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Oracle® Database SQLチューニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71277-09
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用語集

承認済の計画

SQL計画管理のコンテキストにおいて、SQL文のSQL計画ベースラインに存在する計画であり、オプティマイザで使用できます。承認済の計画には、ヒント・セット、計画のハッシュ値、計画に関連するその他の情報が含まれます。

アクセス・パス

データベースからデータを取得する方法。たとえば、索引を利用した問合せと全表スキャンを利用した問合せでは、使用されるアクセス・パスが異なります。

適応カーソル共有

バインド変数を含む1つの文で複数の実行計画を使用可能にする機能。カーソル共有には「適応」機能があります。つまり、データベースが各実行または各バインド変数値に常に同じ計画を使用することがないように、カーソルがその動作を適応させます。

適応オプティマイザ

実行時の統計に基づいて計画を適応させることを可能にするオプティマイザの機能。

適応問合せ計画

ランタイム条件でオプティマイザ統計が不正確であると示されたため、最適化後に変更される実行計画。適応問合せ計画には様々な組込み計画のオプションがあります。最初の実行時、特定のサブプランがアクティブになる前に、オプティマイザは、どのオプションを使用するかについて最終的な決定を行います。オプティマイザの選択は、この時点までの実行中に行われた監視に基づいています。したがって、適応問合せ計画によって、文の最終計画デフォルトの計画から変更できるようになります。

適応問合せ最適化

適応オプティマイザが、実行計画に対する実行時の調整を行い、より優れた統計を導くための追加情報を検出できるようにするための一連の機能。適応最適化は、最適な計画を生成するために既存の統計が十分でない場合に役に立ちます。

ADDM

自動データベース診断モニター(ADDM)を参照してください。

アンチ結合

右側の副問合せに一致しない行を戻す結合。たとえば、アンチ結合は従業員のいない部門をリストできます。アンチ結合は、NOT EXISTSまたはNOT INの構成を使用します。

自動データベース診断モニター(ADDM)

ADDMはOracle Databaseに組み込まれている自己診断エンジンです。ADDMで自動ワークロード・リポジトリ(AWR)に取得されたデータが調査および分析され、発生する可能性のあるデータベース・パフォーマンスの問題を判別します。

自動オプティマイザ統計収集

統計がないか失効しているすべてのスキーマ・オブジェクトのオプティマイザ統計を収集するDBMS_STATSパッケージの自動実行。

初期計画の自動取得

データベースで実行される繰返し可能なSQL文のSQL計画ベースラインを自動的に作成するメカニズム。OPTIMIZER_CAPTURE_SQL_PLAN_BASELINES初期化パラメータをtrueに設定することで(デフォルトはfalse)、初期計画の自動取得を有効にします。

繰返し可能なSQL文を参照してください。

自動再最適化

SQL文のその後の実行時に計画を自動的に変更するオプティマイザの機能。自動再最適化は、最適ではない分散メソッドから並列度の不正確な選択まで、オプティマイザの見積りが不正確であるために選択されたすべての最適でない計画を修正できます。

自動SQLチューニング

自動SQLチューニング・アドバイザで実行される動作であり、システム・メンテナンス・ウィンドウで自動化タスクとして実行されます。

自動SQLチューニング・アドバイザ

自動化メンテナンス・タスクとして実行するSQLチューニング・アドバイザ。自動SQLチューニングは自動化メンテナンス・タスクとしてシステムのメンテナンス時に実行され、高負荷SQL文の実行計画を改善する方法を検索します。

SQLチューニング・アドバイザを参照してください。

自動チューニング・オプティマイザ

SQLチューニング・アドバイザで起動されるオプティマイザ。SQLチューニング・モードにおいて、オプティマイザは、追加の分析を実行して、標準モードで生成された計画をさらに改善できるかどうかをチェックします。オプティマイザの出力は、実行計画ではなく、さらに優れた計画を生成するための一連のアクションと、その理論的根拠および予測されるメリットを示します。

自動ワークロード・リポジトリ(AWR)

問題の検出および自己チューニングを目的として、Oracle Databaseのコンポーネントに、統計の収集、保持および使用のためのサービスを提供するインフラストラクチャ。

AWR

自動ワークロード・リポジトリ(AWR)を参照してください。

AWRスナップショット

パフォーマンスの比較に使用される特定の期間についてのデータのセット。スナップショットで取得したデルタ値は、時間ごとの各統計に対する変更を示します。収集した統計はメモリーから問い合せます。収集したデータは、レポートおよびビューで表示できます。

ベースライン

AWRのコンテキストにおいて、最適なレベルで動作するデータベースを示すAWRのスナップショット間の間隔。

バインド対応カーソル

バインド値ごとに異なる計画を使用するのに適したバインド依存カーソル。カーソルをバインド対応にした後で、オプティマイザは、バインド値とそのカーディナリティの見積りを基に、今後の実行のための計画を選択します。

バインド依存カーソル

最適な計画がバインド変数の値に依存するカーソルです。データベースは、別の計画が有効であるかどうかを判断するために、別のバインド値を使用するバインド依存カーソルの動作を監視します。

バインド変数

SQL文の中のプレースホルダで、SQL文を正常に実行するために、有効な値または値のアドレスと置換される必要があります。バインド変数を使用すると、実行時に入力データまたはパラメータを受け取るSQL文を作成できます。次の問合せでは、バインド変数としてv_empidを使用します。

SELECT * FROM employees WHERE employee_id = :v_empid;

バインド変数の照合

ハード解析の間にバインド変数の値を参照するオプティマイザの機能。バインド値を照合することにより、まるでリテラルが使用されたかのようにWHERE句条件の選択性を判断することができ、これによって計画が改善されます。

