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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Content: Desktopの使用
11g リリース1 (11.1.1)
B66697-04
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12 管理対象電子メールの使用

この項の項目は次のとおりです。

12.1 電子メール・クライアントへの統合について

電子メール・クライアントへの統合により、電子メール・メッセージとその添付ファイルをMicrosoft OutlookまたはLotus Notesからコンテンツ・サーバーへ直接チェックインし、組織内の他のユーザーと共有できます。Microsoft Outlookでは、電子メールをサーバー上のコンテンツ・フォルダに直接ドラッグ・アンド・ドロップできます。さらに、特殊なコンテンツ・チェックイン・フォームを使用できます(Oracle WebCenter Contentサーバーのみ)。サーバーの管理対象のコンテンツ・アイテムやそれらのアイテムへのリンクを送信電子メールに添付できます。

チェックインした電子メール・メッセージは、チェックアウト、変更およびチェックインして戻すことは意図されていません。電子メール・メッセージは、受信時とまったく同じ状態で保持するという明確な目的のためにコンテンツ・サーバーにチェックインされます。チェックインした電子メール・メッセージをサーバーから開いて、デフォルトの電子メール・アプリケーションで表示できます。メッセージは必要に応じて変更することもできますが、サーバーにチェックインして戻すことはできません。ただし、メッセージを他のユーザーに送信したり、コピーをローカル・コンピュータに保存することはできます。

Desktopクライアント・ソフトウェアと電子メール・クライアント・アプリケーションの統合方法の詳細は、第11章「電子メール・クライアント統合の理解」を参照してください。

コンテンツ・フォルダとファイルに関する一般的な情報は、第4章「エンタープライズ・ライブラリ、フォルダおよびファイルの理解」を参照してください。

12.2 Oracle WebCenter Content Serverの電子メール固有のメタデータ

この項は、ネイティブ11gユーザー・インタフェースを使用するサーバーに接続する場合にのみ該当する内容です。

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにインストールされているDesktopコンポーネントを使用する場合、コンテンツ・チェックイン・フォームには通常、電子メール固有の6つのメタデータ・フィールド(コンテンツ・サーバーで有効になっている場合)が表示されます(表12-1を参照)。これらはすべてオプションのメタデータ・フィールド、つまり電子メール・メッセージをチェックインするために値を指定する必要がないフィールドです。これらのメタデータ・フィールドを使用する場合、電子メール・メッセージまたは添付ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインするときに、使用可能な値が事前に移入されます。

表12-1 電子メール固有のメタデータ・フィールド

コンテンツ・チェックイン・フォームのフィールド・ラベル コンテンツ・サーバーのフィールド名 説明

作成者またはオリジネータ

EmailFrom

電子メール・メッセージの送信者(つまり、「差出人」フィールドの名前)。

アドレス

EmailTo

電子メール・メッセージの受信者(つまり、「宛先」フィールドの名前)。

その他のアドレス

EmailCC

電子メール・メッセージのその他の受信者(つまり、「CC」フィールドの名前)。「BCC」フィールドの名前は無視されます。

電子メールの件名

EmailSubject

電子メール・メッセージの件名。

公開日

PublicationDate

電子メール・メッセージが送信された日時(メッセージ・ヘッダーに記録されている日時)。

受信日付

ReceiveDate

電子メール・メッセージを受信した日時(メッセージ・ヘッダーに記録されている日時)。


12.3 デフォルトの電子メール・メタデータとファイル名

Oracle WebCenter Contentサーバー

Oracle WebCenter Contentサーバーには、ファイル名が同じである複数のファイルを個別のコンテンツ・アイテムとして格納できます。ただし、Oracle WebCenter ContentサーバーをWindowsデスクトップ・アプリケーションに統合する場合は、コンテンツ・フォルダ内のファイル名を一意にする必要があります(Windowsのフォルダに同じ名前の2つのファイルを格納できないのと同じです)。この要件によって、電子メールをすでに同じ名前の電子メールが格納されているコンテンツ・フォルダに追加すると、その電子メールはサーバー上の既存のアイテムの新しいリビジョンとして自動的にチェックインされます。たとえば、Our discussion.msgファイルがサーバー上のフォルダにあり、2つ目のOur discussion.msgファイルを同じフォルダに追加すると、2つ目のファイルは最初のファイルの新しいリビジョンになります。Our discussion.msgがフォルダにあり、Our recent discussion.msgまたはOur discussion.emlをそのフォルダに追加する場合には、これらの2つのファイルは名前が異なるために、別々のコンテンツ・アイテムのままとなります。

Windowsエクスプローラまたは電子メール・アプリケーションの「名前」列とコンテンツ・プロパティ・ダイアログ・ボックスの「名前」フィールドに表示されるファイル名は、コンテンツ・サーバー・リポジトリ内の元のファイル名と同じです。Windowsエクスプローラの統合でコンテンツの名前を変更すると、元のファイル名も、新しい名前を反映するように変更されます。

Oracle WebCenter ContentサーバーがコンテンツIDを自動的に生成するように設定されている場合、コンテンツIDは設定されている番号規則に従います。このオプションが無効になっている場合は、Windowsエクスプローラまたは電子メール・クライアントで新しいコンテンツ・アイテムをチェックインすると、一意のシーケンシャルなコンテンツIDまたはメッセージIDが生成されます。

Oracle Content Databaseサーバーとその他のWebDAVサーバー

Oracle Content Databaseサーバーとその他のWebDAVサーバー上のコンテンツ・フォルダは、ローカル・コンピュータ上のWindowsフォルダとまったく同じように動作します。すでに同じ名前のファイルが格納されているサーバー上のフォルダにファイルをコピーすると、既存のファイルは単純に上書きされます。(Oracle WebCenter Contentサーバーとは異なり、これらのサーバー上にリビジョンは作成されません。)

