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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリリース・ノートfor Windows and UNIX

12c (12.2.0.1)

E70113-04
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle GoldenGateリリース・ノートfor Windows and UNIX

12c (12.2.0.1)

E70113-04(原本部品番号:E64454-05)

2016年7月

このドキュメントでは、WindowsおよびUNIXプラットフォーム用のOracle GoldenGate 12c (12.2.0.1)リリースの新機能、主な変更点および既知の問題について説明します。内容は次のとおりです。

1.1 12c (12.2.0.1)の新機能

この項は、このリリースで発表された新機能の概要です。このリリースでサポートされているデータベースごとに分けられており、次にすべてのサポート対象のデータベースに適応する新機能が続きます。

1.1.1 Oracle GoldenGateの新しいコア機能

この項では、Oracle GoldenGate 12.2.0.1の諸機能を複数のデータベースにまたがって使用できるようにする、コア・インフラストラクチャの変更点について説明します。

メタデータのカプセル化

この機能では、メタデータを格納し、ソースからターゲットへ転送して、証跡ファイルごとにカプセル化することにより、次のような利点をもたらします。

  • 各表の最初のSEQUENCEまたは最初のDMLが処理される前に、Extractによってメタデータ・レコードが各証跡ファイルに埋め込まれます。次の2つのメタデータ・レコードが証跡ファイルに追加されます。

    • データベース定義レコード(DDR) — データベースの文字セット、タイムゾーンおよびオブジェクト名の大文字と小文字の区別に関する情報。

    • 表定義レコード(TDR) — 表および列の定義。

  • Oracle GoldenGateでは、レプリケーション・プロセスで各表に関連付けられているメタデータにSOURCEDEFSパラメータとASSUMETARGETDEFSパラメータを使用する必要がなくなりました。これで、これらのパラメータのいずれも定義せずにレプリケーションを構成できるようになりました。

  • 2つの非Oracleスキーマ間でOracle DDLをレプリケートできるようになりました。たとえば、ターゲットにソースよりも多くの列(タイムスタンプ列など)を追加できます。

  • SOURCEDEFSを必要とせずに、異なる列の配列で表をレプリケートできるようになりました。

  • メタデータのカプセル化機能を使用するのが、Oracle GoldenGateリリース12.2.0.1のデフォルトです。

  • 表のメタデータの解決について、次に示す新旧の方法を簡単に切り替えることができます。

    • 新しいUSE_TRAILDEFS GLOBALSパラメータを使用して、すべてのポンプとReplicatを制御する方法。

    • ポンプまたはReplicatパラメータ・ファイルのSOURCEDEFSパラメータとASSUMETARGETDEFSパラメータごとにOVERRIDEオプションを使用する方法。

注意:

ハートビート機能にはメタデータのカプセル化が必要です。メタデータのカプセル化はデフォルトで有効です。明確に無効化した場合、ハートビートは正常に機能しません。

エンドツーエンド・レプリケーションの遅延

エンドツーエンド・レプリケーションの遅延を表示する新しいビルトイン機能で、ハートビート表を手動で実装する必要がありません(ドキュメントID 965415.1 データベースとのハートビートを維持するようにGoldenGateを設定する方法の記事を参照)。このレプリケーション構成を簡素化して、次のような追加機能を提供するために、新しいコマンドが追加されました。

  • ソースからターゲットへの片方向遅延。

  • すべてのレプリケーション・トポロジのレプリケーション・フローの自動計算。

  • 受信遅延と送信遅延の両方が発生するアクティブ/アクティブ・レプリケーション設定での双方向遅延。

  • Oracle GoldenGateソフトウェア・コマンド・インタフェース(GGSCI)の新規コマンドADD HEARTBEATTABLEによって、この機能は有効化されます。レプリケーション・プロセスのパラメータ・ファイルを更新してハートビートを有効にする必要はありません。

  • 新しいGG_LAGデータベース・ビューでは、エンドツーエンド遅延に関する情報を表示できます。

パラメータの簡素化

Oracle GoldenGateパラメータの使用方法が簡素化され、次のことができるようになりました。

  • INFO PARAMコマンドを使用して、パラメータに関する詳細なヘルプを取得し、パラメータの説明と使用可能な場所について詳細な情報を確認する。

  • SEND … GETPARAMINFOコマンドを使用して、実行中のプロセスに関連付けられているアクティブなパラメータをすべて表示する。

  • 新しいcheckprmユーティリティを使用して、パラメータ・ファイルを検証する。checkprmを使用すると、レプリケーションをデプロイする前にパラメータ・ファイルの有効性を確認し、構文エラーを回避できます。

証跡ファイル拡張の増加

6桁の証跡ファイルから9桁の証跡ファイルに拡張することにより、証跡ファイルの最大数を1000単位で拡張します。この9桁の証跡ファイル・フォーマットがデフォルトになりました。