ビットマップ結合索引

2つ以上の表を結合するためのビットマップ索引。

ビットマップ・ピース

ビットマップ索引エントリのサブコンポーネントです。索引付けられた列の値には1つ以上のビットマップ・ピースが含まれる場合があります。データベースはビットマップ・ピースを使用して、ブロックのサイズに比べて大きい索引エントリを分割します。

Bツリー索引

ツリーを上下反転させたような形状の索引。Bツリー索引には、検索用のブランチ・ブロックと、値を格納するリーフ・ブロックの2種類のブロックがあります。リーフ・ブロックには、すべての索引付きデータ値と、実際の行を検索するための対応するROWIDが含まれています。Bはbalanced(バランスが取れた)の略で、これは、すべてのリーフ・ブロックが自動的に同じ深さになるためです。

一括ロード

CREATE TABLE AS SELECTまたはINSERT INTO ... SELECTの操作。

ブッシュ型結合ツリー

内部ノードの右または左の子を結合ノードにできる結合ツリー。ブッシュ型結合ツリーのノードは、両方の子孫が再帰構造を持つことがあります。

カーディナリティ

実行計画で操作によって戻される予想行数または実際の行数。行の総数に対して列の個別値の数が少ない場合は、データのカーディナリティは低くなります。

デカルト結合

1つ以上の表が文中に他の表への結合条件を持たない結合。オプティマイザは、データ・ソースにあるすべての行を、2つのセットのデカルト積を作成しながら、別のデータ・ソースにあるすべての行と結合します。

子カーソル

親カーソルにテキストが格納されている文の計画、コンパイル環境およびその他の情報が含まれるカーソル。親カーソルの番号は0、最初の子の番号は1、のようになります。子カーソルは親カーソルと同じSQLテキストを参照しますが、異なります。たとえば、テキストSELECT * FROM tでの2つの問合せは、tという名前の2つの異なる表を参照する場合に、別のカーソルを使用します。

クラスタ・スキャン

表クラスタへのアクセス・パス。索引クラスタでは、最初に、クラスタ索引をスキャンして、選択された行の1つのROWIDを取得します。次に、このROWIDに基づいて行の位置を特定します。

列グループ

1つの単位として扱われる一連の列。

列グループの統計

1単位として扱われる列グループに収集された拡張統計。

列統計

最適な実行計画を判断するためにオプティマイザが使用する列に関する統計。列統計には、列の個別値の数、下限値、上限値およびNULLの数が含まれます。

複合ビューのマージ

GROUP BYおよびDISTINCTキーワードを含むビューのマージ。

複合データベース操作

データベース操作において、各セクションが独自の開始点および終了点を定義する、データベース・セッションの2つの時点間でのアクティビティです。1つのセッションは、一度に1つの複合データベース操作にのみ関与できます。

同時実行性

多数のユーザーによる同一のデータへの同時アクセス。マルチユーザー・データベース管理システムには、データが正しく更新または変更され、データ整合性が維持されるように、適切な同時実行性制御が必要です。

同時統計収集モード

スキーマ内の複数の表、表内の複数のパーティションまたはサブパーティションに対して、複数の表のオプティマイザ統計をデータベースで同時に収集可能なモード。データベースで複数のCPUをすべて使用可能にすることで、同時性により、統計の収集に必要な全体の時間を減らすことができます。

条件

1つ以上の式と論理演算子の組合せで指定し、TRUEFALSEまたはUNKNOWNのいずれかの値を戻します。

コスト

実行計画のリソース使用の見積りを示す数字による内部尺度。コストが低いほど計画はより効率的です。

コストベース・オプティマイザ(CBO)

オプティマイザのレガシー名。以前のリリースでは、コストベース・オプティマイザがルールベース・オプティマイザ(RBO)の代替でした。

コスト・モデル

問合せで使用が予測されるI/O、CPUおよびネットワーク・リソースのコストから構成される内部のオプティマイザ・モデル。

累積統計

ブロック読取り数などのカウント。Oracle Databaseはシステム、セッションおよび個別のSQL文の累積統計のタイプを生成します。

カーソル

PGAのプライベートSQL領域のハンドルまたは名前。カーソルはプライベートSQL領域と密接に関連しているため、これらの用語は同じ意味で使用されることがあります。

カーソル・キャッシュ

共有SQL領域を参照してください。

カーソルのマージ

共有SQL領域を節約するためのカーソルの結合。オプティマイザがバインド対応カーソルの計画を作成し、この計画が既存のカーソルと同じである場合、オプティマイザはカーソルのマージを実行できます。

データ・フロー演算子(DFO)

パラレル問合せのデータ再分散ステージ間の作業単位。

データの偏り

列内の値の重複数の多数のバリエーション。

データベース操作

エンド・ユーザーまたはアプリケーション・コードによって定義されるデータベース・タスクのセット。たとえば、バッチ・ジョブまたはETL処理などです。

デフォルトの計画

適応計画において、データ・ディクショナリの統計を使用してオプティマイザが最初に選択する実行計画。デフォルトの計画は、最終計画とは異なる場合があります。

無効化された計画

データベース管理者が手動で、オプティマイザの使用対象外とマークした計画。

並列度(DOP)

単一の処理に関連付けられているパラレル実行サーバーの数。パラレル実行は複数のCPUを効率よく使用するためのものです。Oracle Databaseのパラレル実行フレームワークでは、特定の並列度をユーザーが明示的に選択することも、Oracle Databaseによって自動的に並列度を制御することもできます。

稠密キー

ネイティブ整数として格納され、値の範囲を持つ数値キー。

稠密グループ化キー

グループ化列が特定のファクト表またはディメンションから取得されるすべてのグループ化キーを表すキー。

稠密結合キー

結合列が特定のファクト表またはディメンションから取得されるすべての結合キーを表すキー。

密度

列の選択性を測定する01の間の小数。1に近い値は、この列の非選択性が高いことを示すのに対して、0に近い値は、この列の選択性が高いことを示します。

ダイレクト・パス読取り

PGAへのシングルまたはマルチブロックでの読込み(SGAを回避)。

駆動表

その他の表が結合された表。プログラミングに例えると、別のFOR LOOPを含むFOR LOOPです。外側のFOR LOOPは、駆動表と類似していて、外部表とも呼ばれます。

