Siebel Application Adapter for Oracle WebCenterの使用
11g リリース1 (11.1.1)
E94549-01(原本部品番号:E17067-04)
2015年4月
このドキュメントでは、Oracle Siebelアダプタを使用して構成される「管理対象添付ファイル」IFrameで、Siebelユーザーが選択可能なオプションについて説明します。このガイドは、以前はOracle WebCenter Siebelアプリケーション・アダプタ・ユーザーズ・ガイドと呼ばれていたドキュメントの新しいエディションです。
次の項が含まれます:
関連ドキュメント
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Siebelアプリケーション・アダプタの管理
Oracle WebCenter Siebelアダプタを使用すると、Siebel CRMユーザーは、Oracle WebCenter Content Serverリポジトリに保存されたドキュメント添付ファイルを操作できるようになります。コンテンツ・サーバーのドキュメントは、Siebelエンティティの添付ファイルとして、Siebelアプリケーションのカスタマイズ可能な「管理対象添付ファイル」IFrameに表示されます。
このIFrameを使用して、選択したSiebelレコードに添付されるコンテンツ・サーバーのドキュメントを表示、添付、スキャン、添付解除、フィルタ処理および編集します。また、コンテンツ・サーバー・アプリケーションを起動して、検索オプションをアクティブにすると、自分にアクセス権のあるコンテンツ・サーバーのドキュメントを見つけることもできます。
管理対象添付ファイル・ソリューションは、Oracle WebCenter Content Serverによってドキュメント添付ファイルの機能を提供します。構成に応じて、次のようなタスクに管理対象添付ファイル・ソリューションを使用します。
Siebelアプリケーションから離れることなく、添付されたドキュメントとメタデータの値を確認します。
コンテンツ・サーバーのツールを使用して、ドキュメントの検索、表示および編集を実行します。
選択したSiebelレコードがサポートしているドキュメントをスキャンおよびアップロードします。
この項では、「管理対象添付ファイル」IFrameとその画面を使用して、次のタスクを実行する方法について説明します。
Content Serverの手順の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。
管理対象添付ファイル・ソリューションを表示するには、次の手順を実行します。
「管理対象添付ファイル」IFrameに表示されるドキュメントのリストにフィルタを適用して絞り込むには、次の手順を実行します。
「フィルタ」をクリックします。「添付ファイル・フィルタ」ページが表示されます。
「添付ファイル・フィルタ」ページで、表示されるドキュメントに適用するフィルタの条件を入力し、「フィルタ結果」をクリックします。「添付ファイル・フィルタ」ページが閉じられ、「管理対象添付ファイル」IFrameにリストされるドキュメントは入力した条件に基づいて絞り込まれます。
ドキュメントをチェックインして、選択したSiebelレコードに添付するには、次の手順を実行します。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「新規」をクリックします。
「コンテンツ・チェックイン・フォーム」のフィールドを入力します。
「プライマリ・ファイル」フィールドで、「参照」ボタンをクリックしてファイルを選択することで、添付するファイルを指定します。
「チェックイン」をクリックします。
Content Serverのオプションが表示され、メッセージによりドキュメントがチェックインされたことが確認されます。「類似をチェックイン」ボタンを使用すると、同じメタデータ値を使用して、別のドキュメントをチェックインできます。
「チェックインの確認」画面を閉じます。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「リフレッシュ」をクリックして、新たにチェックインした添付ファイルを表示します。
選択したSiebelレコードからドキュメントを添付解除するには、次の手順を実行します。ドキュメントを添付解除すると、Siebelレコードへのリンクは削除されますが、そのドキュメントがコンテンツ・サーバーから削除されることはありません。(第2.11項も参照してください。)
「管理対象添付ファイル」IFrameで、選択したSiebelレコードから添付解除する添付ファイルに対応する行を選択します。
「削除」をクリックします。
ドキュメントの添付解除を確認するプロンプトが表示されたら、「OK」をクリックします。
