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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorリリース・ノート
12c (12.2.1.1)
E77364-01
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle Data Integratorリリース・ノート

12c (12.2.1.1)

E77364-01(原本部品番号:E69033-01)

2016年5月

このドキュメントではOracle Data Integratorに関する既知の問題とインストール後パッチについて説明します。内容は次のとおりです。

1 「Oracle Data Integratorの新機能」

Oracle Fusion Middleware 12cリリースにおけるOracle Data Integratorの新機能および製品の重要な変更点を確認するには、Oracle Data Integratorの管理のリリース12c (12.2.1.1)の新機能および変更された機能に関する項を参照してください。

2 Oracle Data Integrator 12.2.1.1 ReadMeファイル

ReadMeファイルは、ディストリビューションに含まれています。これはzipの最上位ディレクトリにあります。ReadMeファイルには、このリリースについての情報が記載されています(機能、前提条件、インストール/アンインストール手順)。ODI 12.2.1.1をインストールするには、ReadMeファイルを使用する必要があります。先に進む前に、ReadMeファイル全体をお読みください。

3 Oracle Data Integratorコンソールの問題および回避策

この項の内容は次のとおりです。

3.1 アクセシビリティの設定が機能しない

アクセシビリティの設定は、アクセシビリティの設定がADFレベルで管理されていないコンポーネントにのみ適用できます。[20584947]

3.2 Windowsオペレーティング・システム上でのOracle Data Integrator Studioの起動

Windowsオペレーティング・システム上では、ODI Studioを起動できるのはODIをインストールしたユーザーのみです。他のユーザーにはODI Studioを起動する権限がありません。[23070381]

4 構成の問題および回避策

この項には、次の問題に関する情報が含まれます。

4.1 999は禁止されたマスター・リポジトリID

999は禁止されているマスター・リポジトリIDで、使用できません。[21083009]

4.2 ドメイン補助スキーマ・アップグレード(DASU)でODIスーパーバイザの資格証明が事前移入されない

Oracle Fusion Middlewareアップグレード・アシスタントでは、ドメインで使用されるすべてのスキーマオプションが選択されている場合、ODIのスーパーバイザ資格証明はドメインに含まれていないため、最初のインスタンスにあらかじめ移入されません。複数のODIスキーマがある場合、アップグレード・アシスタントは最初の資格証明のセットを使用してユーザー・エントリに移入します。[20323393]

4.3 クライアントとサーバーが異なるタイム・ゾーンにある場合にOracleDIAgentにジョブをスケジュールできない

クライアント(Studioおよびエージェント)とサーバー(リポジトリ)が異なるタイム・ゾーンにある場合、OracleDIAgentにジョブをスケジュールすることはできません。[23216335]

Studioのタイム・ゾーンを同期するには、次の手順を実行します。

  1. Studioホームに移動して、Studio構成ファイル$ODI_HOME/studio/bin/odi.confを編集します。

  2. AddVMOption -Duser.timezoneを、リポジトリベースのタイム・ゾーンに設定します。

エージェント(管理対象サーバー)のタイム・ゾーンを同期するには、次の手順を実行します。

  1. 次のファイルにある、該当ドメインのWebLogicドメイン環境設定を変更します。

    • UNIXプラットフォームの場合: setDomainEnv.sh

    • Windowsプラットフォームの場合: setDomainEnv.cmd

  2. そのファイル内で、Java引数-Duser.timezone=required timezoneを追加して、EXTRA_JAVA_PARAMETERS環境変数定義を編集します。

    たとえば、Windowsの場合は次のように設定します。

    set EXTRA_JAVA_PARAMETERS=%EXTRA_JAVA_PARAMETERS% -Duser.timezone=GMT
    

5 設計時環境の問題および回避策

この項には、次の問題に関する情報が含まれます。

5.1 Oracle Data Integratorで使用されていないプリファレンスがODI Studioに表示される

ODIで使用されていないプリファレンスは、デフォルトではJDeveloper IDEから取得され、これらの機能が「ODI Studio」→「ツール」→「プリファレンス」に表示されます。[21656747]

