データベース要件

Studioでは、コンポーネント構成、ユーザー権限、システム設定などの構成と状態の格納に、リレーショナル・データベースを必要とします。すべてのStudioインスタンスが同じデータベースに接続および書き込みできる必要があります。

Studioでは、次のタイプのデータベースがサポートされます。
注意: BDDでは、現在データベースの移行はサポートされません。デプロイメント後に異なるタイプのデータベースに切り替える場合、ソフトウェアをアンインストールし、新しいデータベース・インスタンスで再インストールする必要があります。

インストールの前に、データベースを設定し、データベース・ユーザー名とパスワードを作成する必要があります。Studio用に空のスキーマを作成する必要もあります。スキーマのデフォルト名は、studioです。

注意: MySQLデータベースを使用する場合、デフォルトの文字エンコーディングとしてUTF-8を使用する必要があります。

デモ環境のデータベース要件

デモ環境にデプロイする場合、前述のいずれかのデータベースまたはHypersonic (HSQL)データベースを使用できます。

Hypersonicは、JVM内で稼働する組込みデータベースです。Studioが迅速に起動されるという点では有用ですが、パフォーマンス上の問題があり、複数のStudioノードをサポートできないため、本番環境では使用できません

重要: Hypersonicデータベースを使用してデモ環境にデプロイし、後で本番環境にスケール・アップする場合、前述のサポートされているMySQLまたはOracleデータベースを使用してBDDを再インストールする必要があります。