メッセージでは、ドキュメントが正常に添付解除されたことが示されます。メッセージを閉じると、添付ファイル・リストが自動的にリフレッシュされ、添付解除されたドキュメントはIFrameにリストされなくなります。
「管理対象添付ファイル」IFrameに表示するフィールドを選択して並べ替えるには、次の手順を実行します。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「構成」をクリックします。
「表示用にフィールドを構成」画面で、「主な情報」領域に移動するには、「使用できるフィールド」領域のそれらのフィールドを選択し(複数のフィールドを選択するには[Ctrl]キーを押したままにして)、右矢印ボタンをクリックします。(表示用に選択したフィールドは、「使用できるフィールド」領域で淡色表示テキストで表示されます)。
フィールドの表示順序は、「主な情報」領域で再配置することにより変更します。フィールドを移動するには、選択して上下矢印ボタンをクリックします。
注意: 必要に応じて、「リセット」をクリックして、フィールドの表示と順序をデフォルトに戻します。 |
「適用」をクリックし、IFrameを表示して変更の結果を確認します。
完了したら、「保存して終了」をクリックして、「表示用にフィールドを構成」画面を閉じます。
添付されたドキュメントのメタデータ値や前のリビジョンを確認するには、次の手順を実行します。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、選択した添付ファイルの「情報」列に表示される「情報」アイコンをクリックします。
「コンテンツ情報」画面にドキュメントに関する詳細を表示します。
Content Server上のドキュメントを編集するには、次の手順を実行します。ネイティブ・アプリケーションへのアクセス権が付与されている必要があることに注意してください。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、選択した添付ファイルの「編集」アイコンをクリックします。(「編集」アイコンは、この方法で編集可能なドキュメントにのみ表示されます)。
ドキュメントがネイティブ・アプリケーションで開きます。変更を加え、ドキュメントを保存します。
この方法を使用して開いたドキュメントは、自動的にチェックアウトされます。ドキュメントをネイティブ・アプリケーションに保存した後で、そのドキュメントは新しいリビジョンとして再度自動的にチェックインされます。
Web表示可能フォーマットでドキュメントを開くか、またはローカル・コンピュータなどの選択した場所にネイティブ・フォーマットでドキュメントを保存するには、次の手順を実行します。このようにドキュメントに加えた変更は、Content Serverで保存されないことに注意してください。第2.7項を参照してください。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、選択したドキュメントの「名前」フィールドのリンクをクリックします。「ファイル・ダウンロード」ダイアログ・ボックスが表示され、ファイルを開いたり、保存するオプションが示されます。
「開く」または「保存」をクリックします。
選択したドキュメントのメタデータ値を変更するには、次の手順を実行します。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、選択した添付ファイルの「プロパティ」アイコンをクリックします。
「情報更新フォーム」でドキュメントのメタデータ値に変更を加えます。
「更新の送信」をクリックします。
1つのコンテンツ・サーバーのドキュメントを複数のSiebelレコードに添付できます。たとえば、同じ組織内の複数の連絡先に1つの法的文書を添付するとします。このようにするには、まず、コンテンツ・サーバーのドキュメントをSiebelレコードに添付してから、そのコンテンツ・サーバーの添付ファイルにリンクするために、追加のSiebelレコードのレコード・キーを手動で追加する必要があります。
コンテンツ・サーバーのドキュメントにリンクするSiebelレコードごとにキーをメモしておきます。
Siebelアプリケーションでレコードのキーを調べるには、Siebelレコードのプライマリ・ペインのタイトル・バーを右クリックして、「レコード情報」を選択します。表示されたダイアログで、「行番号」の後にリストされたキーをメモします。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、コンテンツ・サーバーのドキュメントの「プロパティ」アイコンをクリックします。