動的パフォーマンス・ビュー

動的パフォーマンス表で作成されたビュー。現在のデータベース・アクティビティを記録する仮想表です。動的パフォーマンス・ビューは、データベース管理者が変更または削除できないため、固定ビューと呼ばれます。文字列V$ (Oracle RACのGV$)で始まるため、V$ビューとも呼ばれます。

動的統計

述語の選択性を見積もるために、データベースが再帰的SQL文を実行して表ブロックの小さいランダム・サンプルをスキャンする最適化手法。

動的統計レベル

データベースで動的統計を収集するタイミングと、統計の収集にオプティマイザが使用するサンプル・サイズの両方を制御するレベル。動的統計レベルを設定するには、OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLING初期化パラメータまたは文ヒントのいずれかを使用します。

有効化された計画

SQL計画管理において、オプティマイザの使用対象である計画。

エンドポイント数

ヒストグラム内のバケットを一意に識別する番号。頻度ヒストグラムおよびハイブリッド・ヒストグラムでは、エンドポイント数はエンドポイントの頻度の累積です。高さ調整済ヒストグラムでは、エンドポイント数はバケット数です。

エンドポイント繰返しカウント

ハイブリッド・ヒストグラムでは、ヒストグラム内の各エンドポイント(バケット)について、エンドポイント値が繰り返された回数。繰返しカウントを使用することで、オプティマイザは、ほぼポピュラーな値についての正確な見積りを得ることができます。

エンドポイント値

エンドポイント値は、ヒストグラム内の値の範囲で最も高い値。

等価結合

結合条件に等価演算子が含まれている結合。

エスティメータ

指定された実行計画の全体コストを判断する、オプティマイザのコンポーネント。

実行計画

SQL文を実行するためにデータベースによって使用されるステップの組合せ。各処理では、データベースからデータ行を物理的に検索するか、文を発行したセッションのためにデータ行を準備します。ヒントを使用すると実行計画を上書きできます。

実行ツリー

実行計画の各手順間の行ソースのフローを示すツリー・ダイアグラム。

結果が値となる、1つ以上の値、演算子およびSQL関数の組合せ。たとえば、2*2という式の結果は4になります。一般に、ではその構成要素のデータ型が想定されます。

式の統計

WHERE句に式を使用する述語がある場合にオプティマイザの見積りを改善する拡張統計の一種。

拡張統計

複数の述語が存在する場合または述語にが含まれる場合に、カーディナリティの見積りを改善するオプティマイザ統計のタイプ。

拡張可能オプティマイザ

ユーザー定義関数およびユーザー定義索引の作成者が、実行計画選択時にオプティマイザで使用する統計収集、選択性およびコスト・ファンクションを作成できるオプティマイザ機能。オプティマイザのコスト・モデルは、CPUおよびI/Oのコストにアクセスするユーザーから提供される情報を統合するように拡張されています。

拡張機能

列グループまたは式。列グループおよび式に対して収集された統計は、拡張統計と呼ばれます。

外部表

メタデータがデータベースに格納されている一方、データがデータベース外部のファイルに格納されている読取り専用の表。データベースは外部表を記述したメタデータを使用して、外部表をリレーショナル表とみなし、外部表のデータを公開します。

フィルタ条件

SQL文で参照する1つのオブジェクトから行を削除するWHERE句コンポーネント。

最終計画

適応計画において、最後に実行される計画。デフォルトの計画は最終計画とは異なる場合があります。

固定オブジェクト

動的パフォーマンス表またはその索引。固定オブジェクトSYSによって所有されています。固定オブジェクト表は名前がX$で始まる、V$ビューの実表です。

固定計画

優先としてマークされた承認済の計画。これにより、オプティマイザはSQL計画ベースラインの固定計画のみを検討します。固定計画を使用して、オプティマイザの計画選択プロセスを決定できます。

頻度ヒストグラム

列の各個別値が1つのバケットに対応するヒストグラムのタイプ。コインの分類に例えて考えてみましょう。バケット1にはすべての1セント硬貨を入れ、バケット2にはすべての5セント硬貨を入れるなどのように分類します。

完全外部結合

左と右の外部結合の組合せ。内部結合に加えて、内部結合の結果で戻されなかった両方の表からの行がNULLを使用して維持されます。つまり、完全外部結合を使用すると、表をまとめて結合できますが、結合される表内に対応する行を持たない行も示すことができます。

全表スキャン

データベースによって表のすべての行が順に読み取られ、選択基準を満たさない行が除外される表データのスキャン。最高水位標を下回るすべてのデータ・ブロックがスキャンされます。

グローバル一時表

特定の期間、セッション固有の中間データを格納する特殊な一時表。

ハード解析

新しい実行可能なバージョンのアプリケーション・コードを構築するためにデータベースによって実行されるステップ。実行を依頼された文の解析済の表現が共有SQL領域内に存在しない場合、データベースはソフト解析ではなくハード解析を行います。

ハッシュ・クラスタ

索引キーがハッシュ関数に置き換わることを除いて、索引付きクラスタと似ている表クラスタの一種。別個のクラスタ索引は存在しません。ハッシュ・クラスタでは、データが索引になります。

ハッシュ衝突

複数の入力値を同じ出力値にハッシュすること。

ハッシュ関数

任意の長さの入力値に対して作用し、固定長のハッシュ値を戻す関数。

ハッシュ結合

大規模なデータ・セットを結合する方法。データベースは、2つのデータ・セットの小さい方を使用して、メモリーに結合キーについてのハッシュ表を作成します。次に、大きい方のデータ・セットをスキャンし、ハッシュ表を調べて結合された行を見つけます。