ポンプによるリモート証跡ファイルの自動リカバリ

Oracle GoldenGateではターゲット・システムを前の時点にリストアするタイミングを自動的に処理することにより、高可用性機能が拡張されています。また、ターゲットの証跡ファイルが誤って削除されたり破損している場合、この機能でそのほとんどのケースを処理します。これは、ソースの証跡データが使用可能な場合は、ターゲットで欠落している証跡データを自動的に再生成することにより、また、変更データの適用時に重複トランザクションをインテリジェントにスキップすることにより実行されます。

証跡リカバリ・プロセスには、場合によって、破損または欠落した証跡ファイルを自動的に再作成する機能があります。Extractポンプの再起動時に書込み先の証跡が存在しない場合、Extractポンプはターゲット・システム上で欠落した証跡ファイルの再作成を試みます。これは、プロセスのチェックポイント情報と前回の有効な証跡ファイルを使用して自動的に実行されます。Replicatプロセスは、新しい証跡リカバリ機能によって再作成された証跡ファイル内に重複データがあると、そのデータを自動的にスキップします。このリカバリは、この順序番号以降にターゲット証跡が1つ以上あり、Extractポンプの読取り元のソース上に証跡ファイルがまだ存在する場合に発生します。

このプロセスは、ターゲット上で破損または無効な証跡ファイルを再作成する場合にも使用できます。破損した証跡ファイルとそれ以降の証跡ファイルを単純に削除してから、Extractポンプを再起動します。この新しい動作では、PURGEOLDEXTRACTS MINKEEPルールを適切に構成して、ターゲット環境の再構築に使用できるソースの証跡ファイルが必ず存在するようにしておくことをお薦めします。この機能では、ソースとターゲットの両方のサーバーでOracle GoldenGateリリース12.1.2.1.8以上が使用されている必要があります。NOFILTERDUPTRANSACTIONSを指定してReplicatを起動すると、このデフォルト動作が上書きされ、ターゲット・データベースに適用済のトランザクションが再度適用される可能性があるため、それは実行しないでください。

パフォーマンス・ツールキット・モニター

パフォーマンス・ツールキット・モニターが導入され、診断とチューニング用に次のような新しいメトリックが用意されました。

  • CPU

  • I/O

  • インフライト・トランザクション

  • キャッシュ・メモリーの使用率と統計

  • キャプチャと適用パフォーマンスの向上

これらのメトリックはRESTful APIに記録され、Oracle GoldenGateサポートおよび開発による問題の診断で使用されます。これらのメトリックを使用してCPU効率を改善することで、ソース・データベースとターゲット・データベースの負荷を削減できます。

次のサイトで、対応する無償のJavaプログラムを入手し、独自のモニタリング・システムを構成できます。

https://java.net/projects/oracledi/downloads/download/GoldenGate/OGGPTK.jar

注意:

パフォーマンス・ツールキット・モニターを使用するには、Oracle GoldenGate Management Packのライセンスが必要です。

1.1.2 Oracle Databaseの新機能

コア機能以外にもOracle Database固有の機能が複数あり、この項ではそれらの機能について説明します。

XAG統合

GLOBALSファイルのXAGENABLEパラメータを使用し、Oracle Grid Infrastructure Bundled Agents (XAG)を認識しやすくして、クラスタ構成の高可用性環境を実現するよう、Oracle GoldenGateを構成できます。HP NonStopプラットフォームでは無効です。

インスタンス化SCNのサポート

Oracle Data Pumpとの統合により、オンライン移行を簡素化。各表のSCNを保持し、各表の適用ポイントを管理して、インスタンス化プロセスを改善します。

非表示列のサポート

非表示列のレプリケーションが統合キャプチャ・モードでサポートされるようになりました。証跡フォーマット・リリース12.2が必要です。

Oracle Active Data Guardからのフェッチのサポート

統合ExtractにOracle Active Data Guard (ADG)のスタンバイ・データベースからデータをフェッチする機能が用意され、Extractが安定した状態に達した後でのソース・データベースに対する影響がなくなりました。

1.1.3 SQL Serverの新機能

SQL Serverのみをサポートしている新機能を次に示します。

列の文字セット・エンコーディングのサポート

表ごとに複数の文字セット・エンコーディングがある場合でも、SQL ServerなどのデータベースとOracle Database間のレプリケーションが可能になります。

Standard Editionでのキャプチャのサポート

SQL Server Standard EditionからのDMLのキャプチャが導入されました。以前のGoldenGate 12.1.0リリースでは、SQL Server Enterprise EditionからのDMLのキャプチャのみがサポートされており、その理由はサプリメンタル・ロギングを有効にする方法にあり、それにはSQL ServerのEnterprise Editionのみで利用可能な機能が使用されていました。Oracle GoldenGateでは、Standard Editionの機能である別のメカニズムを使用して、Standard Editionのインスタンスでサプリメンタル・ロギングを有効化できるようになりました。詳細は、SQL ServerのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成を参照してください。