12.4 電子メールの添付ファイル・オプションの設定

電子メール・メッセージおよび添付ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、添付ファイルを電子メール・メッセージとは別個にチェックインするか、または電子メール・メッセージと添付ファイルの両方を単一のコンテンツ・アイテムとしてチェックインするかを設定できます。この設定に応じて、添付ファイルが自動的に処理されます。また、必要な場合は、電子メール・メッセージおよび添付ファイルをサーバーにチェックインするたびに、添付ファイルの処理方法を選択するように求めるプロンプトを表示できます。


注意:

「添付ファイル」とは、電子メールに正式に添付されたファイルを指します。


チェックイン時に電子メールの添付ファイルを処理する方法を設定するには:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「電子メール統合設定...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「オプション」を選択して、「電子メール統合設定」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「電子メール統合設定...」を選択します。

    「電子メール・チェックインの設定」ダイアログが開きます。

  3. 適切なオプションを選択して、電子メール・メッセージおよび添付ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインするときの電子メール・メッセージの添付ファイルの処理方法を指定します。

    • 添付ファイルの解除: 電子メールの各添付ファイルを電子メール・メッセージとは別のアイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインし、それぞれに独自のコンテンツIDを割り当てます。チェックインした電子メール・メッセージの本文には、チェックインした各添付ファイルへのリンクが表示されます。

    • 添付ファイルの保持: 添付ファイルを電子メール・メッセージに埋め込み、添付ファイルと電子メール・メッセージの両方を単一のコンテンツIDを持つ単一のコンテンツ・アイテムとしてチェックインします。添付ファイルは電子メール・メッセージに埋め込まれます。

    • 処理方法を確認: 1つ以上のファイルが添付された電子メール・メッセージをチェックインするたびに、電子メールの各添付ファイルの処理方法の指定を求められます。

    この設定は、Microsoft OutlookまたはLotus Notesでメール・アイテムのチェックイン機能を使用して電子メールをチェックインする場合にのみ適用されます。電子メールをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップする場合には適用されません(Microsoft Outlookの機能)。ドラッグ・アンド・ドロップする場合、電子メールは常に添付ファイルが埋め込まれた状態でチェックインされます。

  4. 「OK」をクリックして、「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックスを閉じます。この設定は、即座に反映されます。

12.5 電子メールのチェックイン

電子メール・アプリケーションをコンテンツ・サーバーに統合し、コンピュータをサーバーに接続すると、コンテンツ・サーバーを使用して電子メール・メッセージおよび添付ファイルを格納し、それらを組織内の他のユーザーと共有できるようになります。

この項の項目は次のとおりです。

送信後に電子メールをチェックイン

コンテンツ・サーバーおよびユーザー設定で有効にすると、電子メールのチェックインのプロセスは、電子メールの送信直後に自動的に開始されます。

12.5.1 「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用した電子メール・メッセージのチェックイン

電子メール・メッセージは、電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)からOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスに直接チェックインできます。「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用して電子メールをOracle WebCenter Content Serverインスタンスにチェックインした場合、元の電子メールは電子メール・アプリケーションに保持されます。これは、ドラッグ・アンド・ドロップによる方法とは異なります(第12.5.2項「ドラッグ・アンド・ドロップによる電子メール・メッセージのチェックイン」を参照)。ドラッグ・アンド・ドロップによる方法では、[Ctrl]キーを押しながらアイテムをドラッグ・アンド・ドロップしないかぎり、アイテムは電子メール・アプリケーションから削除されます。

通常、チェックインされるMicrosoft Outlook電子メール・メッセージの推奨ファイル名は件名と受信日付の組合せで、Lotus Notesメッセージの場合は件名です。ただし、ファイル名は、システムの構成に応じた他の方法でも(たとえば、電子メールの他の属性、電子メール・メッセージIDまたは一意に生成されたコードを使用して)指定できます。Windowsのファイル名に使用できない文字は空白に置き換えられます。チェックインを完了する前に、必要に応じてタイトルを変更できます。Microsoft Outlookメッセージは.msgファイルとして、Lotus Notesメッセージは.emlファイルとしてそれぞれチェックインされます。

電子メール・メッセージおよび添付ファイルをチェックインするとき、添付ファイルはメタデータ・プロンプト設定に従って処理されます(第4.11項「エンタープライズ・ライブラリおよびフォルダのメタデータ・プロンプトの有効化」を参照)。各添付ファイルは、電子メール・メッセージとは別のアイテムとして、または電子メールと一緒に(つまり、埋め込まれた状態で)、コンテンツ・サーバーに自動的にチェックインできます。また、使用する処理方法を2つのオプションから選択するように求めることもできます。


注意:

Outlook VCard (.vcf)ファイルは、コンテンツ・サーバーにチェックインされません。


「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用して1つ以上の電子メール・メッセージをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインするには:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインする電子メール・メッセージを1つ以上選択します。必要に応じて、複数のメッセージを選択できます。各メッセージは、サーバー上の個別のコンテンツ・アイテムとしてチェックインされます。

  3. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「メール・アイテムのチェックイン...」を選択します。または、「WebCenter Content」ツールバーの「メール・アイテムのチェックイン」ボタンをクリックすることもできます。(このツールバーが表示されない場合は、「表示」「ツールバー」「WebCenter Content」を選択すると表示されます。)

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「メール・アイテムのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「メール・アイテムのチェックイン...」を選択します。

  4. 電子メール・メッセージに添付ファイルがある場合、Desktopの構成によっては「添付ファイルのオプション」ダイアログ・ボックスが表示されることがあります。

    「添付ファイルのオプション」ダイアログ・ボックスには、現在の電子メール・メッセージの検出されたすべての添付ファイルが表示されます。添付ファイルを電子メール・メッセージに埋め込んで添付ファイルとメッセージを単一のアイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインする場合は、添付ファイルの横のチェック・ボックスを選択します。添付ファイルを独自のコンテンツIDを持つ個別のアイテムとしてチェックインする場合は、チェック・ボックスの選択を解除します。チェックインした電子メール・メッセージの本文には、チェックインされた各添付ファイルへのリンクが含まれます。