5.2 新規データストアの複製時属性がコピーされない

新たに作成した属性付きのデータストアを、新たに作成したデータストアのタブを閉じずに複製した場合、属性はコピーされません。

回避策として、新たに作成した属性付きデータストアを保存して閉じてから、「選択の複製」を選択します。[21572433]

5.3 クライアント・ライブラリ・パッケージを使用してシナリオを生成できない

クライアント・ライブラリ・パッケージを使用してマップのシナリオを生成しようとすると、次のエラーが表示されます。

java.lang.NoClassDefFoundError: groovy/lang/Binding

回避策として、MW_HOME/oracle_common/modules/groovy-all-2.3.7.jarをローカルにコピーし、jarファイルをクラスパスに追加します。[21510593]

5.4 Hive表の非ASCII文字が適切に表示されない

utf-8でエンコードされたファイルに基づいたHive表の非ASCII文字が適切に表示されません。回避策として、-J-Dfile.encoding=utf8を指定してODI Studioを起動し、Hive表の非ASCII文字を表示します。[19632983]

5.5 ディメンションまたはキューブ・コンポーネントの拡張されたサブマップの編集

ディメンションまたはキューブ・コンポーネントの拡張されたマップの編集は、許可されません。拡張されたマップで行われた変更は保持されず、保存されません。[23110100]

5.6 現在の組込みパターンではSCD2_CURRENT_FLAGがODIによって使用されない

ディメンション・エディタでレベル表 -> レベル属性表にナビゲートしている場合、SCD2(緩やかに変化するディメンション)設定ドロップダウン・リストには、その値の1つとして「現在のレコード」が表示されます。現在のレコードの値は、ODIの現在の組込みパターンでは使用されません。[23239046]

6 テクノロジおよびナレッジ・モジュールの問題および回避策

この項には、次の問題に関する情報が含まれます。

6.1 HDFSにエクスポートするとLKM Hive to File Directが失敗する

LKM Hive to File Directを使用してマッピングを実行すると失敗し、次のエラーが表示されます。

ODI-1227: Task Unload Hive data-LKM Hive to File Direct- fails on the source connection HIVE_DATA_SERVER

これは、Hiveの不具合(HIVE-5672およびHIVE-6410)によるものです。この不具合により、HDFSに書き込むと、INSERT OVERWRITE文が失敗します。これらのHiveの不具合はすでに修整されており、最新バージョンのCDHおよびHortonworksにアップグレードすると問題は解決することに注意してください。[21529011]

6.2 OozieでOdiOSCommandを使用した場合、失敗時にもログ・ファイルが削除される

OdiOSCommandを使用するKMの多くは、OUT_FILE/ERR_FILEパラメータを使用して出力をログ・ファイルにリダイレクトします。このようなファイルのディレクトリは、KMオプションTEMP_DIRに基づいており、このデフォルト値はSystem.getProperty("java.io.tmpdir")です。これにより、Oozie上のODIでOozieジョブ一時ディレクトリが使用され、ジョブが成功したかどうかに関係なく、ジョブの完了時にクリーンアップされます。この結果、実行後ログ・ファイルが使用できません。

回避策として、Oozieでの実行時にKMオプションTEMP_DIRを特定の一時ディレクトリに上書きします。[21232650]

6.3 Oozieの初期化に失敗する

Oozieの初期化が失敗し、次のエラーが表示されます。

java.io.IOException: E0504 : App directory <dir_name> doesn't exist OR ODI-1028: There are issues with the Log Retriever components. No Log Retriever flow with name <name> is running.