アーカイブ・ログのみモード

SQL Serverトランザクション・ログ・バックアップからのみDMLをキャプチャする方法が導入されました。Oracle GoldenGateは、データベース・サーバー上でアーカイブ・ログのみ(ALO)モード構成(リモートALOモードを含む)で実行できます。この機能の主な利点は、オプションでOracle GoldenGateを中間層のWindowsサーバーにインストールして実行できることです。詳細は、SQL ServerのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成を参照してください

圧縮ログ・バックアップ

SQL Server 2014の圧縮ログ・バックアップのサポートが追加されました。

1.1.4 DB2 LUWの新機能

DB2 LUWのみをサポートしている新機能を次に示します。

一時表がサポートされるようになりました。

1.1.5 DB2 for i、Informix、MySQL、SQL/MX、Sybase、TimesTenおよびPostgreSQL用の新機能

DB2 for i、MySQL、Sybase、TimesTenおよびPostgreSQLの各データベースに固有の機能はなく、これらのデータベースではすべてのコア機能を使用できます。

1.2 コマンドの変更および追加

この項では、この製品リリースの新機能または機能変更の結果として新たに作成および更新されたOracle GoldenGateコマンドに関する情報を示します。

1.2.1 リモート証跡セキュリティの強化

GoldenGateインストール環境のdirdatディレクトリまたはdirdatサブディレクトリに、リモート・サイトから着信する証跡を受信するターゲット・ディレクトリが存在しない場合には、新しい要件があります。このような場合にターゲット・ディレクトリを指定するには、GLOBALSファイルでALLOWOUTPUTDIRパラメータを使用する必要があります

1.2.2 自動ハートビート表

新しいハートビート表の自動生成に伴って、次が追加されました。

  • [ENABLE | DISABLE]_HEARTBEAT_TABLE — Oracle GoldenGateプロセスでGG_HEARTBEAT表のレコードを処理するかどうかを指定します。GLOBALSとして指定されている場合、特定のプロセスによって上書きされないかぎり、インストール全体でtrueです。

  • HEARTBEATTABLE heartbeat_table_name — ハートビート表の完全修飾名を指定します。ハートビート表を示す名前を使用して、他の2つの表(それぞれheartbeat_table_name_SEEDおよびheartbeat_table_name_HISTORY)が作成されます。1つの名前を指定すると、ハートビート・インフラストラクチャで使用されるすべての名前が予約されます。

    指定されていない場合、スキーマ名にはGGSCHEMAの値が、ハートビート表の名前にはGG_HEARTBEATの値が使用されます。

  • ADD HEARTBEATTABLE {, FREQUENCY frequency, RETENTION_TIME retention_time_interval, PURGE_FREQUENCY purge_frequency} — このコマンドは次を実行します。

    • GG_HEARTBEAT_SEED表、GG_HEARTBEAT表およびGG_HEARTBEAT_HISTORY表をGGSCHEMAに作成し、GG_HEARTBEAT表とGG_HEARTBEAT_SEED表のサプリメンタル・ロギングを追加します。

    • LOCAL_DATABASE列のみにデータがあり、REMOTE_DATABASEがNULLの行をGG_HEARTBEAT_SEEDに挿入します。

    • GG_HEARTBEAT表とGG_HEARTBEAT_SEEDの各行のHEARTBEAT_TIMESTAMPを定期的に更新するジョブGG_UPDATE_HEARTBEATSを作成します。

    • 間隔が指定されていない場合、デフォルトの60秒が繰返し間隔として使用されます。

    • GG_PURGE_HEARTBEATSスケジューラ・ジョブと、指定された保存時間に基づいて表内の最も古い行を定期的にパージするプロシージャを作成します。これは、SQL/MXではサポートされていません。

    • スケジューラ・ジョブを開始します。

    • Oracleの場合、ハートビートを生成するすべてのPDBで、ADD HEARTBEATTABLEをCDBモードで実行する必要があります。

    • 間隔は秒単位です。

      保存時間は日単位です。

      パージ間隔は日単位です。

  • DELETE HEARTBEATTABLEGG_UPDATE_HEARTBEATSジョブ、GG_PURGE_HEARTBEATSジョブ、およびハートビート表(存在する場合)を削除します。

  • ALTER HEARTBEATTABLE FREQUENCY frequencyGG_UPDATE_HEARTBEATSの繰返し間隔を変更します。

    変更間隔がゼロに設定されている場合、ハートビートの一時停止と同じです。ハートビート・レコードを再開するには、間隔をゼロより大きい値に変更します。

  • ALTER HEARTBEATTABLE RETENTION_TIME retention_time_interval — 指定されたハートビートの保存時間(日単位)を変更します。

  • ALTER HEARTBEATTABLE PURGE_FREQUENCY purge_frequency_intervalGG_PURGE_HEARTBEATSの繰返し間隔(日単位)を変更します。