ハッシュ・スキャン

表クラスタへのアクセス・パス。ハッシュ・スキャンでは、ハッシュ値に基づいてハッシュ・クラスタ内の行の位置を特定します。ハッシュ・クラスタ内においては、同一のハッシュ値を持つすべての行が同じデータ・ブロックに格納されています。ハッシュ・スキャンを実行するには、最初に、文で指定されたクラスタ・キー値にハッシュ関数を適用することによって、ハッシュ値を取得し、次に、そのハッシュ値を持つ行が含まれているデータ・ブロックをスキャンします。

ハッシュ表

ハッシュ結合で結合キーを行と関連付けるインメモリー・データ構造。たとえば、employees表とdepartments表の結合では、部門IDが結合キーになる場合があります。ハッシュ関数は結合キーを使用してハッシュ値を生成します。このハッシュ値は、ハッシュ表である配列内の索引です。

ハッシュ値

ハッシュ・クラスタで、バケットを識別する一意の数値ID。Oracle Databaseでは、無数にあるハッシュ・キー値を入力として受け付け、限定された数のバケットに選別するハッシュ関数が使用されます。各ハッシュ値は、ハッシュ・キー値(部門10、20、30など)に対応する行の格納ブロックのデータベース・ブロック・アドレスにマップされます。

ハッシング

入力値の無限集合をハッシュ値と呼ばれる出力値の有限集合に対応付ける数学的技法。ハッシングはハッシュ表内のデータの迅速な検索に役立ちます。

ヒープ構成表

データ行が特定の順序によらずディスク上に格納される表。デフォルトでは、CREATE TABLEでヒープ構成表が作成されます。

高さ調整済ヒストグラム

列値がバケットに分割され、各バケットにほぼ同数の行が存在するヒストグラム。

ヒント

SQL文の中のコメントを介してオプティマイザに渡される命令。オプティマイザはヒントを使用して文の実行計画を選択します。

ヒストグラム

表の列でのデータ配分に関する詳細情報を提供する特殊な種類の列統計。

ハイブリッド・ハッシュ配分技法

実行時まで、最終的なデータ配分方法を決定しない、適応パラレル・データ配分。

ハイブリッド・ヒストグラム

サンプル内の各エンドポイントの正確な頻度を格納し、値が複数のバケットに格納されることはない、拡張された高さベースのヒストグラム。

暗黙的問合せ

副問合せなしでデータを取得するDML文の構成要素。明示的にSELECT文が含まれていないUPDATEDELETEまたはMERGE文では、変更対象の行が暗黙的問合せを使用して取得されます。

インメモリー・スキャン

インメモリー列ストアから行を取得する表スキャン。

増分統計のメンテナンス

パーティション・レベルの統計を集計することによりパーティション表のグローバル統計を生成するデータベースの機能。

索引

クラスタ化されていない表、表パーティションまたは表クラスタに関連付けられた、オプションのスキーマ・オブジェクト。索引によってデータ・アクセスが高速化される場合があります。

索引クラスタ

索引を使用してデータを検索する表クラスタ。クラスタ索引とは、クラスタ・キーのBツリー索引のことです。

索引クラスタ化係数

従業員の名字などの索引値に関連する行順序の尺度。データ・ブロック間の行が分散されるほどクラスタ化係数は小さくなります。

高速全索引スキャン

ディスク上に存在しているままのソートされていない索引ブロックのスキャン。このスキャンでは、表のかわりに索引が読み取られます。

全索引スキャン

全索引のキー順のスキャン。

索引構成表

プライマリBツリー索引から記憶域の編成が改変された表。ヒープ構成表とは異なり、データは主キーの順に格納されます。

索引レンジ・スキャン

索引レンジ・スキャンは、索引の順序付きスキャンであり、次の特性があります。

  • 索引の1つ以上の先頭列を条件に指定します。

  • 0個、1個、または複数の値を索引キーにできます。

索引レンジ・スキャン降順

データベースが降順で列を返す索引レンジ・スキャン。

索引スキップ・スキャン

索引スキャンは、コンポジット索引の初期列が問合せでスキップされる(指定されない)場合に行われます。たとえば、コンポジット索引キーが(cust_gender,cust_email)である場合、問合せ述語はcust_gender列を参照しません。

索引統計

全表スキャンまたは索引スキャンを実行するかどうかの判断をするためにオプティマイザが使用する索引に関する統計。索引統計には、Bツリー・レベル、リーフ・ブロック数、索引クラスタ化係数、個別キーおよび索引内の行数が含まれます。

索引の一意スキャン

0か1のどちらかのROWIDを返す索引のスキャン。

索引タイプ

ドメインの(アプリケーション固有の)索引を管理するルーチンを指定するオブジェクト。

内部結合

結合条件を満たす行のみを戻す2つ以上の表の結合。

内部表

ネステッド・ループ結合における、外部表(駆動表)ではない表。外部表の行ごとに、内部表のすべての行がアクセスされます。外部ループは外部表にあるすべての行に対するものであり、内部ループは内部表の中にあるすべての行に対するものです。

結合

SQL文のFROM句に指定された複数の表からデータを取得する文。結合のタイプには、内部結合、外部結合およびデカルト結合があります。

結合条件

式を使用して2つの行ソースを比較する条件。データベースでは1対の行を組み合せ、それぞれの対には、結合条件がtrueになる各行ソースの行を1行ずつ含みます。

結合削除

問合せからの重複した表の削除。列が結合述語でのみ参照され、これらの結合が結果行のフィルタおよび拡張をしないことが保証されている場合、表は重複しています。

結合の因数分解

UNION ALL問合せのブランチの共通の計算を因数分解する、コストベースの変換。結合の因数分解を使用しない場合、オプティマイザは、UNION ALL問合せの各ブランチを単独で評価します。そのため、データ・アクセスや結合などの処理が繰り返し実行されることになります。大きな実表を追加でスキャンすることを回避できるため、パフォーマンスが大幅に向上します。