この問題は、純粋なCDH5.4.0+擬似/マルチノード・クラスタで発生します。

回避策として、次のようにします。

  1. 次のコマンドを使用して、Oozie共有ライブラリが既に作成されていることを確認します。

    oozie-setup sharelib create -fs hdfs:///user/oozie -locallib <path to local folder [oozie-sharelib-yarn]>
    

    注意:

    フォルダoozie-sharelib-yarnは、Oozie設定に対してローカルです。共有ライブラリを作成した後、hdfs:///user/oozie/share/lib/lib_<timestamp>でHDFS上の共有ライブラリを確認できます。

  2. oozie-site.xmlに次のプロパティを追加します。これらのプロパティは、OozieがHDFSにアクセスするためのHadoop構成ファイルを取得するために必要です。最初のプロパティで、"*="の後にパスを追加します。

    <property> 
    <name>oozie.service.HadoopAccessorService.hadoop.configurations</name> 
    <value>*=<replace_this_with_path_to_hadoop_configuration_folder For Example:/etc/hadoop/conf></value> 
    <value>*=<replace_this_with_path_to_hadoop_configuration_folder 
    For Example:/etc/hadoop/conf></value> 
    </property> 
    <property> 
    <name>oozie.service.WorkflowAppService.system.libpath</name> 
    <value>hdfs:///user/oozie/share/lib</value> 
    </property>
    
  3. OozieおよびHadoopサービスを再起動します。[21410186]

6.4 Oozieの初期化時エラーが表示される

OdiLogRetriever.propertiesファイルに問題があり、oozie.coord.application.path値が追加されず、次のエラーが表示されます。[21410186]

E0504: App directory doesn't exist 

6.5 SQOOP KMがOozieで失敗する

CDHのバージョンが5.4.1より前の場合、SQOOPを使用したKMは、Oozieで実行すると失敗します。

回避策として、KMオプションEXTRA_HADOOP_CONF_PROPERTIES--skip-dist-cacheに設定します。この問題の別の回避策は、すべてのSQOOP jarをFileNotFoundExceptionで報告されたHDFSディレクトリにアップロードすることです。[21232570]

たとえば、次のようになります。

hdfs dfs -mkdir -p /opt/cloudera/parcels/CDH-5.3.0-1.cdh5.3.0.p0.30/jars 
hdfs dfs -copyFromLocal 
/opt/cloudera/parcels/CDH-5.3.0-1.cdh5.3.0.p0.30/jars/* /opt/cloudera/parcels/CDH-5.3.0-1.cdh5.3.0.p0.30/jars 

6.6 TeradataおよびSQL Serverで副問合せにORDER BYを使用できない

TeradataおよびSQL Serverでは副問合せにORDER BYを使用できません。[20873100、20816875]

6.7 「Failed to set setXIncludeAware(true) for parser」警告を無視する

ODIを介してPigまたはOozieワークフローを実行すると、ODIログまたはStudioコンソールに、XML解析の失敗に関して「Failed to set setXIncludeAware(true) for parser」のような警告メッセージが表示される場合があります。デフォルト実装ではxml解析でXIncludeAware機能がサポートされないため、JAVA XercesパーサーがPIGの実行のために使用されるとこのエラーが発生します。

回避策として、Pig Dataserverのクラスパスにxmlparserv2.jarを追加してください。[21238180]

6.8 Pigで暗黙的な型変換は提供されない

定数式を指定する場合、Pigでは暗黙的な型変換は提供されないため、定数のデータ型は属性のデータ型と完全に一致する必要があります。たとえば、属性がDOUBLEとして定義されている場合、この属性の定数式は999ではなく、999.0に設定する必要があります。[20808984]

6.9 Pigでマッピングの実行が失敗する

Pigを使用してマッピングを処理し、Pigステージング領域に集計コンポーネントがある場合、SQLベースのテクノロジの同様のマッピングとは異なるHaving句の設定をする必要があります。[20723728]

6.10 複合集計はPig Latinでサポートされない

Pigステージングで集計コンポーネントを使用する場合、集計関数でSUM(source.col1 + source.col2)などの複合式は指定できません。このような集計は複合集計と呼ばれ、Pig Latinではサポートされません。複合式が必要な場合、集計コンポーネントの前に式コンポーネントをマッピングに追加する必要があります。[20302859]

6.11 マッピング・エディタにすべてのテンプレートIKMが表示されないことがある

マッピング・エディタで、選択のためにインポートしたテンプレートIKMが正しく表示されない場合があります。インポートしたIKMを表示するには、ターゲットの統合タイプをデフォルト(「制御追加」)から「増分更新」または「なし」のいずれかに変更する必要があります。[20583432]