  • DELETE HEARTBEATENTRY process-name — アクティブではなくなったプロセスのハートビート表のエントリを削除します。

  • INFO HEARTBEATTABLE — データベースに構成されたハートビート表に関する情報を表示します。

  • LAGLAGコマンドは、GG_LAGSビューに遅延を表示する新しいGLOBALオプションを含むように拡張されました。

  • 自動ハートビート機能はMySQLバージョン5.5ではサポートされていません。

1.2.3 メタデータのExtract証跡

この項では、メタデータのExtract証跡の機能拡張に伴う、Oracle GoldenGateコマンドに関する情報を示します。

  • EXTFILE / EXTTRAIL / RMTFILE / RMTTRAIL — 証跡内にオブジェクト定義を含めるかどうかを制御するOBJECTDEFS | NO_OBJECTDEFSオプションがEXTFILEEXTTRAILRMTFILEおよびRMTTRAILの各コマンドに追加されました。

    オープン・システム・データベースからOracle GoldenGate for HP NonStop (Guardian)にレプリケートする場合、HP NonStopでは証跡からのオブジェクト定義の処理がサポートされていないため、12.2より前のフォーマット・バージョンを指定して、オブジェクト定義を証跡に含めないようにします。

  • SOURCEDEFS — アプリケーションに対して、メタデータではなく定義ファイルの定義を使用するように要求する新しいキーワードOVERRIDESOURCEDEFSに追加されました。デフォルトでは、メタデータ・レコードの表定義によってSOURCEDEFSファイルの定義が上書きされます。

  • ASSUMETARGETDEFS — Replicatに対して、ターゲット・データベースの定義を証跡レコードの定義として使用するように要求する新しいキーワードOVERRIDEASSUMETARGETDEFSに追加されました。デフォルトでは、メタデータ・レコードの表定義によってASSUMETARGETDEFSが上書きされます。

  • SCANFORMETADATA — この新しいLogdumpコマンドは、特定のメタデータ・レコードをスキャンするために追加されました。

1.2.4 GGSCI

この項では、パラメータ解析の機能拡張に伴う、Oracle GoldenGateコマンドに関する情報を示します。

  • INFO PARAM param_name — パラメータの定義情報を表示します。param_nameには、パラメータ、オプション、またはピリオド(.)を区切り文字として使用して複数の名前の一部を連結した完全名を指定できます。有効な値は次のとおりです。

    • STREAMING
    • RMTHOST.STREAMING
    • RMTHOST
    • RMTHOSTOPTIONS.STREAMING
    • TRANLOGOPTIONS.INTEGRATEDPARAM.EAGER_SIZE
  • GETPARAMINFO — 実行中のインスタンス(Extract、Replicat、Managerなど)のランタイム・パラメータ値を問い合せます。

    構文: SEND MGR|group_name GETPARAMINFO [param_name] [-f output_file]

    デフォルトでは、(アプリケーションによりすでに問合せされた)使用中のすべてのパラメータとその現在値が表示されます。特定のparam_nameが指定されている場合、その名前で出力がフィルタされます。必要に応じて、-fオプションで指定されたファイルに出力をリダイレクトできます。

  • 新しいインスタンス化SCNのサポート機能に対応して、PREPARESCNオプションを含むようにADD TRANDATAコマンドとADD SCHEMATRANDATAコマンドが拡張されました。

  • 手動でインストールを設定および戻すためのSET_INSTANTIATION_CSNコマンドとCLEAR_INSTANTIATION_CSNコマンドが追加されました。

1.3 パラメータの変更および追加

この項では、この製品リリースの新機能または機能変更の結果として新たに作成および更新されたOracle GoldenGateパラメータに関する情報を示します。

1.3.1 汎用パラメータの変更および追加

この項では、このリリースのOracle GoldenGateでサポートされているすべてのデータベースに適用されるパラメータへの変更に関する情報を示します。

  • 証跡ファイルに完全な表定義が含まれている場合に、データ・ポンプ・プロセスとReplicatプロセスの表定義の取得元を制御する新しいGLOBALSパラメータUSE_TRAILDEFS | NO_USE_TRAILDEFが追加されました。証跡ファイルに完全な表定義が含まれていない場合、これらのプロセスは新しいパラメータを無視します。

    USE_TRAILDEFSを指定すると、これらのプロセスは証跡の表定義を使用します(ただし、OVERRIDEキーワードがSOURCEDEFSまたはASSUMETARGETDEFSで指定されていない場合)。

    NO_USE_TRAILDEFSを指定すると、これらのプロセスは古い動作に従って表定義を解決するので、証跡ファイルのすべての表定義は無視されます。

  • ソースのUDT属性レベルの文字セットを上書きする新しいTABLEオプションATTRCHARSETが追加されました。

  • 長いVeridataレポートの保持方法を制御する新しいManagerパラメータVERIDATAREPORTAGEが追加されました。

  • 指定秒数の間プロセスが反応しないように設定する新しいManagerパラメータMONITORING_HEARTBEAT_TIMEOUTが追加されました。

  • Managerのセキュリティ・アクセス・ルールを設定する新しいManagerパラメータACCESSRULEが追加されました。

  • モニタリングの収集頻度間隔を設定する新しいExtract、ReplicatおよびManagerパラメータPTKMONITORFREQUENCYが追加されました。