「情報更新フォーム」にある「Siebelエンティティに添付」フィールドで、Siebelレコードのキーをレコードのタイプに対応するフィールドに入力して、緑色のプラス記号をクリックします。(たとえば、連絡先レコードの場合は、「連絡先」フィールドにSiebelレコードのキーを入力して、そのフィールドのプラス記号をクリックします)。この手順を繰り返して、追加のSiebelレコードを添付ファイルにリンクします。
コンテンツ・サーバーからドキュメントを削除して、Siebelレコードから添付解除するには、次の手順を実行します。ドキュメントのみを添付解除(Content Serverから削除しないで、選択したSiebelレコードへのリンクを削除)するには、第2.4項を参照してください。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、選択した添付ファイルの「情報」アイコンをクリックします。
「アクション」オプションで、削除するリビジョンの「削除」リンクをクリックします。プロンプトが表示されたら、削除を確認します。
コンテンツ・サーバーからドキュメントを検索するには、次の手順を実行します。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「拡張検索」をクリックします。
拡張検索フォームで検索条件を指定します。
デフォルトでは、検索は選択したSiebelレコードへの添付ファイルに限定されています。たとえば、Siebelの連絡先レコードを確認しているときには、Siebelエンティティの値が「連絡先」フィールドに表示されます。検索範囲を広げて選択したSiebelレコードに添付されたドキュメント以外のものを検索するには、Siebelエンティティの識別子を削除します。
たとえば、名前でドキュメントを検索する場合は、「タイトル」フィールドで「次で始まる」を選択し、隣接するフィールドにドキュメント名の最初の部分を入力します。
「検索」をクリックします。検索結果がリスト表示されます。
注意: IFrameの構成に応じて、コンテンツ・サーバーとその機能のすべてにアクセスできることも、限定的にしかアクセスできないこともあります。その機能の詳細は、「クイック・ヘルプ」リンクをクリックするか、コンテンツ・サーバーのドキュメントを参照してください。 |
「管理対象添付ファイル」IFrameには、Oracle WebCenter Enterprise Captureアプリケーションを起動する「スキャン」ボタンがあります(構成されている場合)。このアプリケーションにより、TWAIN準拠のスキャナを使用したドキュメントのスキャンや、ファイル(PDFやMicrosoft Wordドキュメントなどのイメージ・ファイルまたは非イメージ・ファイル)のインポートが可能になります。ドキュメントをレビュー、編集および索引付けした後で、「リリース」をクリックし、そのドキュメントをOracle WebCenter Enterprise Captureからコンテンツ・サーバーに転送して、選択したSiebelエンティティに添付します。
ドキュメントをスキャンまたはインポートするには、次の手順を実行します。
ドキュメントをスキャンする場合は、スキャナのフィーダ・トレイにドキュメントを置きます。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「スキャン」をクリックします。「ドキュメントのスキャン」画面が表示されます。
「ドキュメント分類」ドロップダウン・リストから、分類を選択します。
これは、スキャンまたはインポートするドキュメントのタイプを識別します。たとえば、運転免許証またはパスポートのコピーをスキャンするには、アイデンティティ・ドキュメントのドキュメント分類を選択します。
「セキュリティ・グループ」ドロップダウン・リストからセキュリティ・グループを選択します。
「ドキュメントのスキャン」をクリックします。選択したドキュメントの分類がスキャンまたはインポート用に構成されているかどうかに基づいて、Oracle WebCenter Enterprise Captureクライアント・アプリケーションが起動し、オプションが表示されます。
スキャン用に設定した場合、スキャナはフィーダに収められたページをスキャンし、図1に示すように「ドキュメント」ペインにスキャン結果を表示します。レビューや索引付けが、すぐに実行できます。
インポート用に設定した場合、ファイル・インポート画面が表示され、インポートするファイルを1つ以上選択するように要求されます。クライアント・プロファイルで許可されている場合は、イメージ・ファイルに加え、イメージ以外のファイルもインポートできます。ファイルを選択すると、図1に示すように、選択したページが「ドキュメント」ペインに表示されます。レビューや索引付けが、すぐに実行できます。
図1 Oracle WebCenter Enterprise Captureクライアント・ウィンドウ
「ドキュメント」ペインで、ドキュメントのレビューと編集を実行します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用の「ドキュメントのレビューと編集」の章を参照してください。
