Oracle GoldenGate Monitorリリース・ノート
12c (12.2.1)
E70091-01(原本部品番号:E60960-01)
2015年10月
このドキュメントでは、Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1)の概要を示します。次の項で構成されます。
Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1)には、次の新機能が含まれています。
一般的な機能
Informixデータベースのサポートが導入されました。
Oracle GoldenGate Manager RESTful APIが使用できない場合に対処するMonitor Jagentのサポートが追加されました。
MySQLデータベースのサポートが除外されました。
簡素化
情報が伝わりやすくなるように、Monitor UIのレイアウトが次のように再設計されました。
Monitorホーム・ページの拡張
Data and AlertsビューをMetrics and Alertsに名称変更
Historical DataタブとAlert HistoryタブをHistoryタブとして統合
Alert DefinitionをAlert Managementに名称変更
メトリックとアラートの拡張
インスタンス・ノードをクリックすると、右側のパネルには、インスタンス図、属性表およびアラート表のかわりに次のタブが表示されます。
Process Metricsタブ
Manager Metricsタブ
Logsタブ
Configurationタブ
Alertsタブ
GGSCIタブ
キャプチャ・ノードの拡張
キャプチャ・ノードをクリックすると、右側のパネルには、キャプチャ図、属性表およびアラート表のかわりに次のタブが表示されます。
Metricsタブ
Logsタブ
Configurationタブ
Alertsタブ
配信ノードの拡張
配信ノードをクリックすると、右側のパネルには、配信図、属性表およびアラート表のかわりに次のタブが表示されます。
Metricsタブ
Logsタブ
Configurationタブ
Alertsタブ
データベース・ノードの拡張
データベース・ノードをクリックすると、右側のパネルには、データベース図、属性表およびアラート表のかわりに「Metrics」タブが表示されます。
試行ノードの拡張
試行ノードをクリックすると、右側のパネルには、試行図、属性表およびアラート表のかわりに「Metrics」タブが表示されます。
インスタンス・ノードの拡張
インスタンス・ノードをクリックすると、右側のパネルには、試行図、属性表およびアラート表のかわりに「Configuration」タブが表示されます。
「Configuration」タブには「mgr.prm
」および「GLOBALS」サブタブが表示されます。「mgr.prm
」サブタブには、このファイルの内容が表示されます。mgr.prm
ファイルの内容を更新するには「Refresh」ボタンを、編集するには「Edit」ボタンを使用します。
キャプチャ・ノード/配信ノード – Configurationタブ
キャプチャ・プロセスに関連するパラメータ・ファイルが「Configuration」タブに表示されます。このファイルの内容を更新するには「Refresh」ボタンを、編集するには「Edit」ボタンを使用します。
アラート・アクションのための電子メール、SNMPおよびCLIの構成でユーザー・インタフェース(UI)を使用するように再設計されました。
データベースを挟むようにソリューション・グラフが拡張されました。
インスタンス図は表形式レイアウトに置き換えられました。
Problem SummaryとSolutionのタイトル・アイコンが削除されました。
情報をまとめて適切に分類し使いやすいように、UIタブとサブタブの外観が変更されました。
SQL Serverでは、コンパクト・ドメインのサポートが拡張ドメインのサポートに置き換えられました。
管理性
GGSCIコマンドをUIから実行する機能が追加されました。
より多くの監視ポイントでアラートする機能が追加されました。
Message.Code
およびMessage.Severity
属性に加え、Message.Text
属性を使用してアラートを構成できるようになりました。この新しいメトリックは「Alert Definition」タブの「Metrics」ドロップダウン・リストに追加されました。
Monitorアラートには、追加で既存の監視ポイントが含まれるようになりました。デフォルトで、すべてのMonitorアラートに、'Instance'、'Capture'および'Delivery'オブジェクト・タイプに対するOracle GoldenGate Monitorインスタンスのメトリックが含まれます。
OGG Instance Details: OGG Hostname =abc.host.com OGG Working Directory = /root/core OGG Manager Port = 7650
セキュリティ
アラート・モジュールのインスタンス・レベル・セキュリティ。
拡張性
複数のMonitorエージェントをOracle GoldenGate MonitorとOracle GoldenGate Monitor Enterprise Management Plug-Inの両方のサービスに対して実行する機能。
これらの機能の詳細および製品ライブラリのドキュメントへのリンクについては、Oracle GoldenGate Monitorの管理の新機能に関する項を参照してください。
Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1)では、次がインストールされている必要があります。
Java SE、JDK 8u40以上
WebLogic Server 12c (12.2.1)とJRF
次のいずれかのサポート対象データベース:
Oracle 11gR2、12c
Microsoft SQL Server 2008、2012
詳細は、Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成のインストールの準備に関する項を参照してください。
この項では、修正されたバグについて説明します。特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SR
はOracleサポートSR番号、BugDB
はバグID番号です。この項の情報は、次のリリースに分かれています。
初期リリース。
この章では、このリリースのOracle GoldenGate Monitorの既知の問題について説明します。この項の情報は、次のリリースに分かれています。
T2P後、WebLogic Serverドメインにoggmon.properties
がない
T2P後、ターゲット・マシンでWLS_DOMAIN_HOME
/cfg
ディレクトリにoggmon.properties
ファイルがない場合は、T2Pのターゲット・マシン上でupdateOGGMonitorConfig
スクリプトを実行する必要があります。
Windows上でJagentがMonitorサーバーに接続しない。
Windowsの場合、JAgentがMonitorサーバーに接続していない場合、jagent.prm
ファイルにJava JDK8の絶対パスを明示的に追加する必要があります。
DB2 on Z/OSの場合: JAgentが予期せず停止する
JAgentが予期せず停止する場合は、次の手順を使用してjagent. prm
ファイルのメモリー・オプションを変更します。
OGG_AGENT_INST_HOME
/dirprm
ディレクトリのjagent.prm
ファイルを編集します。
Xms
およびXmx
メモリー・オプションを探して、-Xms512m -Xmx550m
に変更します。
Oracle GoldenGateコアGGSCIコンソールに移動し、stop
jagent
コマンドを実行してOracle GoldenGateエージェントを停止します。
GGSCI> stop jagent
ogg_agent.log
ファイルをバックアップします。
JAgentをGGSCIから起動します。
GGSCI> start jagent
詳細は、Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1)ドキュメント・セットの次のドキュメントを参照してください。
Oracle GoldenGate Monitorの管理
Oracle GoldenGate Monitorコンソール・オンライン・ヘルプ
Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成
Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1へのアップグレード
Oracle GoldenGate Monitorリリース・ノート
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWeb サイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
)を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
か、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
を参照してください。
Oracle GoldenGate Oracle GoldenGate Monitorリリース・ノート, 12c (12.2.1)
E70091-01
Copyright © 2011, 2015, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.
このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。
ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。
このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。
U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs.No other rights are granted to the U.S. Government.
このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。
OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
Intel、Intel Xeonは、Intel Corporationの商標または登録商標です。すべてのSPARCの商標はライセンスをもとに使用し、SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。AMD、Opteron、AMDロゴ、AMD Opteronロゴは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。UNIXはThe Open Groupの登録商標です。
このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社との間で該当する取決めにて別途規定しないかぎり、オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社との間で該当する取決めにて別途規定する場合を除き、オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。