  5. 「コンテンツのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)


    注意:

    一度に1つの電子メール・メッセージまたは添付ファイルをチェックインします。複数のメッセージを選択した場合、または添付ファイルを別個にチェックインする場合は、チェックインするアイテムごとに「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが再度開きます。添付ファイルは、関連付けられた電子メール・メッセージより前にチェックインされます。


  6. 「サーバー」リストから、電子メール・メッセージまたは添付ファイルをチェックインするOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスを選択します。新しいサーバーを選択した場合は、最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります(サーバーの設定によります)。

    使用可能なサーバーのリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーや他のWebDAVサーバーは表示されません。このページでは、Oracle WebCenter Contentサーバーの標準チェックイン機能が使用されるためです。

  7. 「プロファイル」リストから、チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

    プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1またはOracle Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3サーバーでは使用できません。

  8. チェックイン・フォームを完成します。

    ネイティブ11gユーザー・インタフェースでは、一部のメタデータ・フィールドで次のデフォルトが使用されます。

    • タイトル: 電子メール・メッセージの場合、タイトルには電子メール・メッセージの件名がデフォルト設定されます(ただし、サーバー管理者は、電子メール・メッセージIDをコンテンツ・アイテムのタイトルとして使用するように構成を変更できます)。添付ファイルの場合、タイトルはファイル名にデフォルト設定されます。タイトルは必要に応じて変更できます。

    • 作成者: ここには、電子メール・メッセージをチェックインしようとしているコンテンツ・サーバー・ユーザーが表示されます。

    • アドレス: 電子メール・メッセージの受信者(「宛先」フィールド)で、電子メール・ヘッダーから取得されます。

    • その他のアドレス: 電子メール・メッセージの追加の受信者(「CC」フィールド)で、電子メール・ヘッダーから取得されます(存在する場合)。「BCC」フィールドの名前は無視されます。

    • 電子メールの件名: 電子メール・メッセージの件名で、電子メール・ヘッダーから取得されます。

    表示されるメタデータ・フィールドは、コンテンツ・サーバーの構成によって異なります。電子メールまたは添付ファイルの最後のチェックインで使用したメタデータを保存するようにDesktopを設定した場合は、メタデータ・フィールドにデフォルト値を設定できます。詳細は、第2.14項「フォームベースのチェックインに使用するメタデータの保存の設定」を参照してください。

    コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

    必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、電子メール・メッセージをチェックインできません。

    ネイティブ11gユーザー・インタフェースでは、フォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの一番下にある「リセット」ボタンを使用します。

  9. 「OK」をクリックして、電子メール・メッセージまたは添付ファイルを選択したOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインします。複数のメッセージをチェックインしたり、添付ファイルを別個にチェックインする場合は、「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが再度開き、アイテムごとにチェックイン処理を繰り返すことができます。


ヒント:

常に添付ファイルが先にチェックインされ、その後に関連付けられた電子メール・メッセージがチェックインされます。添付ファイルを単独でチェックインすることもできます。これを行うには、添付ファイルがチェックインされた後、電子メール・メッセージのチェックイン用にコンテンツ・チェックイン・フォームが再表示されたときにそのフォームを取り消します。


12.5.2 ドラッグ・アンド・ドロップによる電子メール・メッセージのチェックイン

この機能はMicrosoft Outlookとの統合に対してのみ使用できます。

「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用して電子メール・メッセージをチェックインする方法(第12.5.1項「「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用した電子メール・メッセージのチェックイン」を参照)のかわりに、チェックインする電子メール・メッセージを1つ以上選択し、マウスを使用してメッセージをサーバー上の目的のコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップする方法もあります。電子メールをサーバー上のコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップする場合、[Ctrl]キーを押しながらアイテムをドラッグ・アンド・ドロップしないかぎり、元の電子メールは電子メール・アプリケーションから削除されます。これは、元の電子メールが電子メール・アプリケーションに常に保持される「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用した方法とは異なります。

通常、チェックインされる電子メール・メッセージのファイル名は件名と受信日付の組合せです。ただし、ファイル名は、システムの構成に応じた他の方法でも(たとえば、電子メールの他の属性、電子メール・メッセージIDまたは一意に生成されたコードを使用して)指定できます。Windowsのファイル名に使用できない文字は空白に置き換えられます。一部の構成では、同じファイル名の電子メールがすでに存在するコンテンツ・フォルダに電子メール・メッセージをドラッグ・アンド・ドロップした場合、カッコで囲んだ順序番号がファイル名に追加されます(たとえば、「Re Our Discussion (2).msg」)。他の構成では、このような重複は許可されない場合があります。Microsoft Outlookメッセージは、.msgファイルとしてチェックインされます。

電子メール・メッセージおよび添付ファイルをサーバー上のコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップする場合、メタデータ・プロンプト設定に関係なく(第4.11項「エンタープライズ・ライブラリおよびフォルダのメタデータ・プロンプトの有効化」を参照)、添付ファイルは常に電子メールと一緒に(つまり、埋め込まれた状態で)チェックインされます。


注意:

Outlook VCard (.vcf)ファイルは、コンテンツ・サーバーにチェックインされません。


新しい電子メール・メッセージをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップすると、そのコンテンツ・フォルダの設定によっては、メッセージのメタデータの指定を求められる場合があります(第4.11項「エンタープライズ・ライブラリおよびフォルダのメタデータ・プロンプトの有効化」を参照)。メタデータの入力を求められない場合、ファイルはコンテンツ・フォルダに割り当てられているデフォルトのメタデータを継承します(第4.5項「コンテンツ・ファイルのメタデータ」を参照)。