結合方法

行ソースのペアを結合する方法。有効な結合方法には、ネステッド・ループ結合、ソート/マージ結合およびハッシュ結合があります。デカルト結合には、前の結合方法のいずれかが必要です。

結合順序

複数の表を一緒に結合する順序。たとえば、employees表の行ごとに、departments表の各行を読み取ることができます。別の結合順序では、departments表の行ごとに、employees表の各行を読み取ります。

Oracle Databaseでは、3つ以上の表を結合する文を実行する場合、2つの表を結合し、その結果作成された行ソースを次の表に結合します。このプロセスは、すべての表が結合されて結果が生成されるまで続きます。

結合述語

結合で2つの表の列を組み合せるWHERE句またはJOIN句の述語です。

キー・ベクター

稠密結合キーと稠密グループ化キー間をマップするデータ構造。

ラッチ

SGA内の共有データ構造を同時アクセスから保護するために使用される、低レベルのシリアライズ制御メカニズム。

左側の深い結合ツリー

各結合の左入力が、以前の結合の結果である結合ツリー。

左表

外部結合において、(ANSI SQL構文の)OUTER JOINキーワードの左側で指定される表。

ライブラリ・キャッシュ

共有プール内のメモリー領域。このキャッシュには、共有SQL領域、プライベートSQL領域(共有サーバー構成の場合)、PL/SQLプロシージャおよびパッケージ、ロックやライブラリ・キャッシュ・ハンドルなどの制御構造が含まれています。

ライブラリ・キャッシュ・ヒット

ライブラリ・キャッシュ内で検出されたSQL文のコードの再利用。

ライブラリ・キャッシュ・ミス

SQLの処理中にライブラリ・キャッシュ内で使用可能な計画を検索して検出できない行動。

メンテナンス・ウィンドウ

自動化されたメンテナンス・タスクが実行される連続的な時間間隔。メンテナンス・ウィンドウは、MAINTENANCE_WINDOW_GROUPというウィンドウ・グループに属するOracle Schedulerのウィンドウです。

計画の手動取得

SQL計画ベースラインへの既存の計画の、ユーザー開始の一括ロード。

マテリアライズド・ビュー

問合せの結果を格納するスキーマ・オブジェクト。マテリアライズド・ビューのすべては、読取り専用または更新可能です。

マルチブロック読取り

複数のデータベース・ブロックを読み込むI/Oコール。マルチブロック読取りでは、高速で全表スキャンを実行できます。たとえば、データ・ブロックが8 KBの場合がありますが、オペレーティング・システムでは1回のI/Oで1024 KBを読み取れます。問合せによっては、オプティマイザが、1回のI/Oで128個のデータ・ブロックを読み取るほうが128回の順次I/Oよりもコスト効率が高いと判断する場合があります。

NDV

個別値の数。NDVは、カーディナリティの見積りの生成に重要です。

ネステッド・ループ結合

結合方法の一種。ネステッド・ループ結合は、結合を駆動する外部表を判定し、外部表の各行について内部表の各行を調べます。外部ループは外部表にある各行に対するものであり、内部ループは内部表の中にある各行に対するものです。プログラミングに例えると、別のforループを含むforです。

非等価結合

結合条件に等価演算子を含まない結合。

非結合列

1つの表のみを参照するWHERE句の述語です。

非ポピュラー値

ヒストグラムにおいて、2つ以上のエンドポイントにまたがらない値。非ポピュラー値以外の値は、すべてポピュラー値です。

非作業負荷統計

データベースで作業負荷をシミュレートする際に収集されたオプティマイザ・システム統計。

オンデマンドSQLチューニング

SQLチューニング・アドバイザの手動起動。自動SQLチューニング・タスクの結果として行われるのではないSQLチューニング・アドバイザの起動は、すべてオンデマンド・チューニングです。

最適化

SQL文を実行する最も効率的な方法を選択するプロセス全体。

オプティマイザ

SQL文で参照されているオブジェクトと指定された条件に関連する要因を考慮して、SQL文を実行する最も効率的な方法を決定する組込みのデータベース・ソフトウェア。

オプティマイザのコスト・モデル

オプティマイザが実行計画を選択するために使用するモデル。オプティマイザはコストが最も少ない実行計画を選択します。コストは、その計画のリソース使用量の見積りを表します。オプティマイザ・コスト・モデルでは、問合せで使用されるI/O、CPUおよびネットワーク・リソースが考慮されます。

オプティマイザ環境

作業領域サイズやオプティマイザの設定(たとえば、オプティマイザ・モード)など、実行計画の生成に影響する可能性があるすべてのセッション設定。

オプティマイザの目標

オプティマイザによるリソース使用の優先順位付け。OPTIMIZER_MODE初期化パラメータの使用により、オプティマイザの目標を最短のスループットや最短のレスポンス時間に設定できます。

オプティマイザ統計

各SQL文に対して最適な実行計画を選択するためにオプティマイザによって使用されるデータベースおよびデータベース・オブジェクトに関する詳細。カテゴリには、行数などの表統計、Bツリー・レベルなどの索引統計、CPUとI/Oのパフォーマンスなどのシステム統計およびNULL数などの列統計が含まれます。

オプティマイザ統計の収集

データベース・オブジェクトのオプティマイザ統計を収集すること。データベースではこの統計を自動的に収集するか、またはシステムによって提供されるDBMS_STATSパッケージを使用して手動で収集できます。

オプティマイザ統計コレクタ

適応計画で使用する実行時統計を収集するために、キー・ポイントで実行計画に挿入される行ソース。

オプティマイザ統計プリファレンス

自動統計収集およびDBMS_STATS統計収集プロシージャで使用するパラメータのデフォルト値。

外部結合

表のどれか1つの1つ以上の列で外部結合演算子(+)を使用する結合条件。データベースは、結合条件に一致する行をすべて戻します。また、外部結合演算子を指定した表で一致する行がない場合、外部結合演算子を使用せずに表からすべての行を戻します。

