2.9 ISOイメージを使用したローカルYumリポジトリの作成

注意

システムには、Oracle Linuxメディア・パックDVDイメージ全体をホストするために十分な記憶域が存在する必要があります(Oracle Linux Release 6 Update 3の場合は約3.5GB)。

ローカルyumリポジトリを作成するには、次の手順を実行します(たとえば、システムでインターネットにアクセスできない場合)。

  1. インターネットにアクセスできるシステムで、http://edelivery.oracle.com/linuxにあるOracle Software Delivery Cloudからリムーバブル・ストレージ(USBメモリー・スティックなど)にOracle Linux DVDイメージ全体をダウンロードします。たとえば、V33411-01.isoには、x86 (64ビット)向けのOracle Linux Release 6 Update 3メディア・パックが含まれます。

    注意

    ISOが正常にコピーされたことを確認するには、次のように、そのチェックサムをedelivery.oracle.comに表示されているダイジェスト値と比較します。

    # sha1sum V33411-01.iso
    7daae91cc0437f6a98a4359ad9706d678a9f19de V33411-01.iso
  2. リムーバブル・ストレージを、ローカルyumリポジトリを作成するシステムに移動し、DVDイメージをローカル・ファイル・システムのディレクトリにコピーします。

    # cp /media/USB_stick/V33411-01.iso /ISOs
  3. 適切なマウント・ポイント(/var/OSimage/OL6.3_x86_64など)を作成し、それにDVDイメージをマウントします。

    # mkdir -p /var/OSimage/OL6.3_x86_64
    # mount -o loop,ro /ISOs/V33411-01.iso /var/OSimage/OL6.3_x86_64
    注意

    読取り専用のマウント・オプション(ro)を含めて、ISOの内容が誤って変更されないようにします。

  4. 再起動後にシステムで常にDVDイメージがマウントされるように、/etc/fstabにエントリを作成します。

    /ISOs/V33411-01.iso /var/OSimage/OL6.3_x86_64 iso9660 loop,ro 0 0
  5. /etc/yum.repos.dディレクトリで、public-yum-ol6.repoULN-base.repoなどの既存のリポジトリ・ファイルを編集し、enabled=0と設定して、すべてのエントリを無効にします。

  6. 新しいリポジトリ・ファイル(/etc/yum.repos.d/OL63.repoなど)に次のエントリを作成します。

    [OL63]
    name=Oracle Linux 6.3 x86_64
    baseurl=file:///var/OSimage/OL6.3_x86_64
    gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY
    gpgcheck=1 
    enabled=1 

  7. yumキャッシュをクリーンアップします。

    # yum clean all
  8. yumを使用してリポジトリにアクセスできるかどうかをテストします。

    # yum repolist
    Loaded plugins: refresh-packagekit, security
    ...
    repo id                          repo name                                status
    OL63                             Oracle Linux 6.3 x86_64                  25,459
    repolist: 25,459