ドラッグ・アンド・ドロップを使用して1つ以上の電子メール・メッセージをコンテンツ・サーバーにチェックインするには:

  1. Microsoft Outlookを開きます。

  2. コンテンツ・サーバーにチェックインする電子メール・メッセージを1つ以上選択します。必要に応じて、複数のメッセージを選択できます。各メッセージは、サーバー上の個別のコンテンツ・アイテムとしてチェックインされます。

  3. メール・フォルダ・ペインで、マウスを使用して、選択した電子メール・メッセージをサーバー上のコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップします。

  4. 電子メールをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスまたはOracle Content Databaseサーバー・インスタンスにドラッグ・アンド・ドロップしたときに、コンテンツ・フォルダのメタデータ・プロンプトが有効な場合は、「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが開きます。フォルダのメタデータ・プロンプトが無効な場合、または電子メールを別のタイプのWebDAVサーバーにドラッグ・アンド・ドロップした場合、ファイルはチェックインされ、追加のプロンプトは表示されません。残りの手順はスキップできます。

  5. 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスの「ソース・ファイル」フィールドに、チェックインされる電子メール・メッセージ・ファイルが表示されます。ファイルはローカル・コンピュータの一時的な場所に格納されます。デフォルトでは、ファイル名は電子メールの件名になります(Windowsのファイル名に使用できない文字は空白に置換されます)。ただし、サーバー管理者が電子メール・メッセージIDをファイル名として使用するように構成を変更している可能性があります。Microsoft Outlookメッセージは、.msgファイルとしてチェックインされます。

  6. 「プロファイル」リストから、チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

    プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1またはOracle Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3サーバーでは使用できません。

  7. チェックイン・フォームを完成します。

    表示されるメタデータ・フィールドは、コンテンツ・サーバーの構成によって異なります。

    一部のメタデータ・フィールドには、電子メール・ヘッダーなどのソースから取得した情報が自動的に移入されます。次に例を示します。

    • タイトル: このタイトルには電子メール・メッセージの件名がデフォルト設定されます(ただし、サーバー管理者は、電子メール・メッセージIDをコンテンツ・アイテムのタイトルとして使用するように構成を変更できます)。タイトルは必要に応じて変更できます。

    • 作成者: ここには、電子メール・メッセージをチェックインしようとしているコンテンツ・サーバー・ユーザーが表示されます。

    • アドレス: 電子メール・メッセージの受信者(「宛先」フィールド)。

    • その他のアドレス: 電子メール・メッセージの追加の受信者(「CC」フィールド。存在する場合)。「BCC」フィールドの名前は無視されます。

    • 電子メールの件名: 電子メール・メッセージの件名の行。

    電子メールまたは添付ファイルの最後のチェックインに使用したメタデータを保存するようにDesktopを設定すると、一部のメタデータ・フィールドにデフォルト値を設定できます。詳細は、第2.14項「フォームベースのチェックインに使用するメタデータの保存の設定」を参照してください。

    コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

    必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、電子メール・メッセージをチェックインできません。

    ネイティブ11gユーザー・インタフェースでは、フォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの一番下にある「リセット」ボタンを使用します。

  8. 「終了」をクリックして、電子メール・メッセージを選択したコンテンツ・フォルダにチェックインします。チェックインするメッセージを複数選択した場合は、「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが再度開き、メッセージごとにチェックイン処理を繰り返すことができます。

12.5.3 電子メール・メッセージおよび添付ファイルのチェックイン

電子メール・メッセージおよび1つ以上の添付ファイルをチェックインする場合は、表12-2に説明するように、チェックイン方法および構成によって添付ファイルの処理方法が異なります。

表12-2 電子メールの添付ファイルの処理

チェックイン方法 Oracle WebCenter Contentサーバーへのチェックイン Oracle Content DBサーバーやその他のWebDAVサーバーへのチェックイン

「メール・アイテムのチェックイン」機能(第12.5.1項「「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用した電子メール・メッセージのチェックイン」を参照)

「電子メール・チェックインの設定」ダイアログの設定に従って、添付ファイルがチェックインされます。

なし

ドラッグ・アンド・ドロップ(Microsoft Outlookのみ。第12.5.2項「ドラッグ・アンド・ドロップによる電子メール・メッセージのチェックイン」を参照)

添付ファイルは常に電子メールと一緒に(つまり、埋め込まれた状態で)チェックインされます。

添付ファイルは常に電子メールと一緒に(つまり、埋め込まれた状態で)チェックインされます。


添付ファイルを個別のコンテンツ・アイテムとしてOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインすると、関連付けられた電子メール・メッセージのコンテンツ情報ページには、チェックインされた各添付ファイルへのリンクが表示されます。このリンクは、各添付ファイルの最新リビジョンを指します。ただし、サーバーでRmaEmailコンポーネントを使用している場合は、新しいリビジョンのコンテンツ・アイテムが存在するかどうかに関係なく、リンクは常に最初のリビジョンを指します。また、Outlook VCard (.vcf)ファイルはコンテンツ・サーバーにチェックインされません。

12.5.4 電子メールのチェックインを行わない添付ファイルのチェックイン


注意:

この機能はMicrosoft Outlook 2010以降に対してのみ使用できます。


電子メールをチェックインすることなく、その電子メールに添付されている添付ファイルをチェックインできます。

添付ファイルのみをチェックインするには:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft Outlookのみ)を開きます。

  2. チェックインする添付ファイルを含んでいる電子メール・メッセージを選択します。

    1つのメッセージの複数の添付ファイルを一度にチェックインできます。複数のメッセージを選択すると、添付ファイルをチェックインするオプションが使用できなくなります。

  3. 「WebCenter Content」リボンを開き、「添付ファイルのチェックイン」を選択します。

  4. 「添付ファイルのチェックイン」ダイアログで、チェックインする添付ファイルを選択して、「OK」をクリックします。

  5. 「コンテンツのチェックイン」ダイアログの「サーバー」リストで、最初の(または1つのみの)添付ファイルのチェックイン先にするOracle WebCenter Content Serverインスタンスを選択します。