6.12 日付が文字列データ型の場合、日付の比較が予期したように機能しないことがある

Sparkプロジェクトでソース・ファイルがファイル・テクノロジを使用する場合、ODIで日付が文字列データ型に変換されます。これによって日付の比較が失敗することがあります。[20029929]

6.13 LKM File to Oracle (External Table)の制限

マッピングを実行すると、作業ビューの作成タスクで失敗し、次のエラーが表示される場合があります。

ODI-1228: Task Create work view-LKM File to Oracle (EXTERNAL TABLE)- fails on the target connection SVR2_ORACLE.
Caused By: java.sql.SQLSyntaxErrorException: ORA-00955: name is already used by an existing object

これは、Oracle DBで指定された最大長に合せて作業表名が切り捨てられている場合に起こります。この問題を解決するには、「物理マッピング」タブで「一意の一時オブジェクト名を使用」オプションを選択します。[20142371]

6.14 XKM SQL Distinctの制限

Oracleをソースとし、OracleをターゲットとしてDistinctコンポーネントを使用してマッピングを作成し、DISTINCTノードで「XKM SQL Distinct」を選択すると、マッピングが失敗し、次のエラーが表示されます。

The physical node DISTINCT_ cannot be supported by technology Oracle on execution unit src_UNIT of mapping Mapping New_Mapping[11] owning folder=ODIOGG.First Folder

この問題を解決するには、トポロジ情報をアップグレードし、「個別演算子をサポート」をTrueに設定します。[20234590]

6.15 UNION_DISTINCT Pig演算子が重複した結果を削除しない

UNION Pig演算子では、一意の特性を指定するために次の修飾子が使用されます。[20368827]

  • 未指定 – 出力にDISTINCT操作を実行します。

  • DISTINCT – 入力にDISTINCT操作を実行し、出力には実行しません

  • ALL – 入力または出力へのDISTINCT操作を実行しません

6.16 複合ファイル・データサーバーのプロパティにログ・レベルとログ・ファイルが表示されない

複合ファイル・データサーバーを作成すると、ログ・レベル(ll)およびログ・ファイル(lf)プロパティは「プロパティ」タブに表示されません。[20377218]

6.17 BinaryTypeデータ型はSpark 1.1でサポートされない

Hiveデータ型であるBinaryTypeはSpark 1.1でサポートされません。LKM Hive to SparkをSpark 1.1で使用すると、次のエラーがSpark実行ログに表示されます。[20260906、20391714]

HIVE ValueError: not supported type: <type 'bytearray'>

6.18 Hive複合データ型はLKM Spark to Hiveでサポートされない

次のHive複合データ型はサポートされていません。

  • MapType

  • UnionType

  • ArrayType

これらの複合データ型を使用すると、不明の問題が発生します。[20141453、20391743]

6.19 Pigでの「Unable to Store Alias」エラー

Pigでマッピングの実行が失敗し、Unable to store aliasエラーが表示される場合、Pigサーバーのpig.optimizer.rules.disabledプロパティをFilterLogicExpressionSimplifierに設定する必要があります。[20520865]

6.20 リポジトリ・アップグレード中にKMが置換される

デフォルトでは、リポジトリにロードされたすべてのKMは、変更されているかどうかにかかわらず、リポジトリ・アップグレード中に置換されます。リポジトリ・アップグレード中にKMをアップグレードしないでください。

KMのアップグレードを回避する方法は次のとおりです。

  • SAP KMがある場合は、リポジトリ・アップグレード中にKMをアップグレードしないでください。新しいSAP KMには、新しいODI SAPコンポーネントが必要です。古いODI SAPコンポーネントとともに新しいSAP KMを使用すると、SAPマッピングはすべて失敗します。

    回避策として、ODIリポジトリのアップグレード時に「KMを必須更新で置換」の選択を解除してください。SAP KMをアップグレードするには、各ODI SAPアダプタの『Oracle Data Integratorアプリケーション・アダプタ・ガイド』に示されているアップグレード手順に従います。