「メタデータ」ペインで、ドキュメントに適用するドキュメント・プロファイルを選択します。たとえば、顧客注文ドキュメントに索引付けする場合は、顧客番号、顧客名および注文のメタデータ・フィールドを持つドキュメント・プロファイルを選択します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用の「ドキュメントの索引」の章を参照してください。次のガイドラインに従ってください。
「メタデータ」フィールドはContent Serverドキュメントとともにメタデータとして格納される値を提供します。名前の前にアスタリスクのあるメタデータ・フィールドは、必須フィールドであることを示しています。
ドキュメントのすべてのページには同じメタデータの値があります。ドキュメントの1つのページに索引付けすると、そのドキュメント内の他のすべてのページにも索引を付けることになります。
作業が完了したら、「リリース」をクリックし、コンテンツ・サーバーにドキュメントをコミットして、Siebelレコードに添付します。バッチのリリースを確認するプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックします。
注意: 必要なメタデータ・フィールドに入力せずにバッチをリリースした場合、Content Serverがドキュメントの保存または添付を試行する際に、バッチでエラーが発生することがあります。 |
バッチのアイコンは処理状態を示すように変化し、そのバッチはバッチ・ペインに表示されなくなります。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「リフレッシュ」をクリックすると、新たにスキャンまたはインポートしたドキュメントが、選択したSiebelレコードに添付された状態で表示されます。生成されたドキュメントが表示されるまで数分かかる場合があることに注意してください。
「管理対象添付ファイル」IFrameには、Oracle Distributed Document Captureアプリケーションを起動する「スキャン」ボタンがあります(構成されている場合)。このアプリケーションにより、TWAIN準拠のスキャナを使用したドキュメントのスキャンや、スキャン済イメージ・ファイルのディスクからのインポートが可能になります。ドキュメントをレビュー、編集および索引付けした後で、「送信」をクリックし、そのドキュメントをOracle Distributed Document Captureからコンテンツ・サーバーに転送して、選択したSiebelエンティティに添付します。
ドキュメントをスキャンまたはインポートするには、次の手順を実行します。
ドキュメントをスキャンする場合は、スキャナのフィーダ・トレイにドキュメントを置きます。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「スキャン」をクリックします。「ドキュメントのスキャン」画面が表示されます。
「ドキュメント分類」ドロップダウン・リストから、分類を選択します。
これは、スキャンまたはインポートするドキュメントのタイプを識別します。たとえば、運転免許証またはパスポートのコピーをスキャンするには、アイデンティティ・ドキュメントのドキュメント分類を選択します。
「ドキュメントのスキャン」をクリックします。選択したドキュメントの分類がスキャンまたはインポート用に構成されているかどうかに基づいて、Oracle Distributed Document Captureクライアント・アプリケーションが起動し、オプションが表示されます。
スキャン用に設定した場合、スキャナはフィーダに収められたページをスキャンし、図2に示すように、「レビュー」/「索引」画面にスキャン結果を表示します。レビューや索引付けが、すぐに実行できます。(すべてのページがスキャンされ、バッチ内の1つのドキュメントに格納されます)。
インポート用に設定されている場合、ファイル・インポート画面が表示され、インポートするスキャン済イメージ・ファイルを1つ以上選択するように要求されます。ファイルを選択すると、図2に示すように、選択したページが「レビュー/索引」画面に表示されます。レビューや索引付けが、すぐに実行できます。(すべてのファイルが単一バッチ内の単一のドキュメントにインポートされます)。
図2 Oracle Distributed Document Captureの「レビュー/索引」画面
「レビュー」/「索引」画面で、ドキュメントのレビュー、編集および索引付けを実行します。詳細は、Oracle Distributed Document Captureユーザーズ・ガイドを参照してください。次のガイドラインに従ってください。