  6. 「プロファイル」リストから、チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(存在する場合)。

  7. チェックイン・フォームを完成します。

    コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

  8. 「OK」をクリックして、選択したOracle WebCenter Content Serverインスタンスに添付ファイルをチェックインします。

チェックインする添付ファイルを複数選択した場合は、「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが再度開きます。アイテムごとにチェックイン処理を繰り返してください。

12.6 サーバー上のコンテンツ・ファイルへのリンクの電子メールへの挿入

サーバー上のコンテンツ・ファイルへのリンクを電子メール・メッセージに挿入できます。また、独自のリンク・テキストを指定したり、リンク・ターゲットのファイル・レンディションを指定できます。


注意:

Microsoft OutlookでMicrosoft Wordを電子メール・エディタとして使用している場合は、右クリックし、コンテキスト・メニューを使用してリンクを挿入できます。


サーバー上のコンテンツ・アイテムへのリンクを電子メールに挿入するには:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. 電子メール・メッセージを作成するか開きます。

  3. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」ツールバーの「添付ファイルの取得」ボタンをクリックします。

    Microsoft·Outlook·2010および2013:·「挿入」または「メッセージ」リボンを開き、「添付ファイルの取得」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「添付ファイルの取得...」を選択します。

  4. 「添付ファイルの取得」ダイアログが開きます。

  5. 「参照」をクリックして、「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。このダイアログ・ボックスで、電子メール内でリンク先となる、コンテンツ・サーバー上の1つ以上のファイルを検索して選択します。使用可能なサーバーのリストにはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーは表示されません。

    複数のファイルを同時に選択できます。ファイルを検索した場合は、検索結果リストで含める各アイテムのチェック・ボックスを選択します。コンテンツ・フォルダ内のファイルを参照した場合、連続した選択肢に対しては[Shift]キーを、連続していない選択肢に対しては[Ctrl]キーを押して選択します。終了したら「OK」をクリックします。

    電子メールに含めるファイルを選択すると、「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「コンテンツ・アイテム」フィールドには、コンテンツIDが表示されます。複数のファイルを選択した場合は、最初に選択したファイルのIDが表示されるため、ドロップダウン・リストを使用して別のファイルを表示できます。

  6. 「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスで、「リンク」パネルを選択します。

  7. 選択した各ファイルについて、電子メール・メッセージに挿入するハイパーリンクのリンク・テキストを指定します。デフォルトは、コンテンツ・アイテムのファイル名(ファイル拡張子なし)ですが、このファイル名は必要に応じて変更できます。リンクは、次の例のように、電子メール・メッセージに"指定したリンク・テキスト: コンテンツ・アイテムへのURL"の形式で挿入されます:

    John Doeは、次のファイルをあなたと共有しています。リンクをクリックするとファイルを表示できます:
    Latest Sales Report Microsoft Wordドキュメント、10 KB
    http://server.example.com/cs/idcplg?IdcService=GET_FILE&dDocName=ID1003&RevisionSelectionMethod=LatestReleased
    WebCenter Content Serverを開きます

    リンク・テキストを指定しない場合は、URLのみが挿入されます。

  8. 選択した各ファイルについて、ハイパーリンクが指すファイル・レンディションを次の中から選択します。

    • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・ファイルにリンクします。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイル(たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は.docファイルや.docxファイル)にリンクします。

    • Web表示可能レンディション: Webブラウザに表示できる元のファイルのバージョンにリンクします。コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、ファイルがWeb表示可能レンディションであることを手動で指定できますが、Web表示可能レンディションは、多くの場合、コンテンツ・サーバーで自動的に作成され、ネイティブ・ファイル(たとえば、生成されたPDFバージョン)とともにチェックインされます。

    • HTMLレンディション: ファイルの表示が要求されたときにコンテンツ・サーバーで変換された元のファイルのHTMLバージョンにリンクします。

    • コンテンツ情報ページ: コンテンツ・アイテムに関するメタデータ情報(タイトル、作成者など)を提供するコンテンツ・サーバー上のページにリンクします。このページには、コンテンツ・アイテムの使用可能な各種レンディションへのリンクも含まれています。

  9. 選択したファイルごとに、ハイパーリンクが常に最新リビジョンを指すかどうかを指定します。このチェック・ボックスを選択すると、リンク・ターゲットは常に最新のものになります。それ以外の場合、ハイパーリンクの参照先はコンテンツ・アイテムの特定のリビジョンとなります。つまり、ハイパーリンクは、ファイルがコンテンツ・サーバー上で更新されても、そのファイルの古いリビジョンを指します。

  10. 「OK」をクリックして、ハイパーリンクを電子メール・メッセージに挿入します。

12.7 サーバー上のコンテンツ・ファイルの電子メールへの添付

サーバー上の1つ以上のコンテンツ・ファイルを電子メッセージに添付できます。


注意:

Microsoft OutlookでMicrosoft Wordを電子メール・エディタとして使用している場合は、Desktopの添付機能を使用できません。この機能を使用するには、Microsoft OutlookのHTMLエディタやテキスト・エディタを使用する必要があります。


サーバー上のコンテンツ・アイテムを電子メールに添付するには:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. 電子メール・メッセージを作成するか開きます。

  3. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」ツールバーの「添付ファイルの取得」ボタンをクリックします。

    Microsoft·Outlook·2010および2013:·「挿入」または「メッセージ」リボンを開き、「添付ファイルの取得」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「添付ファイルの取得...」を選択します。

  4. 「添付ファイルの取得」ダイアログが開きます。

  5. 「参照」をクリックして、「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。このダイアログ・ボックスで、電子メールに添付する、コンテンツ・サーバーのファイルを検索して選択します。使用可能なサーバーのリストにはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーは表示されません。

