プロパティ | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
説明:
必要な数のプライマリとスタンバイの置換文字列のペアを使用できます。一重または二重引用符が使用可能。 設定例:
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デフォルト値 |
デフォルト値はありません。 |
変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
基本 |
いいえ |
DB_FILE_NAME_CONVERT
は、リカバリ用の複製データベースの作成に役立ちます。これは、プライマリ・データベース上の新しいデータファイルのファイル名をスタンバイ・データベース上のファイル名に変換します。データファイルをプライマリ・データベースに追加した場合は、それに対応するファイルをスタンバイ・データベースに追加する必要があります。スタンバイ・データベースが更新されたとき、このパラメータによりプライマリ・データベース上のデータファイル名がスタンバイ・データベース上のデータファイルに変換されます。スタンバイ・データベース上にはこのファイルが書込み可能な状態で存在している必要があります。存在しない場合は、エラーが発生してリカバリ・プロセスが停止します。
奇数の文字列を指定した(最終文字列に対応する置換文字列が存在しない)場合、起動中にエラーが通知されます。変換中のファイル名が、パターン/置換文字列リストの2つ以上のパターンに一致した場合、最初の一致パターンが有効になります。このパラメータで指定できる組合せの数に、複数値パラメータの最大長に関する厳密な制限以外の制限はありません。
このパラメータの値に2つの文字列を設定します。最初の文字列は、プライマリ・データベース上のデータ・ファイル名にあるパターンです。2番目の文字列は、スタンバイ・データベース上のデータ・ファイル名にあるパターンです。
DB_FILE_NAME_CONVERT
を使用すると、表領域のPoint-in-Timeリカバリ時にクローン・データベースを設定する場合に、クローン制御ファイル内のデータ・ファイルの名前を変更できます。
関連項目:
データベースのバックアップとリカバリの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle Data Guardの詳細は、Oracle Data Guard概要および管理を参照