ドキュメントにはページを追加してもかまいませんが、バッチにはドキュメントを追加しないでください。
「索引」フィールドが下側のペインに表示されます。「索引」フィールドはContent Serverドキュメントとともにメタデータとして格納される値を提供します。必要な索引フィールドの名前の前にアスタリスクが表示されます。
ドキュメントのすべてのページには同じ索引の値があります。あるページで値を変更すると、そのドキュメント内のすべてのページでもその値が変更されます。
作業が完了したら、「送信」をクリックし、ドキュメントをコンテンツ・サーバーに転送してSiebelレコードに添付します。バッチの送信を確認するプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックします。
注意: 必須の索引フィールドが入力済になっていない場合は、それらのフィールドに入力してからバッチを送信する必要があります。 |
クライアントにより、バッチ送信結果が表示されます。
バッチ送信結果画面とOracle Distributed Document Capture画面を閉じます。
「管理対象添付ファイル」IFrameで、「リフレッシュ」をクリックすると、新たにスキャンまたはインポートしたドキュメントが、選択したSiebelレコードに添付された状態で表示されます。生成されたドキュメントが表示されるまで数分かかる場合があることに注意してください。
「アダプタ」画面の内容は次のとおりです。
「管理対象添付ファイル」IFrameを使用して、選択したSiebelレコードに添付されているコンテンツ・サーバーのドキュメントを表示、添付、スキャン、添付解除および編集します。また、コンテンツ・サーバー・アプリケーションを起動して、検索オプションをアクティブにすると、自分にアクセス権のあるコンテンツ・サーバーのドキュメントを見つけることもできます。
「管理対象添付ファイル」IFrameは、Siebelレコード内に表示されます。ここには、選択したSiebelレコードに添付されているすべてのコンテンツ・サーバーのドキュメントがリストされ、表1に示すオプションを使用できます。
IFrameについて
デフォルトの列については次の表で説明しますが、第2.5項で説明されているように、表示されている列は「構成」をクリックすることによってカスタマイズできます。
添付ファイルのリストが長くなる場合は、前のページおよび次のページを表示するための矢印が下側に表示されます。
列見出し間の線の上にカーソルを置くと列のサイズを変更できます。双方向矢印に変更する場合は、クリックおよびドラッグして、列のサイズを増減します。列の内容が次の行に送られます。
添付ファイル・リストをソートするには、列見出しをクリックします。ソートすると、昇順または降順を示す三角形が表示されます。
設定によっては、この項で説明している機能の一部が使用できないことがあります。たとえば、一部のボタンが表示されていない場合や、一部のアイコンが無効化(グレー表示)されている場合があります。
表1「管理対象添付ファイル」IFrameオプション
要素 | 説明 |
---|---|
名前 |
Siebelレコードに添付されたコンテンツ・サーバーの各ドキュメントのネイティブ名(拡張子を含む)がリストされます。ドキュメントのリンクをクリックして、ドキュメントのWeb表示可能なレンディションを開くか保存します。 |
タイトル |
添付されたコンテンツ・サーバーのドキュメントのタイトルが表示されます。タイトルは、チェックイン時に割り当てられたものです。 |
作成者 |
ファイルをチェックインしたユーザーを識別します。 |
サイズ |
添付のコンテンツ・サーバー・ドキュメントのサイズ(KB/MB)を表示します。 |
日付 |
コンテンツ・サーバーのドキュメントをコンテンツ・サーバーに最後に送信した日付が表示されます。 |
情報 |
このアイコンをクリックすると、「コンテンツ情報」画面で選択したドキュメントの詳細情報とコンテンツ・アクションが表示されます。 |
編集 |
ネイティブ・アプリケーションで添付のコンテンツ・サーバー・ドキュメントをチェックアウト、開くおよび編集するには、このアイコンをクリックします。 |
プロパティ |
「情報更新フォーム」で添付されたコンテンツ・サーバーのドキュメントのメタデータ値を更新するには、このアイコンをクリックします。 |
新規 |
「コンテンツ・チェックイン・フォーム」のフィールドに入力して、選択したSiebelレコードにコンテンツ・サーバーのドキュメントを添付するには、このボタンをクリックします。 |
スキャン |
第2.14項で示すように、ドキュメントをスキャンまたはインポートし、Siebelレコードに添付するには、このボタンをクリックします。 |
削除 |