外部表

駆動表を参照してください

パラレル実行

複数のCPUおよびI/Oリソースを1つのデータベース操作の実行に適用すること。

パラレル問合せ

1つのSQL問合せを実行するために、複数のプロセスが同時に連携して動作する問合せ。複数プロセス内で作業を分割すると、Oracle Databaseでは、より迅速に文を実行できます。たとえば、1つのプロセスで4つの四半期分をすべて処理するのではなく、4つのプロセスで1年のそれぞれの四半期に対する行を取得します。

親カーソル

SQLテキストおよびSQL文のその他の最小情報が格納されているカーソル。子カーソルには、計画、コンパイル環境、その他の情報が含まれます。文が最初に実行されると、データベースによって共有プールに親カーソルと子カーソルが作成されます。

解析コール

SQL文実行の準備のためにOracleに行われるコール。このコールには、SQL文の構文チェック、SQL文の最適化、SQL文の実行可能形式の作成または指定が含まれています。

解析

SQL文の各部分を他のルーチンで処理できるデータ構造へ分解するSQL処理の段階。

ハード解析は、実行されるSQL文が、共有プール内にないか、共有プール内にあっても共有できない場合に行われます。ソフト解析は、セッションでSQL文を実行する際に、その文がすでに共有プール内にあり、その文を使用できる場合に行われます。

パーティション・メンテナンス操作

表パーティションの追加、交換、マージ、分割などのパーティションに関連する操作。

パーティション・ワイズ結合

2つの表の大規模な結合を分割する結合最適化(一方の表が、結合キーで複数の小規模な結合にパーティション化されている必要がある)。

保留中の統計情報

公開されていないオプティマイザ統計。デフォルトでは、オプティマイザは公開された統計を使用しますが、保留中の統計情報は使用しません。

パフォーマンス・フィードバック

この自動再最適化の形式ではPARALLEL_DEGREE_POLICYADAPTIVEに設定された場合に、繰り返しSQL文に対して自動的に選択される並列度を改善できます。

パイプライン・テーブル・ファンクション

入力として行のコレクションを受け入れるPL/SQLファンクション。SELECT文のFROMリストで表演算子のオペランドとしてテーブル・ファンクションを起動します。

計画の展開

SQL計画履歴の中の未承認の計画SQL計画ベースライン承認済の計画へ手動で変更することです。

プラン・ジェネレータ

特定の問合せブロックに対して、最小コストの計画を検出するために、様々なアクセス・パス、結合方法および結合順序を試行するオプティマイザの要素。

計画の選択

ハード解析実行後、文のSQL計画ベースラインの中で一致する計画を検出しようとするオプティマイザの試み。

計画検証

未承認の計画のパフォーマンスとSQL計画ベースラインの中の計画のパフォーマンスを比較し、未承認の計画のほうが良好であることを確認することです。

ポピュラー値

ヒストグラムにおいて、2つ以上のエンドポイントにまたがる値。ポピュラー値以外の値は、すべて非ポピュラー値です。

述語のプッシュ

オプティマイザが関連する述語を、それを含む問合せブロックからビューの問合せブロックにプッシュする変換技法。マージされていないビューでは、プッシュされた述語は、索引へのアクセスまたはフィルタとして使用できるので、この方法を使用するとマージされていないビューのサブプランが改善されます。

プライベートSQL領域

解析済の文と処理に使用するその他の情報が保持されるメモリー内の領域。プライベートSQL領域には、バインド変数値、問合せ実行状況の情報、問合せ実行作業領域などのデータが格納されます。

SQLの事前チューニング

SQLチューニング・ツールを使用して、ユーザーがパフォーマンスの問題に不満を持つ前にチューニングの候補となるSQL文を識別することです。

SQLの事後チューニングSQLチューニングを参照してください。

予測ビュー

オプティマイザによって生成されるビュー。DISTINCTビューがマージされた問合せに表示されるか、またはGROUP BYビューが、GROUP BYHAVINGまたは集計も含まれている外側の問合せブロックにマージされる問合せに表示されます。

単純ビューのマージ複合ビューのマージを参照してください。

問合せ

表またはビューからデータを取り出す操作。たとえば、SELECT * FROM employeesは問合せです。

問合せブロック

トップレベルのSELECT文、副問合せまたはマージされていないビュー。

問合せオプティマイザ

オプティマイザを参照してください。

SQLの事後チューニング

ユーザーが不満を持った場合に、SQLに関連するパフォーマンスの問題を診断して修正します。

SQLの事前チューニングSQLチューニングを参照してください。

再帰的SQL

ユーザーが発行したSQL文を実行するために、データベースで発行が必要になるSQLの追加文。再帰的SQLの生成は、再帰的コールと呼ばれます。たとえば、データ・ディクショナリの情報がメモリーにないため、ディスクから取り出す必要がある場合に、データベースで再帰的コールが生成されます。

再最適化

自動再最適化を参照してください。

繰返し可能なSQL文

SQL文のログでの追跡を確認後、データベースで解析または実行される文。

レスポンス時間

作業単位の完了に必要な時間。

スループットを参照してください。

結果セット

問合せにおいて、カーソルの実行によって生成される行セット。

右側の深い結合ツリー

各結合の右入力が以前の結合の結果であり、結合ツリーの各内部ノードの左の子が表である結合ツリー。

右表

外部結合において、(ANSI SQL構文の)OUTER JOINキーワードの右側で指定される表。

ROWID

表内の行に対するグローバルな一意のアドレス。

行セット

実行計画の手順によって戻される行セット。

行ソース

1組の行を反復方式で処理し、行セットを生成する反復制御構造。

行ソース・ジェネレータ

オプティマイザから最適な計画を受け取り、SQL文の実行計画を出力するソフトウェア。

行ソース・ツリー

行ソース・ジェネレータによって生成される行ソースのコレクション。SQL文の行ソース・ツリーでは、表の順序、アクセス方法、結合方法、フィルタやソートなどのデータ操作といった情報を示します。