    複数のファイルを同時に選択できます。ファイルを検索した場合は、検索結果リストで電子メールに添付する各アイテムのチェック・ボックスを選択します。コンテンツ・フォルダ内のファイルを参照した場合、連続した選択肢に対しては[Shift]キーを、連続していない選択肢に対しては[Ctrl]キーを押して選択します。終了したら「OK」をクリックします。

    電子メールに添付するファイルを選択すると、「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「コンテンツ・アイテム」フィールドには、コンテンツIDが表示されます。複数のファイルを選択した場合は、最初に選択したファイルのIDが表示されるため、ドロップダウン・リストを使用して別のファイルを表示できます。

  6. 「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスで、「ファイル」パネルを選択します。

  7. 選択した各ファイルについて、電子メールに添付するファイル・レンディションを次の中から選択します。

    • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・ファイルにリンクします。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイル(たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は.docファイルや.docxファイル)にリンクします。

    • Web表示可能レンディション: Webブラウザに表示できる元のファイルのバージョンにリンクします。コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、ファイルがWeb表示可能レンディションであることを手動で指定できますが、Web表示可能レンディションは、多くの場合、コンテンツ・サーバーで自動的に作成され、ネイティブ・ファイル(たとえば、生成されたPDFバージョン)とともにチェックインされます。

  8. 「OK」をクリックして、選択したコンテンツ・アイテムを電子メール・メッセージに添付します。

12.8 ファイルへのリンクを含む新しい電子メールの作成


注意:

この手順は、ネイティブ11gユーザー・インタフェースを使用する場合にのみ該当します。


コンテンツ・フォルダ階層でファイルを選択すると、そのファイルに関する情報がプレビュー・ペインに表示されます。WebCenter Contentサーバー・インスタンスの場合、これはサーバーからのコンテンツ情報ページです。その他のサーバーの場合、URLなどの基本的なファイル情報がプレビュー・ペインにリストされます。プレビュー・ペインの「電子メールでリンクを送信」オプションを使用すると、現在選択されているファイルへのリンクを含む新しい電子メールを作成できます。

ファイルへのリンクを含む電子メールを作成するには:

  1. (Windowsエクスプローラ、または使用可能な場合はMicrosoft Outlookのメール・ペインの)コンテンツ・フォルダ階層でファイルを選択します。

  2. WebCenter Contentサーバーの場合: 「電子メール」メニューから、「電子メールでリンクを送信」を選択します。

    新しい電子メール・メッセージが開きます。メッセージの件名は、Re:の後にリンクされたファイルのタイトルが続きます。電子メールの本文には、ファイルのWeb表示可能バージョンへのリンク、ファイルのネイティブ・バージョンへのリンク、ファイルのコンテンツ情報ページへのリンクの3つが挿入されます。これらのリンクのいずれかを含めない場合は、電子メールを送信する前に削除できます。

    Content DBサーバーまたはWebDAVサーバーの場合: プレビュー・ペインで、「電子メールでリンクを送信」を選択します。

    新しい電子メール・メッセージが開きます。メッセージの件名は、Re:の後にファイルの名前が続きます。電子メールの本文では、サーバー上のファイルのWeb表示可能バージョンを指すURLが角カッコで囲まれています。

これで、電子メールを完成して送信できます。

12.9 チェックインされた電子メール・メッセージを開く

チェックインした電子メール・メッセージをサーバーから開いて、デフォルトの電子メール・アプリケーションで表示できます。メッセージは必要に応じて変更することもできますが、サーバーにチェックインして戻すことはできません。ただし、メッセージを他のユーザーに送信したり、コピーをローカル・コンピュータに保存することはできます。電子メール・メッセージは、受信時とまったく同じ状態で保持するという明確な目的のためにコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

Microsoft Outlook

サーバー上のコンテンツ・フォルダを参照して、表示する電子メール・メッセージを検索します。電子メール・ファイルを開くには、ファイルをダブルクリックするか、またはファイルを右クリックしてコンテキスト・メニューから「表示」を選択します。


注意:

チェックインされた電子メール・ファイルのコンテキスト・メニューから「開く」を選択しないでください。選択すると、ファイルがチェックアウトされますが、チェックインして戻すことはできません(チェックアウトを元に戻すのみになります)。


Windowsエクスプローラ

Windowsエクスプローラで、サーバー上のコンテンツ・フォルダ内の電子メール・ファイルを参照できます。また、電子メール・ファイルの検索も実行できます(第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」を参照)。表示する電子メール・メッセージを特定して、そのファイルを右クリックし、コンテキスト・メニューから「表示」を選択します。

12.10 すべてのワークフロー割当ての表示

Oracle WebCenter Content Serverインスタンスの現在のすべてのワークフロー割当ては、電子メール・アプリケーションの1つの便利なリストとして表示できます。このリストには、現在レビュー対象としてユーザーに割り当てられているワークフロー内のすべてのファイルが表示されます。これらのファイルは、リストから直接承認または却下できます。


注意:

Content Server 11gインスタンスに接続している場合のみ使用できます。


コンテンツ・サーバーにある現在のすべてのワークフロー割当てのリストを表示する手順は次のとおりです。

  1. 電子メール・アプリケーションを開いて、フォルダ・ペインが表示されていることを確認します。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。電子メール・アプリケーションでこのノードが表示されない場合は、まずこのノードを有効にします(「WebCenter Contentサーバー階層の表示」を参照)。

  3. すべてのワークフロー割当てを表示するサーバーをクリックします。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. ワークフロー割当てノードを探して選択します。このノードはユーザー・ノードの下にネストされている場合があります。

    ワークフロー割当てというノードがない場合、そのサーバーでワークフロー割当てが無効になっているか、そのサーバーはContent Server 11gインスタンスではありません。