このボタンは、選択したコンテンツ・サーバーのドキュメントの添付を解除する場合にクリックします。添付解除によって、コンテンツ・サーバーのドキュメントはSiebelエンティティから削除されますが、コンテンツ・サーバーからは削除されません。 |
リフレッシュ |
このボタンは、「管理対象添付ファイル」IFrameの表示を更新する場合にクリックします。 |
拡張検索 |
このボタンは、コンテンツ・サーバー上のファイルを検索する場合にクリックします。 |
構成 |
「表示用にフィールドを構成」画面で「管理対象添付ファイル」IFrameに表示するフィールドを選択して並べ替えるには、このボタンをクリックします。 |
フィルタ |
表示される添付ファイルを絞り込む条件の指定に使用する「添付ファイル・フィルタ」ページを表示するには、クリックします。 |
フィルタ(アクティブ) |
表示された添付ファイルが「添付ファイル・フィルタ」ページに入力した条件に基づいてフィルタリングされると、「フィルタ」ボタンのラベルがフィルタ(アクティブ)に変わります。フィルタ(アクティブ)ボタンをクリックすると、「添付ファイル・フィルタ」ページが表示されます。このページでは、新しい条件の入力や適用を行うことができます。 |
フィルタの取消 |
添付ファイルの完全なリストが表示されます(結果のフィルタ処理に使用されていた条件がクリアされます)。取り消されると、フィルタ(アクティブ)ボタンのラベルは、「フィルタ」に戻ります。 |
「添付ファイル・フィルタ」ページを使用して、「管理対象添付ファイル」IFrameに表示される添付ファイルのリストを制限する条件を指定します。
このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameの「フィルタ」をクリックします。
要素 | 説明 |
---|---|
ドキュメント・タイプ | 選択可能なタイプのリストから、表示するドキュメントのタイプを選択します(複数選択可)。複数のタイプを選択する場合は、[Ctrl]キーを押しながら各タイプをクリックします([Ctrl]+クリック)。 |
ファイル名 | 名前または名前の一部を入力して、入力した文字がファイル名に含まれるドキュメントにリストを絞り込みます。たとえば、「Rec」と入力すると、ドキュメントRecord1、Record2、およびRecord3と、Receipt1およびReceipt2が表示されます。ファイル名のフィルタでは、大文字と小文字が区別されます。 |
作成者 | 作成者の名前を入力すると、この作成者がチェックインしたドキュメントにリストが絞り込まれます。 |
コメント | テキストを入力して、このコメントのテキストを含んでいるドキュメントにリストを絞り込みます。 |
セキュリティ・グループ | セキュリティ・グループを選択して、このグループに割り当てられているドキュメントにリストを絞り込みます。 |
変更期間 | カレンダ・アイコンをクリックして日付を選択することで、指定した日付範囲に変更されたドキュメントにリストを絞り込みます。 |
フィルタのリセット | クリックすると、選択したフィルタ・オプションがリセットされ、テキスト・フィールドに入力した条件がすべてクリアされます。 |
フィルタ結果 | クリックすると、添付ファイルのフィルタページが閉じられ、フィルタ処理された結果が「管理対象添付ファイル」IFrameに表示されます。 |
「コンテンツ・チェックイン・フォーム」を使用して、ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインし、メタデータ値を割り当てて、選択したSiebelレコードに添付します。
このフォームを表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameの「新規」をクリックします。
要素 | 説明 |
---|---|
タイプ | ファイルの最も適切なオプションを選択します。管理対象添付ファイルのデフォルトのドキュメント・タイプは、SiebelAttachmentです。このフィールドは必須です。 |
タイトル | ドキュメントの説明的なタイトルを入力します。このフィールドは必須です。 |
作成者 | ファイルをチェックインしたユーザーを識別します。このフィールドは必須です。 |
セキュリティ・グループ | ファイルのセキュリティ・グループを選択します。ファイルは、指定したセキュリティ・グループに対する権限を持つユーザーが使用できるようになります。このフィールドは必須です。 |
プライマリ・ファイル | 次のいずれかの方法でプライマリ・ファイルを指定します。
このフィールドは必須です。 |
コメント | ファイルに関する注釈を入力します。 |
チェックイン | このボタンは、この画面で選択した設定を使用して、指定したドキュメントをチェックインする場合にクリックします。 |
リセット | このボタンは、入力内容を取り消して、この画面のデフォルト設定を復元する場合にクリックします。 |
