BDDには、多くのソフトウェア要件があります。これらの要件の多くはクラスタ内のすべてのノードで満たされる必要がありますが、特定のタイプのノードでのみ満たされる必要のある要件もあります。1つのノードにインストールする場合、そのノードはすべての要件を満たす必要があります。
次の表に、各タイプのノードのソフトウェア要件をリストします。
サーバー | ソフトウェア要件 |
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すべてのノード(CDHを含む) | クラスタ内のすべてのノードに次の要件があります。
注意: JDK 1.7.0_67はCDH 5.3の前提条件でもあるため、すべてのCDHノードにすでにインストールされています。CDHノードからコピーすることで、BDDコンポーネントのホストのみを行う任意のノードでJDKをインストールできます。BDDコンポーネントをホストするすべてのノードで同じ場所に必ずコピーしてください。この場所は任意ですが、インストーラおよびこのドキュメントでは/usr/java/とします。
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すべてのBDDノード | インストールを行うユーザーが、すべてのBDDノードで$ORACLE_HOMEディレクトリ(BDDおよびWebLogicがインストールされるディレクトリ)を作成する権限を持っている必要があります。 |
管理サーバー | 管理サーバーには次の要件があります。
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WebLogic管理対象サーバー | 各管理対象サーバーは、ZooKeeperインスタンスにアクセスできるよう少なくとも1つのCDHサーバーに接続できる必要があります。ZooKeeperとクラスタ・デプロイメントの高可用性へのその影響の詳細は、管理者ガイドを参照してください。 |
データ処理ノード | データ処理はCDHノードにインストールする必要があります。具体的には、データ処理には次のCDHコンポーネントが必要です。
注意: Big Data Discoveryには、サービスとしてインストールされているSpark(スタンドアロン)が必要です。YARN上にSparkは必要ありません。
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Dgraphノード | HDFSエージェントも稼働しているDgraphノードは、共有NFSに読取り/書込みアクセスできる必要があります。任意の一時点では、1つのDgraphインスタンス(リーダー)のみが書込みアクセスできることに注意してください。
DgraphとCDHの両方をホストする場合、cgroupsを有効にし、Dgraphのメモリー消費を制限する必要があります。 注意: Dgraphをホストするノードにはハイパースレッドを無効にすることをお薦めします。Dgraphの仕組みにより、ハイパー・スレッドを使用するとむしろキャッシュ・パフォーマンスに悪影響が生じます。
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