    コンテンツ・ペインに、レビュー対象として現在割り当てられているすべてのファイルが一覧表示されます。このリストは、Oracle WebCenter ContentサーバーのWebインタフェース(「コンテンツ・サーバー」の下)のリストと一致します。このリストからファイルに直接アクセスしてレビューできます(第7.3項「ワークフローのファイルの承認または却下」を参照)。

12.11 配布リストの使用


注意:

デフォルトでは、配布リストのサポートは無効になっています。この項で説明されている配布リストの機能を使用するには、「配信リストのサポート」オプションをオンにして機能を有効にする必要があります。このオプションは、「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックスにあります。このダイアログ・ボックスを開くには、「WebCenter Content」メニューまたはリボン(またはLotus Notesの「アクション」メニュー)を使用するか、 「電子メール統合設定...」を選択します。


配布リストは、一般的な名前でグループ化された電子メール・アドレスの集合です。グループ名宛のすべてのメッセージは、リストに含まれる全アドレスに送信されます。配布リストはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインできます(RmaEmailコンポーネントを実行中の場合)。配布リストをOracle Content DBサーバーやその他のWebDAVサーバーにチェックインすることはできません。

Microsoft Outlookのアドレス帳にすでに存在する配布リストや、新規に作成した配布リストをチェックインできます。配布リストは、チェックインした後に必要に応じて編集できます。

配布リストは「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスから使用します。


注意:

Microsoft OutlookでMicrosoft Wordを電子メール・エディタとして使用している場合は、配布リストをチェックインできません。この機能を使用するには、Microsoft OutlookのHTMLエディタやテキスト・エディタを使用する必要があります。


「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを使用して、次の作業を実行できます。

12.11.1 新しい配布リストのチェックイン

新しい電子メール配布リストを作成し、そのリストをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインできます。これを行うには、次の手順を実行します:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「配布リストのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

  3. 「配布リストのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)

  4. 「追加」をクリックします。

    「配布リストの編集」ダイアログが開きます。

  5. 「リスト名」フィールドに、作成する新しい配布リストの名前を入力します。

  6. 「名前」フィールドに、配布リストに表示するメンバーの名前を入力します。

  7. 「アドレス」フィールドに、そのメンバーの電子メール・アドレスを入力します。

  8. 「追加」をクリックします。

    配布リストに追加する新しいメンバーごとに、ステップ6から8を繰り返します。

  9. 配布リストへの名前とアドレスの追加が完了した後に、「OK」をクリックして、配布リストのチェックイン・フォームを開きます。

  10. 配布リストの適切なメタデータを指定し、「チェックイン」をクリックします。

    配布リストが現在のOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインされます。

  11. チェックインの確認メッセージに対して「OK」をクリックし、「閉じる」をクリックして「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを閉じます。

配布リストは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、そのサーバーの「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスに表示されるようになります。

12.11.2 Microsoft Outlookのアドレス帳からの配布リストのチェックイン

Microsoft Outlookのアドレス帳にすでに存在する電子メール配布リストを選択し、そのリストをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインできます。これを行うには、次の手順を実行します:

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「配布リストのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

  3. 「配布リストのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)

  4. 「アドレス帳」をクリックします。

    「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログが開きます。

  5. 「参照リストの選択」リストから、コンテンツ・サーバーにチェックインする配布リストが含まれるMicrosoft Outlookのグループを選択します。

  6. そのグループから、チェックインする配布リストを選択します。

    必要に応じて「詳細...」をクリックし、配布リストのプロパティ・ダイアログ・ボックスを開きます。このダイアログ・ボックスにはアドレスのリストが表示されます。これは、Microsoft Outlookで配布リストの詳細を表示するためのダイアログ・ボックスと同じです。プロパティを変更する場合は、Microsoft Outlookのヘルプに記載されている手順に従ってください。

  7. 配布リストをチェックインする準備が完了した後、「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログ・ボックスで「チェックイン」をクリックし、配布リストのチェックイン・フォームを開きます。

  8. 配布リストの適切なメタデータを指定し、「チェックイン」をクリックします。

    配布リストが現在のOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインされます。

  9. チェックインの確認メッセージに対して「OK」をクリックし、「閉じる」をクリックして「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを閉じます。

配布リストは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、そのサーバーの「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスに表示されるようになります。


注意:

Outlook 2002 (XP)でMicrosoft Wordを電子メール・エディタとして使用している場合は、配布リストをチェックインできません。この機能を使用するには、Microsoft OutlookのHTMLエディタやテキスト・エディタに切り替える必要があります。


12.11.3 配布リストの編集

配布リストは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインした後、情報を追加、変更または削除することによって変更できます。また、「リセット」をクリックして、「名前」フィールドと「アドレス」フィールドの情報をクリアすることもできます。


重要:

配布リストに対する変更は、コンテンツ・サーバーにチェックインしたバージョンにのみ反映されます。ただし、配布リストをMicrosoft Outlookでも使用している場合、そのバージョンは変更されません。コンテンツ・サーバーにチェックインされた配布リストを編集した場合は、新しいバージョンまたは新しいコンテンツ・アイテムとしてそのリストを保存できます。


既存の配布リストへの新しいメンバーの追加

既存の配布リストに新しいメンバーを追加する手順は次のとおりです。

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「配布リストのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

  3. 「配布リストのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)

  4. 新しいメンバーを追加する配布リストを選択します。

  5. 「編集」をクリックします。

    「配布リストの編集」ダイアログが開きます。

  6. 「リスト名」フィールドに、現在の配布リストの名前が表示されます。この情報は変更できません。

  7. 新しいリスト・メンバーを追加するには、「名前」フィールドに新しいメンバーの名前を入力し、「アドレス」フィールドを入力します。「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスを最初に開くと、「名前」フィールドと「アドレス」フィールドには、リスト内の最初のメンバーの詳細がすでに入力されています。これらの値を新しいメンバーの名前とアドレスで上書きして、新しいメンバーを追加することもできます。上書きしても、リスト内の元の最初のメンバーが削除されることはありません。