「表示用にフィールドを構成」画面では、IFrameに表示する添付ファイルの情報を指定できます。
この画面を表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameの「構成」をクリックします。
要素 | 説明 |
---|---|
使用できるフィールド | IFrameに表示できるフィールドがリストされます。右矢印をクリックして、選択したフィールドを「主な情報」領域に移動します。表示用に選択したフィールドは、淡色の文字で表示されます。 |
主な情報 | IFrameに表示するために選択したフィールドがリストされます。フィールドは、この領域内での表示順に従って、左から右に表示されます。上矢印または下矢印のボタンをクリックして、選択したフィールドを再配置します。 |
適用 | このボタンは、「管理対象添付ファイル」IFrame画面の変更をプレビューする場合にクリックします。(必要に応じて、「表示用にフィールドを構成」画面を一時的に再配置してIFrameの変更を表示します)。 |
保存して終了 | このボタンをクリックすると、表示構成に対する変更内容が保存され、「管理対象添付ファイル」IFrameに戻ります。 |
リセット | このボタンをクリックすると、変更が取り消され、デフォルトのシステム・フィールドを表示するように復元されます。 |
「コンテンツ情報」画面を使用して、添付ファイルに関する詳細を表示して、そのファイルのWeb表示可能バージョンやネイティブ・バージョンを表示します。また、必要に応じてドキュメントを削除します。
この画面を表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameで選択したドキュメントの「情報」をクリックします。
要素 | 説明 |
---|---|
タイプ | 最も適切にファイルを表すタイプが表示されます。管理対象添付ファイルのデフォルトのドキュメント・タイプは、SiebelAttachmentです。 |
タイトル | 添付されたコンテンツ・サーバーのファイルのタイトルが表示されます。タイトルは、チェックイン時に割り当てられたものです。 |
作成者 | ファイルをチェックインしたユーザーを識別します。 |
セキュリティ・グループ | ファイルへのアクセス権限を指定する識別子。 |
コメント | ファイルに関する追加の注釈が表示されます。 |
Siebelエンティティのフィールド
(連絡先、順序、アカウント、サービス・リクエスト、訪問レポート、商談、資産、見積り、クレーム、ケース、証拠、逮捕、インシデント、違反、グループ、容疑者、引合、活動、プロジェクト) |
各Siebelレコード・タイプのフィールドが表示されます。Siebelレコード・キーは、Siebelレコードのタイプに対応するフィールドに表示されます。 |
チェックアウトの実行者 | ファイルをチェックアウトしたユーザーの識別子。 |
ステータス | ファイルの現在のステータスを識別します。「リリース」というステータスは、リビジョンがコンテンツ・サーバーで使用可能であることを示します。 |
フォーマット | ファイルのフォーマットを識別します。 |
Webロケーション | このリンクをクリックすると、添付ファイルのWeb表示可能なレンディションが表示されます。 |
ネイティブ・ファイル | このリンクをクリックして、ファイルのコピーを保存するか、ファイルをネイティブ・アプリケーションで開きます。 |
表 | ファイルのリビジョンが、リリース日、有効期限およびステータスとともにリストされます。「削除」リンクをクリックして、対応するリビジョンを削除します。 |
コンテンツ・アクション | ファイルのチェックアウト、更新、類似ファイルのチェックイン、ファイルへのサブスクライブ、またはファイルをチェックアウトして開く操作のオプションを提供します。 |
電子メール | 「電子メールでリンクを送信」リンクによって、選択したファイルへのURLを含む新しい電子メール・メッセージが開かれます。 |
情報の更新フォームを使用して、選択したドキュメントのメタデータ値に変更を加えます。第2.12項に示すとおり、メタデータ値を使用してコンテンツ・サーバー上でドキュメントを検索できます。
このフォームを表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameで選択した添付ファイルの「プロパティ」アイコンをクリックします。
要素 | 説明 |
---|---|
コンテンツID | ファイルに割り当てられた一意の識別子が表示されます。 |
タイプ | ファイルの最も適切なオプションを選択します。管理対象添付ファイルのデフォルトのドキュメント・タイプは、SiebelAttachmentです。 |