サンプル表スキャン

単純な表、または結合およびビューを含む文などの複合SELECT文からデータのランダムなサンプルを取り出すスキャン。

サンプリング

表の行のランダムに取得されたサブセットから統計を収集すること。

選択性

述語または述語の組合せによって取り出される行セットの割合を示す値。たとえば、WHERE last_name = 'Smith'などです。0を選択すると述語テストに合格する行がないことを意味し、値1を選択するとすべての行がテストに合格することを意味します。

選択性という語句は、大まかに「選ぶ」ことを意味します。選択性の高い問合せでは、戻される行の割合が低く(選択性が0に近い)、非選択性の高い問合せでは、戻される行の割合は高くなります(選択性が1に近い)。

セミ結合

第2の表に少なくとも1つの一致がある場合に、第1の表から行を戻す結合。たとえば、少なくとも1人従業員がいる部門をリストします。セミ結合と従来の結合の違いは、第1の表の行が1回しか戻されないことです。セミ結合は、EXISTSまたはINの構成を使用します。

共有カーソル

複数のSQL文で使用される共有SQL領域。

共有プール

共有SQL領域などの共有メモリー構成メンバーを含むSGAの一部。

共有SQL領域

SQL文の解析ツリーと実行計画を含む共有プール内の領域。一意の文に対して、共有SQL領域は1つのみ存在します。共有SQL領域は、カーソル・キャッシュと呼ばれることもあります。

単純データベース操作

1つのSQL文またはPL/SQLのプロシージャまたはファンクションで構成されたデータベース操作。

単純ビューのマージ

選択表示結合ビューのマージ。たとえば、問合せがdepartmentslocations表を結合する副問合せにemployees表を結合する場合などです。

SMB

SQL管理ベース(SMB)を参照してください。

スノーフレーク・スキーマ

ディメンション表が他の表を参照するスター・スキーマ

スノーストーム・スキーマ

複数のスノーフレーク・スキーマの組合せ。

ソフト解析

ハード解析以外のすべての解析。発行されるSQL文が共有プール内の再利用可能なSQL文と同じ場合、Oracle Databaseは既存のコードを再利用します。コードの再利用は、ライブラリ・キャッシュ・ヒットとも呼ばれます。

ソート/マージ結合

結合方法の一種。両方の入力が結合キーでソートされるソート結合と、それに続いてソートされたリストがマージされるマージ結合で構成された結合。

SQLアクセス・アドバイザ

SQLアクセス・アドバイザは、どのマテリアライズド・ビュー、索引およびマテリアライズド・ビュー・ログを作成、削除または保持するのが適切かを提示する内部診断ソフトウェアです。

SQLのコンパイル

Oracle SQL処理のコンテキストにおいて、この用語は、解析、最適化、計画生成の段階を総称しています。

SQL計画ディレクティブ

オプティマイザがより最適な計画を生成するために使用できる追加情報および命令。たとえば、SQL計画ディレクティブは、欠落している統計の収集または動的統計の収集をオプティマイザに命令することもあります。

SQLハンドル

SQLシグネチャの数値から導出された文字列。シグネチャと同様に、このハンドルは一意にSQL文を識別します。ユーザーAPIでSQL検索キーになります。

SQL ID

特定のSQL文に対する、ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルの一意の識別子。SQL文のテキストに適用されたハッシュ関数によってSQL IDが生成されます。V$SQL.SQL_ID列で、SQL IDが表示されます。

SQLインシデント

Oracle Databaseの障害診断インフラストラクチャでは、SQL関連の問題の1回の発生を表します。問題(クリティカル・エラー)が複数回発生したとき、それぞれの発生に対してインシデントが作成されます。インシデントには日時が記録され、自動診断リポジトリ(ADR)で追跡されます。

SQL管理ベース(SMB)

文のログ、計画履歴、SQL計画ベースラインおよびSQLプロファイルが格納されている論理リポジトリ。SMBは、データ・ディクショナリの一部であり、SYSAUX表領域内にあります。

SQL計画ベースライン

繰返し可能なSQL文に対する1つ以上の承認済の計画のセット。各承認済の計画には、ヒント・セット、計画のハッシュ値、計画に関連するその他の情報が含まれます。SQL計画管理は、SQL計画ベースラインを使用して、一定期間SQL文の実行計画を記録し、評価します。

SQL計画の取得

一連のSQL文に対して、計画に関連する情報を取得し、SQL管理ベース(SMB)に保存する方法。計画の取得とは、SQL計画管理にこの計画を認識させることを意味します。

SQL計画ディレクティブ

オプティマイザがより最適な計画を生成するために使用する追加情報。オプティマイザは、文レベルではなく、問合せ式のSQL計画ディレクティブを収集します。このようにして、ディレクティブは、複数のSQL文で使用可能になります。

SQL計画履歴

取得された一連の実行計画。この履歴には、SQL計画ベースラインおよび未承認の計画が含まれます。

SQL計画管理

SQL計画管理は、SQL文の実行計画を時間の経過とともに記録し、評価を行う予防メカニズムです。SQL計画管理は、オプティマイザの新しいバージョン、オプティマイザ統計への変更、システム設定などの環境変化によるSQL計画の不具合を防止できます。

SQLの処理

SQL文の解析、最適化、行ソースの生成および実行の段階。

SQLプロファイル

SQL文の自動チューニング中に作成される補助的な情報セット。SQLプロファイルとSQL文の関係は、統計と表の関係と同様です。オプティマイザは、SQLプロファイルを使用して、カーディナリティおよび選択性の見積りを改善し、より適切な計画を選択できるようになります。

