIBLEの値が11.2.0未満で、PARALLEL_AUTOMATIC_TUNINGfalseが設定されている場合)

ほとんどのアプリケーションでは、デフォルト値で十分です。値が大きいほど、共有プールの必要量も大きくなります。値が大きいほど、パフォーマンスを向上させるために多くのメモリーが必要になります。したがって、レプリケーションでは、サイズを増やしても有益ではありません。

注意:

PARALLEL_AUTOMATIC_TUNINGTRUEに設定すると、メッセージ・バッファはラージ・プールの外に割り当てられます。この場合、デフォルトは高くなります。PARALLEL_AUTOMATIC_TUNINGパラメータは非推奨になりました。

関連項目:

このパラメータがパラレル実行を含むパラレル操作でのメモリー消費に与える影響の詳細は、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』を参照してください。