  8. 「追加」をクリックして、新しいメンバーを配布リストに追加します。

    配布リストに追加する新しいメンバーごとに、ステップ6から8を繰り返します。

  9. 配布リストへの新しいメンバーの追加が完了した後に、「OK」をクリックして、「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスを閉じます。

    メッセージが表示され、配布リストを新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインするか、または既存のアイテムのリビジョンとしてチェックインするかを選択するように求められます。

  10. 配布リストを新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインする場合は、「新規コンテンツ・アイテム」を選択します。次に、配布リストの新しい名前を入力し、「OK」をクリックして、コンテンツ・チェックイン・フォームを開きます。

    配布リストを既存のコンテンツ・アイテムのリビジョンとしてチェックインする場合は、「新規リビジョン」を選択し、コンテンツ・チェックイン・フォームを開きます。

  11. 必要に応じて、配布リストの適切なメタデータを指定または変更し、「チェックイン」をクリックします。

    配布リストが現在のOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインされます。

  12. チェックインの確認メッセージに対して「OK」をクリックし、「閉じる」をクリックして「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを閉じます。

配布リストのメンバーの名前やアドレスの変更

配布リストのメンバーの名前やアドレスを変更する手順は次のとおりです。

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「配布リストのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

  3. 「配布リストのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)

  4. 名前やアドレスを変更するメンバーが含まれている配布リストを選択します。

  5. 「編集」をクリックします。

    「配布リストの編集」ダイアログが開きます。

  6. 「リスト名」フィールドに、現在の配布リストの名前が表示されます。この情報は変更できません。

  7. 名前やアドレスを変更するリスト・メンバーを選択します。

  8. 「名前」フィールドまたは「アドレス」フィールド(あるいはその両方)を適切に更新し、「変更」をクリックして変更内容を保存します。

    名前やアドレスを変更するリスト・メンバーごとに、ステップ7および8を繰り返します。

  9. リスト・メンバー情報の変更が完了した後に、「OK」をクリックして、「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスを閉じます。

    メッセージが表示され、配布リストを新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインするか、または既存のアイテムのリビジョンとしてチェックインするかを選択するように求められます。

  10. 配布リストを新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインする場合は、「新規コンテンツ・アイテム」を選択します。次に、配布リストの新しい名前を入力し、「OK」をクリックして、コンテンツ・チェックイン・フォームを開きます。

    配布リストを既存のコンテンツ・アイテムのリビジョンとしてチェックインする場合は、「新規リビジョン」を選択し、コンテンツ・チェックイン・フォームを開きます。

  11. 必要に応じて、配布リストの適切なメタデータを指定または変更し、「チェックイン」をクリックします。

    配布リストが現在のOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインされます。

  12. チェックインの確認メッセージに対して「OK」をクリックし、「閉じる」をクリックして「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを閉じます。

配布リストからのメンバーの削除

配布リストからメンバーを削除する手順は次のとおりです。

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「配布リストのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

  3. 「配布リストのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)

  4. リストから削除するメンバーが含まれている配布リストを選択します。

  5. 「編集」をクリックします。

    「配布リストの編集」ダイアログが開きます。

  6. 「リスト名」フィールドに、現在の配布リストの名前が表示されます。この情報は変更できません。

  7. 配布リストから削除するリスト・メンバーを選択します。

  8. 選択したリスト・メンバーを削除するには、「削除」をクリックし、「はい」をクリックして削除操作を確定します。

    配布リストから削除するメンバーごとに、ステップ7および8を繰り返します。

  9. リスト・メンバーの削除が完了した後に、「OK」をクリックして、「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスを閉じます。

    メッセージが表示され、配布リストを新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインするか、または既存のアイテムのリビジョンとしてチェックインするかを選択するように求められます。

  10. 配布リストを新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインする場合は、「新規コンテンツ・アイテム」を選択します。次に、配布リストの新しい名前を入力し、「OK」をクリックして、コンテンツ・チェックイン・フォームを開きます。

    配布リストを既存のコンテンツ・アイテムのリビジョンとしてチェックインする場合は、「新規リビジョン」を選択し、コンテンツ・チェックイン・フォームを開きます。

  11. 必要に応じて、配布リストの適切なメタデータを指定または変更し、「チェックイン」をクリックします。

    配布リストが現在のOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインされます。

  12. チェックインの確認メッセージに対して「OK」をクリックし、「閉じる」をクリックして「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを閉じます。


注意:

Outlook 2002 (XP)でMicrosoft Wordを電子メール・エディタとして使用している場合は、配布リストをチェックインできません。この機能を使用するには、Microsoft OutlookのHTMLエディタやテキスト・エディタに切り替える必要があります。


12.11.4 配布リストの削除

配布リストをOracle WebCenter Contentサーバーから削除できます。削除すると、その配布リストのすべてのバージョンが削除されます。ただし、配布リストをMicrosoft Outlookでも使用している場合、その配布リストは変更されず、Microsoft Outlookで引き続き使用できます。

配信リストを削除する手順は次のとおりです。

  1. 電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)を開きます。

  2. Microsoft Outlook 2002、2003および2007: 「WebCenter Content」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

    Microsoft Outlook 2010および2013: 「WebCenter Content」リボンを開き、「配布リストのチェックイン」を選択します。

    Lotus Notes: 「アクション」メニューを開き、「配布リストのチェックイン...」を選択します。

  3. 「配布リストのチェックイン」ダイアログが開きます。(最初に、ログイン資格証明の入力を求められる場合があります。)

  4. コンテンツ・サーバーから削除する配布リストを選択します。

  5. 選択した配布リストを削除するには、「削除」をクリックし、「はい」をクリックして削除操作を確定します。

  6. 「閉じる」をクリックして、「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスを閉じます。