  • パフォーマンス・ツールキット・モニターのプロセスとスレッド統計のキャプチャを有効化する新しいExtract、ReplicatおよびManagerパラメータPTKCAPTUREPROCSTATSが追加されました。

  • Oracle GoldenGate変換でサポートされている文字セットを変更せずにパス・スルーできるようにする新しいDB2 for i用ExtractパラメータTRAILCHARSETUNICODEが追加されました。

  • Oracle GoldenGate内でOracle Grid Infrastructure Bundled Agent (XAG)のモニタリングを有効化する新しいManagerパラメータXAGENABLEが追加されました。

1.4 デフォルト動作の変更

この項では、製品動作の変更点を示します。

1.4.1 リリース12.2.0.1.1 - 2016年1月

Oracle GoldenGate 12cは、デフォルトで、1つの統合更新レコードでの更新操作に対して変更前および変更後の値の両方をキャプチャします。前のリリースでは、デフォルトは変更後の値のみをキャプチャするものでした。このリリースからは、カスタムSQL文(SQLEXEC)が、新しいデフォルトの更新形式を使用して、各更新操作で1回のみ実行します。このリリース以前は、カスタムSQL文は、変更前の値が見つかったときの1回と、変更後の値が見つかったときの1回の、2回実行していました。Oracle GoldenGate 12c (12.1.xまたは12.2.x)を新しい統合更新形式で使用した場合、@BEFORE@AFTERおよび@BEFOREAFTERファンクションを使用して、前または後の値をカスタムSQL文に明示的に渡すことができます。Oracle GoldenGate 12.2.xはデフォルトでこの新しい更新形式を使用しようとしますが、以前に2つの別々の変更前および変更後のレコードを生成していた競合するパラメータがある場合には、古い形式を保持することもできます。この場合、レポート・ファイルに情報メッセージが記録されます。

1.4.2 リリース12.2.0.1 - 初期リリース

  • EXTTRAILおよびRMTTRAILのデフォルト・ファイル・サイズが100MBから500MBに変更されました。

  • Oracleデータベースに対してExtractを実行する際、すべての証跡ファイル・フォーマットがOracle GoldenGate 12.2.0.1以上の場合、デフォルトで次のパラメータが有効化されます。

    LOGALLSUPCOLS 
    UPDATERECORDFORMAT COMPACT 
    
  • 証跡にメタデータ・レコードが含まれている場合、データ・ポンプではSOURCEDEFSファイルやソース・データベース接続を必要とせずに、データ変換およびトランスフォーメーションを実行できます。

  • メタデータ・レコードが証跡ファイルに埋め込まれている場合、ASSUMETARGETDEFSUPDATEMETADATAのどちらも必要ありません。また、Oracle GoldenGate for Oracleでは、2つ以上のシステム間のアクティブ/アクティブDDLレプリケーションがサポートされます。

  • デフォルトで、CSNベースの重複抑制がReplicat側で有効化されるようになりました。

  • Extractでは、リリース9.0、9.5および10.0のフォーマットによる証跡への書込みをサポートしていません。

    ポンプおよびReplicatでは、すべての証跡バージョンの読取りをサポートしています。フォーマット・リリース・バージョン9.0、9.5および10.0の受信証跡の場合、ポンプは同じフォーマット・リリース・バージョンで書込みを行います。

  • TARGETオプションを指定してExtractのTABLE句パラメータを実行した場合、TARGET表定義が見つからなくても異常終了しなくなりました。 Extractでは、ターゲット表の構造が、すべての列名を含めてソースと正確に同じだとみなされ、ソースからターゲット表への表名の変更のように機能します。

  • TRANSLOGOPTIONSパラメータのUSENATIVEOBJSUPPORTオプションがデフォルトで有効になりました(サポートされている場合)。

  • OUTPUTFILEUMASKパラメータでは、すべてのファイルの作成時に使用するOracle GoldenGateプロセスの8進数umaskを指定します。以前は証跡ファイルと破棄ファイルのみが対象でした。

  • CHARMAPパラメータをパラメータ・ファイルの最初の行に配置する必要がなくなりました。

  • DB2 for i用の新しいExtractパラメータTRAILCHARSETUNICODEでは、Extractのテキスト・データ変換の動作を変更します。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX』を参照してください。

  • ADD TRANDATAコマンドが変更され、EXCLUDELONG | INCLUDELONGオプションでは(以前のリリースで使用されていた)スペースではなくカンマを使用する必要があります。次に例を示します。

    ADD TRANDATA <schema.table name>, EXCLUDELONG 
    
  • Extractでデータをフェッチする必要がある場合に、どのADGスタンバイ・データベースを使用すべきかを指定するFETCHUSERIDパラメータとFETCHUSERIDALIASパラメータが追加されました。

