ここでは、このガイドで説明するOracle Fusion Middlewareの新しい管理機能と変更された管理機能について説明し、追加情報の参照先を示します。
Oracle Fusion Middleware 11g リリース1 (11.1.1.9)には、次の新しい管理機能と変更された管理機能が含まれます。
Java Object Cacheの新しい移動計画のプロパティ。表A-14を参照してください。
pasteConfigの操作中に異なる管理ユーザーを渡す機能。第A.2.1.8項を参照してください。
証明書リクエストの特定のパラメータで「*」を使用する機能。第6.8.1項を参照してください。
Oracle Fusion MiddlewareでのFIPS 140のサポート。第9.2項を参照してください。
Oracleウォレット用のAES暗号化サポート。第I.2.4.1項を参照してください。
Oracleウォレット用の楕円曲線暗号方式(ECC)のサポート。第I.2.4.3項を参照してください。
Oracle WebLogic Server、Oracle Platform Security ServicesおよびOracle Web Services Managerに対するFIPSサポート。9.3項および9.4項を参照してください。
FIPS 140の問題のトラブルシューティング。第9.5項を参照してください。
Oracle Fusion Middleware 11g リリース1(11.1.1.7)には、次の新しい管理機能と変更された管理機能が含まれます。
カスタム診断ルールの追加。第14.3.2項を参照してください。
指定された間隔で診断ダンプの出力を取得する、診断ダンプ・サンプリングの追加。第14.4.5項を参照してください。
特に、次のコンポーネントにおけるテスト環境から本番環境への移行手順の改訂。
Oracle BAM。第21.5.2.1項、作業6を参照してください。
Oracle User Messaging Service。第21.5.2.1項、作業8を参照してください。
Oracle Service Bus。第21.5.2.1項、作業9を参照してください。
オペレーティング・システムが64ビットの場合に移行スクリプトによりそのことが検出され、コマンド行でスクリプトに-d64オプションが渡されます。
copyConfigスクリプトで、additionalParameter引数の使用がサポートされます。第A.2.1.3項を参照してください。