Big Data Discoveryターゲットの検出

プラグインをデプロイしたら、次の手順に従って手動でBig Data Discoveryターゲットを検出し、ターゲットをEnterprise Managerに追加して集中モニタリングおよび管理します。また、この手順の一環としてターゲットを検出後に昇格します。

Big Data Discoveryターゲットの検出では、ホスト・マシンのコンポーネントが識別されることに注意してください。ターゲットを昇格すると、ターゲットがEnterprise Managerに追加され、集中モニタリングおよび管理されます。

ターゲットを検出するには、次のようにします。

  1. Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
  2. 「設定」「ターゲットの追加」「ターゲットの手動追加」の順にクリックします。
  3. 「ガイド付きプロセスを使用したターゲットの追加」を選択します。
  4. 「ターゲット・タイプ」リストから「Oracle Big Data Discovery」を選択し、「ガイド付きプロセスを使用した追加」をクリックします。
  5. 「Oracle Big Data Discoveryターゲットの追加: ホストの選択」ページで、「+ 追加」をクリックしてホストのリストを表示します。
  6. 「検索と選択: ホスト」ページで、Big Data Discoveryがインストールされている1つ以上のホスト名を選択し、「選択」をクリックします。
    検出されたBig Data Discoveryのターゲットが表に表示されます。
  7. Big Dataインストール・ホームにインストールのパスを指定します。
    たとえば、一般的なデフォルト値は、/localdisk/Oracle/Middleware/BDD1.0です。
  8. ホストの優先資格証明を設定するには、次のようにします。
    1. 表からホスト名を選択します。
    2. 「資格証明の設定」および「選択したホスト」をクリックします。
    3. ホストにアクセスするための「ユーザー名」および「パスワード」の値を指定します。
    4. 「OK」をクリックします。
  9. 「次」をクリックします。
  10. 「Oracle Big Data Discoveryターゲットの追加: ターゲットの選択」ページで、「クラスタ名」から特定のクラスタを選択します。
  11. そのクラスタ内の昇格するターゲットを1つ以上選択します。
  12. このページのStudioターゲットに対して、WebLogic認証下でWebLogicユーザー名とパスワードを指定します。
  13. SSLがStudioターゲットに対して有効な場合、SSLエントリを指定し、Enterprise Managerが保護されたターゲットにアクセスできるようにします。Studioに対するSSLの有効化方法に応じて、次のいずれかを行います。
    • Studioが一方向SSLモードで構成されている場合、SSLトラスト・キーストア認証フィールドのみにトラスト・キーストのファイル名とパス、Studioターゲットのタイプとパスフレーズを指定します。
    • Studioが双方向SSLモードで構成されている場合、SSLトラスト・キーストア認証SLLキーストア認証の両方のフィールドに対応するキーストのファイル名とパス、Studioターゲットのタイプとパスフレーズを指定します。
    これらのSSLフィールドの意味は、対応するWebLogicフィールドと同じです。
    注意: Studioに対してSSLを有効にすると、WebLogicのデフォルト・デモ・キーストアがアクティブ化されますが、デプロイメント後に独自の証明書に置き換えます。
    Studioを安全にデプロイするためのプラグインの要件の詳細は、『Oracle Big Data Discovery管理者ガイド』のEnterprise Managerプラグインに関する項を参照してください。
  14. 「次」をクリックします。
  15. 「Oracle Big Data Discoveryターゲットの追加: 確認」ページで、「送信」をクリックします。
    「ターゲット」「すべてのターゲット」の順に選択し、「ターゲット・タイプ」「ミドルウェア」フォルダの順に展開して、Enterprise Managerでターゲットを管理していることを確認できます。ターゲット名(Big Data Discoveryホスト)およびターゲット・タイプ(Big Data Discoveryコンポーネント)が表示されます。