SQLプロファイリング

自動チューニング・アドバイザによる見積りの確認および検証。

SQLシグネチャ

大/小文字および空白が正規化されているSQL文のテキストを使用して計算されたハッシュ値。SQL文は一意に識別されます。データベースでは、このシグネチャをキーとして使用し、SQLプロファイル、SQL計画ベースライン、SQLパッチなどのSQL管理オブジェクトを管理します。

SQL文のログ

自動SQL計画キャプチャが有効になっている場合に、オプティマイザによって一定期間評価されたSQL文のSQL IDを含むログ。文がログ内に存在する場合、追跡されます。

SQLテスト・ケース

問題のあるSQL文、および別の環境でその実行計画を再現するために必要な関連情報。SQLのテスト・ケースは、Oracle Data Pumpファイルに格納されます。

SQLテスト・ケース・ビルダー

ユーザーが別のデータベースで問題を再現できるように、SQL文の関連情報を収集し、パッケージ化するデータベース機能。DBMS_SQLDIAGパッケージは、SQLテスト・ケース・ビルダーのインタフェースです。

SQLトレース・ファイル

個々のSQL文に関するパフォーマンス情報を提供するサーバー生成ファイル。たとえば、トレース・ファイルには、解析数、実行数、フェッチ数、CPUと経過時間、物理読込みと論理読込み、ライブラリ・キャッシュでのミスなどが含まれます。

SQLチューニング

測定可能な目標を達成するためにSQL文の効率を改善するプロセス。

SQLチューニング・アドバイザ

高負荷SQL文を最適化する組込みデータベース診断ソフトウェア。

自動SQLチューニング・アドバイザを参照してください。

SQLチューニング・セット(STS)

1つ以上のSQL文、実行統計および実行コンテキストを含むデータベース・オブジェクト。

スター・スキーマ

ディメンション・データ・モデルを表すように設計されたリレーショナル・スキーマです。1つ以上のファクト表と、外部キーを介して関連付けられている1つ以上のディメンション表で構成されます。

統計フィードバック

カーディナリティの見積りが誤っている繰返し問合せの計画を自動的に改善する自動再最適化の形式。オプティマイザは、統計がない、統計が不正確である、述語が複雑であるなど、多数の理由でカーディナリティを誤って見積ることがあります。

ストアド・アウトライン

SQL文のヒント・セット。ストアド・アウトラインのヒントは、文に対して特定の計画を選択するようオプティマイザに指示します。

サブプラン

オプティマイザが実行時に代替として切り替えることができる適応計画の一部。サブプランは、計画内の複数の操作で構成できます。たとえば、オプティマイザは、実行時に計画を変更するかどうか判断する際に、結合方法および対応するアクセス・パスを1単位として扱うことができます。

副問合せ

別のSQL文内にネストされた問合せ。暗黙的な問合せとは異なり、副問合せはSELECT文を使用してデータを取得します。

副問合せのネスト解除

オプティマイザはネストされた問合せを同等の結合文に変換してから、その結合を最適化する変換技法。

シノプシス

INCREMENTAL値がtrueに設定されている場合、パーティション表で収集される補助統計のセット。

システム統計

オプティマイザがCPUおよびI/Oの特性を使用できるようにする統計。索引統計には、Bツリー・レベル、リーフ・ブロック数、クラスタ化係数、個別キーおよび索引内の行数が含まれます。

表クラスタ

1つ以上の共通する列を持つ、1つ以上の表のデータを含むスキーマ・オブジェクト。表クラスタでは、データベースは同じクラスタ・キーを共有するすべての表について、すべての行をまとめて格納します。

表拡張

オプティマイザが、パーティション表のread-mostly部分では索引を使用するが、表のアクティブ部分では索引を使用しない計画を生成できるようにする変換技法。

表統計

表アクセス・コスト、結合カーディナリティ、結合順序などを判断するためにオプティマイザが使用する表に関する統計。表統計には、行数、ブロック数、空のブロック、各ブロックの平均空き領域、連鎖行数、行の平均の長さおよび表統計の失効が含まれます。

スループット

単位時間内に完了する作業量。

レスポンス時間を参照してください。

上位頻度ヒストグラム

統計的には重要でない非ポピュラー値を無視することによって、頻繁に出現する値に関するより適切なヒストグラムを作成できる頻度ヒストグラムのバリエーション。

チューニング・モード

2つのオプティマイザ・モードのうちの1つ。チューニング・モードで実行する場合、オプティマイザは自動チューニング・オプティマイザと呼ばれます。チューニング・モードにおいて、オプティマイザは、標準モードで生成された計画をさらに改善できるかどうかを判断します。オプティマイザの出力は、実行計画ではなく、さらに優れた計画を生成するための一連のアクションと、その理論的根拠および予測されるメリットを示します。

未承認の計画

SQL計画履歴内に存在するが、SQL計画管理に追加されていない、文に対する計画。

非選択性

行セットのうち比較的多数の行。選択性1に近づくほど、問合せの非選択性は高くなります。たとえば、100万行の表から999,999行が戻される問合せは、非選択性の問合せです。1行を戻す同じ表の問合せは、選択性の問合せです。

ユーザーのレスポンス時間

ユーザーがコマンドを発行し、レスポンスを受け取る間の時間。

スループットを参照してください。

V$ビュー

動的パフォーマンス・ビューを参照してください。

ベクトルI/O

データベースにより行IDのセットが取得され、配列にバッチされてオペレーティング・システムに送信され、そこで読取りが行われるタイプのI/O。

ビューのマージ

ビューを表す問合せブロックを、それを包含する問合せブロックにマージすること。ビューのマージにより、オプティマイザが追加の結合順序、アクセス方法およびその他の変換を考慮できるようになり、計画を向上させることができます。

作業負荷統計

指定時間内のシステム・アクティビティに関するオプティマイザ統計。