CORRELATION

CORRELATIONは、グループ内のすべての行に対し2つの数値属性間の相関係数を計算します。

CORRELATION関数の構文は次のとおりです。
CORRELATION(<arg1>, <arg2>)
ここで、各引数は任意の式または単一割当ての数値(整数またはdouble)属性です。まず整数の入力はdoubleに昇格されます。CORRELATIONは対称である(つまり、どちらの属性を先に指定しても同じ結果が返される)ことに注意してください。

CORRELATIONは、いずれかの引数がNULLの行を無視し、残りの行の相関係数を計算します。グループ内のすべての行がNULLの場合、CORRELATIONはNULLを返します。

結果のピアソンの積率相関係数は+1から-1の間(+1と-1を含む)の値をとり、1は完全正相関、0は無相関、-1は完全逆相関です。出力がNaNの場合がある(よくあるケースは単一データ・ポイントのみがある場合)ことに注意してください。

CORRELATIONの例

この簡単な例では、WineRatingは単一割当ての整数属性で、Priceは単一割当てのdouble属性です。
RETURN results AS
SELECT
  CORRELATION(WineRating, Price) AS corr
FROM WineState
GROUP

結果は、0.886357407416268という値です。