  • Oracle Active Data Guardのフェッチ操作を制御する新しいオプションFETCHCHECKFREQFETCHRETRYCOUNTおよびFETCHTIMEOUTEXTRACT DBOPTIONSオプションに追加されました。ADGAPPLYCHECKFREQオプションとADGCRETRYCOUNTオプションがTRANLOGOPTIONSに追加されました。

  • Replicatがデフォルトの列マッピングでOracleターゲット表に非表示の列を含めるかどうかを制御するMAPINVISIBLECOLUMNSパラメータとNOMAPINVISIBLECOLUMNSパラメータが追加されました。

  • レプリケーション・プロセスで各表に関連付けられているメタデータにSOURCEDEFSパラメータとASSUMETARGETDEFSパラメータを使用する必要がなくなりました。これで、これらのパラメータのいずれも定義せずにレプリケーションを構成できるようになりました(メタデータのExtract証跡を参照)。

  • デフォルトの証跡ファイルの順序番号は9桁です。

  • EAGER_SIZEオプションのデフォルト・サイズが15100に変更されました。Oracle統合Replicatのみに有効で、これはDBOPTIONS INTEGRATEDPARAMS構文の一部です。また、Oracleダウンストリーム統合ExtractのNOUSERID機能を使用できるので、実行時にソース・データベースへ接続する必要がありません。

  • ADGでのクラシックExtractは、ADGがExtractに遅れている場合、フェッチを待機するときは統合Extractと一致するように変更されました。これは、MRPや進捗がない場合、デフォルトで30秒待機してから異常終了することを意味します。クラシックExtractは、ADGのキャッチ・アップを待機している時間を報告しません。

  • TeradataではExtractとDDLがサポートされなくなりました。

1.5 インストール

すべての前提条件などが記載されたOracle GoldenGateのすべてのインストールおよび構成ガイドは、次の場所にあります。

http://docs.oracle.com/goldengate/c1221/gg-winux/index.html

1.6 Oracle Databaseのアップグレード

この項では、このリリースでのOracle Databaseを備えたOracle GoldenGateのアップグレードに関する情報を示します。

  • Oracle GoldenGate 12.2.0.1.1 for Oracle Databaseはメジャー・リリースであり、Oracle Universal Installer (OUI)を使用してインストールする必要があります。Oracle GoldenGate for Oracle Databaseリリース12.2.0.1.0からリリース12.2.0.1.1へのopatchアップグレード・パスはありません。すでにリリース12.2.0.1.0をインストールしている場合は、次のバンドル・パッチまでお待ちいただくことをお薦めします。

  • Oracle GoldenGate リリース12.1.2.1.0から12.2.0.1.0へのアップグレードで、監視を有効にし、データ・ストアが作成されている場合(GGSCIの場合CREATE DATASTORE)、データを削除(GGSCIではDELETE DATASTORE)してからアップグレードを実行することがベスト・プラクティスです。アップグレードの後に、データ・ストアを再作成します(GGSCIではCREATE DATASTORE)。

    データ・ストアの削除と再作成の前に、Managerプロセスを起動していなければ、先にデータ・ストアを削除しなくてもアップグレードできます。それ以外の場合、アップグレード後にManagerの起動が失敗します。

1.7 非推奨になったパラメータおよびコマンド

この項では、この新規リリースでは使用されなくなったパラメータおよびコマンドに関する情報を示します。

  • SQL Server: DBOPTIONSパラメータのTRUSTEDCONNECTIONオプションは非推奨です。

  • DOWNCRITICALパラメータは非推奨です。

  • NOHEADERSパラメータは非推奨です。

  • WILDCARDRESOLVEおよびDYNAMICRESOLUTION | NODYNAMICRESOLUTIONパラメータは非推奨です。証跡にメタデータが用意されたことで、一部の構成では即時解決の意味がなくなり(証跡に到達するのが後になるので、起動時にメタデータを使用できない場合があるため)、これらのパラメータは非推奨になりました。

    SOURCEISTABLE Extractは引き続き常にIMMEDIATE解決を排他的に使用します。他の構成はすべてDYNAMIC解決にデフォルト設定されます。

    ASSUMETARGETDEFSまたはSOURCEDEFSOVERRIDEオプションが指定されている場合、このような状況では証跡メタデータが使用されないので起動時にすべてのソース・メタデータを使用できる必要があり、即時解決が可能なため、ポンプおよびReplicatでは引き続きIMMEDIATE解決を使用して構成できます。

    これ以外の方法でWILDCARDRESOLVEまたはDYNAMICRESOLUTIONを指定(SOURCEISTABLE ExtractにDYNAMICを指定するか、ポンプまたはReplicatにASSUMETARGETDEFSOVERRIDEまたはSOURCEDEFS OVERRIDEなしでIMMEDIATEを指定)すると、プロセスによって警告が出力され指定が無視されます。かわりにデフォルト(SOURCEISTABLE ExtractにはIMMEDIATEが、その他すべてにはDYNAMIC)が使用されます。