タイトル | ドキュメントの説明的なタイトルを入力します。デフォルトでは、コンテンツ・サーバーによって、Siebelエンティティの添付タイプを識別する接頭辞が付けられます。たとえば、「連絡先」エンティティに添付されたドキュメントの接頭辞は「ContactAtt:」になります。(この接頭辞はオプションです)。 |
作成者 | 現在のファイルのリビジョンをチェックインしたユーザーを識別します。 |
セキュリティ・グループ | ファイルへのアクセス権を指定します。テキストを入力することも、定義済の値のリストから選択することもできます。 |
リビジョン | ファイルのリビジョン番号を識別します。(特別な理由がある場合を除いて、リビジョンは変更しないでください。) |
コメント | ファイルに関する注釈を入力します。 |
Siebelエンティティのフィールド
(連絡先、順序、アカウント、サービス・リクエスト、訪問レポート、商談、資産、見積り、クレーム、ケース、証拠、逮捕、インシデント、違反、グループ、容疑者、引合、活動、プロジェクト) |
これらのフィールドでは、選択したSiebelレコードを識別して、そのレコードを添付されたファイルにリンクします。レコード・キーは、選択したSiebelレコードのタイプに対応するフィールドに表示されます。
プラス記号のアイコンを使用すると、複数のSiebelレコードを1つのコンテンツ・サーバーのファイルにリンクできます。第2.10項を参照してください。 |
更新の送信 | このボタンは、メタデータの変更内容を添付ファイルに保存する場合にクリックします。 |
リセット | このボタンは、メタデータの変更を取り消して、このフォームを表示したときの値に復元する場合にクリックします。 |
「ドキュメントのスキャン」画面を使用し、スキャンまたはインポートするドキュメントのタイプを指定して、Siebelレコードに添付します。
この画面を表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameの「スキャン」をクリックします。
この検索画面を使用すると、コンテンツ・サーバーのコンテンツを検索できます。検索条件を指定して「検索」をクリックすると、結果がリスト表示されます。
Siebelエンティティ・タイプに対応するフィールドには、ID値が表示される点に注意してください。たとえば、「連絡先」レコードを確認すると、「連絡先」に隣接するフィールドにはID値が表示されます。検索範囲を広げて選択したSiebelレコードに添付されたドキュメント以外のものを検索するには、このエンティティ値を削除します。
設定に応じて、この画面でコンテンツ・サーバーのすべての機能にアクセスできることも、限定的な機能にしかアクセスできないこともあります。たとえば、問合せを後で使用するために保存できる場合も、保存できない場合もあります。
このフォームを表示するには、「管理対象添付ファイル」IFrameで「拡張検索」をクリックします。
要素 | 説明 |
---|---|
コンテンツID | 演算子を選択して、ファイルの一意の識別子を検索します。 |
タイトル | 演算子を選択して、ファイルのタイトルを検索します。 |
タイプ | 演算子を選択して、ファイルのタイプを検索します。 |
セキュリティ・グループ | 演算子を選択して、ファイルのセキュリティ・グループを検索します。 |
作成者 | 演算子を選択し、ファイルをチェックインしたユーザーを検索します。 |
日付 | 日付範囲を指定して、その範囲内にリリースされたファイルを検索します。 |
有効期限 | 日付範囲を指定して、その範囲内に有効期限日が収まるファイルを検索します。 |
コメント | 演算子を指定し、ファイルをそのコメントで検索します。 |
Siebelエンティティのフィールド | 演算子を指定して、Siebelレコード・キーでファイルを検索します。 |
ページごとの結果 | 検索結果ページに表示される結果の数を設定します。 |
ソート基準 | ターゲットを指定した検索結果をソートするために使用するオプションを決定し、それらの結果を昇順または降順(デフォルト)のどちらで表示するかを設定します。
|
検索 | このボタンは、検索条件の指定後に検索を実行する場合にクリックします。 |
リセット | フォームをリセットします。 |
保存 | このボタンは、検索条件を後で使用するために問合せとして保存する場合にクリックします。(このフィールドは使用できないことがあります)。 |
オラクル社のアクセシビリティに対するコミットメントについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
)を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Siebelアプリケーション・アダプタの使用, 11gリリース1 (11.1.1)
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