  • RECOVERYOPTIONSパラメータの2つのオプション(APPENDMODEおよびOVERWRITEMODE)は非推奨で、サポートされなくなりました。

  • TRANLOGOPTIONSパラメータのLEGACYLOBREADINGオプションは非推奨です。

  • TRANLOGOPTIONS ALTARCHIVELOGDESTパラメータのFILESPEC引数(SQL Server用)は非推奨です。

  • RMTHOSTパラメータのMAXFILESは、非推奨となりました。

1.8 修正された問題

特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SRはOracleサポートSR番号、BugDBはバグID番号です。この項の内容は次のとおりです。

1.8.1 リリース12.2.0.1.160223 - 2016年2月19日

Bug 22352402 - Oracle: ポンプExtractが、OGG-02765証跡フォーマット・バージョンは12.2以上の必要があります、で異常終了する

11gリリース証跡フォーマットで抽出しているOracle GoldenGateリリース12.2以上がポンプ中に異常終了する問題が修正されました。

Bug 22455149 - Oracle: 調整Replicatが、バグ21885590のフィックスがあってもORA-1403で異常終了する

THREADRANGE列が指定されていない調整Replicatで、各受信レコードが異なってマッピングされるため、レコードを調整できず、挿入および更新が適切にならない問題が修正されました。

Bug 21481506 - SQL Server: ExtractがReplicatのトランザクションをキャプチャしているようである。

Replicatにも書込みを行わせているデータベース上にキャプチャ・プロセスがあり、CP_BEFOREイベント・アクションがReplicatで実行されているときに、キャプチャ・プロセスがレプリケートされたトランザクションを誤ってキャプチャする問題が修正されました。

Bug 21562399 - Informix: Replicatが_ggInvalidMemoryAccess_abort: バッファ・オーバーフロー・エラーで異常終了する

Informix間隔タイプと一致するOracle DatabaseのLOBネイティブ・データ型で、Replicatが間隔タイプで失敗し、後にメモリー違反で異常終了する問題が修正されました。

1.8.2 リリース12.2.0.1.1 — 2016年1月20日

Bug 20778054 - Informix: ExtractがGGSPKUPDATEFieldcompとしてキャプチャする

Informix ExtractがGGSPKUPDATEFieldcompとしてキャプチャする問題が修正されました。

Bug 19764186 - SQL/MX: 破棄ファイルでReplicatが正しい値を書き込まない

map_column()に対する戻り値テストが正しくないために、誤った列の破棄値に前の列の値が含まれる問題が修正されました。

1.8.3 リリース12.2.0.1.0 - 初期リリース

初期リリース。

1.9 既知の問題

特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SRはOracleサポートSR番号、BugDBはバグID番号です。この項の情報は、次のリリースに分かれています。

1.9.1 リリース12.2.0.1.1 — 2016年1月20日

SDO_GEOMETRYのある表のサポート

証跡ファイルのフォーマットが12.2の場合、初期ロードでSDO_GEOMETRYデータ型を含む表がサポートされません。回避策として、Extractのパラメータ・ファイルでFORMAT RELEASE 12.1オプションを設定して、12.1フォーマットを使用してください。

統合Replicatによる初期ロードのサポート

統合Replicatは、Oracle GoldenGate証跡ファイルを使用する初期ロードをサポートしません。

主キーを持たないInformix Replicatの表

主キーを持たないReplicat表を使用すると、No data foundエラーによってReplicatが異常終了する可能性があります。この問題は、次のいずれかの回避策を使用して解決できます。

  • Replicat表では主キーを使用してください。

  • ターゲットのパラメータ・ファイルではREPERRORパラメータを使用してください。

ドキュメントの制約事項/データ損失の可能性があるパーティション・メンテナンスDDLの適用

ソース/ターゲット表が同じパーティション化方法/定義を共有しないPMOP DDLを適用すると、DDLが失敗し、データ損失の可能性があります。PMOP DDLを発行する前にまず、ソースおよびターゲット上のパーティション化スキーム(方法)が同一であると確認することによって、この問題を回避できます。それらが同一でない場合は、PMOP DDLを発行しないようにするか、それらをレプリケートしないようにする必要があります。

UTF-16でのCHARMAPはリリース12.1.2.1.12より前は機能しない 

UTF-16でのCHARMAPは、リリース12.1.2.1.12より前のOracle GoldenGateでは、正常に機能しません。

1.9.2 リリース12.2.0.1.0 - 初期リリース

統合Extractに対するLAG EXTRACT

統合Extractに対して発行されるLAG EXTRACTコマンドはゼロ(0)秒の遅延を報告しません。システム内に保留中のトランザクションがないことを確認するには、GGSCIでINFO ALLを使用してゼロ遅延を表示します。

checkpoint_loxチェックポイント表の表

checkpoint_lox表はチェックポイント表のオーバーフロー表であり、多数のトランザクションが同じCSNを共有している場合にのみ移入されます。ほとんどの場合、checkpoint_lox表は空です。

BATCHSQLを使用するTeradata Replicat

Teradata ODBCドライバでは、1MBを超えるSQLExecuteのシングル・リクエストは許可されません。この制限によって、バッチが一時停止され、最終的にReplicatの速度(スループット)が低下する場合があります。この問題は、次のいずれかの回避策を使用して解決できます。

  • バッチごとの操作数を削減する。たとえば、OPSPERBATCHオプションを使用します。

  • 列数の多い表に対しては、OPSPERBATCHを小さな値に設定して複数のReplicatプロセスを個別に実行します。列数の少ない表の場合は、OPSPERBATCHを大きな値に設定して表のスループットを向上させることができます。

MySQL Serverのクラッシュ

MySQLサーバーがクラッシュする場合、バイナリ・ログに一貫性がない可能性があります。MySQLサーバーがクラッシュする場合の2つの可能性を次に示します。

  • 次のバイナリ・ログ・ファイルが作成されている場合。現在のバイナリ・ログ・ファイルの終端に達すると、Extractは次のログ・ファイルにジャンプしてからログの処理を開始します。

  • 次のバイナリ・ログ・ファイルが作成されていない場合。現在のバイナリ・ログ・ファイルの終端に達すると、Extractでは警告を伴ってエラーが発生します。証跡ファイルに記載されていないレコードがメモリー内に存在する可能性があるため、Extractはメモリー内の一部のレコードの処理を終了できず、異常終了することもありません。

BatchSQLモードのSybase Replicatプロセス

BatchSQLモードをサポートしているSybaseデータベースでは、バッチ内に競合している単一の削除文があると、その文は成功の戻りステータスで処理されます。サーバーはエラーを戻さないため、Replicatは標準モードに切り替わらず、CDR統計は更新されません。このSybaseに関する問題は、BatchSQLをサポートしていないSybaseのバージョンには該当しません。

1.10 My Oracle Supportの利用

My Oracle Supportを使用して、顧客、パートナー、オラクル社の社員が報告したナレッジ・ソリューション、回避策、その他の情報を見つけることができます。My Oracle Supportで、サービス・リクエストをオープンすることもできます。サービス・リクエストを解決するためにパッチが必要な場合、My Oracle Supportからパッチをダウンロードする方法が指示されます。

注意:

Oracle GoldenGateを販売代理店から購入し、サポートを受ける場合は、My Oracle Supportからサービス・リクエストを作成せず、その代理店に問い合せてください。

1.10.1 Oracle GoldenGateナレッジ・ベースの表示

Oracle GoldenGateのナレッジ・ベースを表示するには、次の手順に従います。

  1. My Oracle Support Webサイト(http://support.oracle.com)を参照します。
  2. 言語を選択し、電子メールとOracleパスワードでログインします。
  3. 「Knowledge」タブをクリックします。
  4. 「Select a product or product line」フィールドで、GoldenGateと入力し、Oracle GoldenGate製品を状況依存リストから選択して結果を絞り込みます。(このリストが表示されるまで数秒間待機が必要な場合があります。)
  5. 「Enter search terms」フィールドで、検索キーワードまたは複数のキーワードを入力して、問合せを絞り込みます。

「Help」をクリックすると、このタブの使用方法の追加情報が取得されます。

1.10.2 Oracle GoldenGateサポート・リクエスト・チケットの作成

質問または問題に対する回答をナレッジ・ベースで見つけられない場合は、次の手順に従ってOracle Supportによるサポート・リクエスト・チケットオープンできます。

  1. My Oracle Support Webサイト(http://support.oracle.com)を参照します。
  2. 言語を選択し、資格証明でサインインします。このWebサイトを使用するための登録がまだの場合は、登録する必要があります。
  3. 「Service Requests」タブをクリックします。
  4. 「Create SR」をクリックします。
  5. Create Service Requestウィザードを使用して、SRを完了して送信します。「Help」をクリックすると、このタブの使用方法の追加情報が取得されます。

1.11 関連情報

Oracle GoldenGate製品のドキュメント・ライブラリは、次の場所にあります。

Oracle GoldenGate

Oracle GoldenGate Application Adapters

Oracle GoldenGate for Big Data

Oracle GoldenGate Director

Oracle GoldenGate Plug-in for EMCC

Oracle GoldenGate for HP NonStop (Guardian)

Oracle GoldenGate Monitor

Oracle GoldenGate Veridata

Oracle GoldenGate Studio

Oracle GoldenGateのベスト・プラクティス、記事およびソリューションを含む追加情報は、次の場所にあります。

Oracle GoldenGate A-Team Chronicles

1.12 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWeb サイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリリース・ノートfor Windows and UNIX, 12c (12.2.0.1)

E70113-04

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このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

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このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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