  • カスタムKMがある場合、リポジトリ・アップグレード中にKMをアップグレードすると、カスタマイズ内容は失われます。

    回避策として、ODIリポジトリのアップグレード時に「KMを必須更新で置換」の選択を解除してください。リポジトリのアップグレード後に、アップグレードするKMのみを手動で置換してください。

6.21 誤って公開されたSDK APIクラスが12c Javadocsから削除された

Javadoc生成の不具合により、41個の内部クラスが12.1.2、12.1.3および12.1.3.0.1のパブリックなSDK API Javadocに誤って公開されていました。これらのクラスは内部使用のためのもので、12cのパブリックなSDK APIから削除されています。12c Javadocから削除されたクラスを次にリストします。これらのクラスをプログラムで使用している場合、プログラムを修正し、使用しないようにしてください。[21700125]

  • AdapterException

  • ComponentDefinitionParser

  • ComponentRegistryHelper

  • ExecutionUnit.GenerationType

  • FCONamedObject

  • FCOPropertyOwner

  • FCORoot

  • IMapReferenceOwner

  • IMappingObject.SyncState

  • IModelObjectChange

  • IModelObjectChange.ChangeType

  • IObjectAdapterFactory

  • LocationAdapterBase

  • MapAttribute.ConnectionTypeInfo

  • MapAttribute.ConnectionTypeSelector

  • MapAttribute.DefaultConnectionTypeSelector

  • MapComponent

  • MapComponentOwner

  • MapComponentType.uidef

  • MapPhysicalDesign.ContextualComponentTreeNode

  • MapPhysicalDesign.ExecutionUnitConfiguration

  • MapPhysicalDesign.ExecutionUnitGraph

  • MapPhysicalDesign.ExecutionUnitGraphNode

  • MapPhysicalDesign.MapPhysicalDesignConfig

  • MapPhysicalDesign.NodeConfiguration

  • MapPhysicalDesign.PushDirection

  • MapPhysicalNode.RMCStackPropertyManager

  • MapRootContainer

  • MappingGenericTechnology.MappingLanguage

  • MappingGenericTechnology.MappingLanguageElement

  • MappingGenericTechnology.MappingSubLanguage

  • NamedObject

  • OdiComponent

  • OdiInterface.IPersistenceComparable

  • PropertyOwner

  • ResourceLoader

  • ResourceLoader.ResourceCandidate

  • ReusableMappingComponent.RMCConnectorPointDelegate

  • Root

  • RootIssue.TextPos

  • TargetLoadOrderException

6.22 誤ったレコード処理がODI 11gおよび12cのドキュメントから削除された

リリース11gおよび12cでは、ODIファイル・ドライバに誤ったレコード処理の機能はありません。誤ったレコード処理に関する項は、リリース11gおよび12cのODIドキュメントから削除されています。ただし、これは将来のリリースで復活されます。[23182473]

7 Oracle Data Integrator 12cのインストール後パッチに関する情報

Oracle Data Integrator 12c (12.2.1.1)をインストールした後、次の手順を実行します。

  1. ODIリポジトリ・スキーマのバックアップを作成します。

  2. アップグレード・アシスタントを使用して、インストールに関連するすべてのODIリポジトリをアップグレードします。アップグレード手順の詳細は、アップグレードのドキュメントを参照してください。


    警告:

    ODIリポジトリをアップグレードした後は、パッチを削除しても元に戻すことができません。将来に何かの理由でこのパッチを削除した場合にそれを復元できるように、既存のODIリポジトリの適切なバックアップを作成してください。

  3. このパッチでの新しいドメインの設定については、Oracle Data Integratorのインストールと構成の手順に従ってください。

  4. ODIクライアントを起動するすべてのインストールで、JDevキャッシュを削除する必要があります。

    • UNIXプラットフォームの場合

      ホーム・ディレクトリでsystem12.2.1.0.0を見つけてそれを削除します。

      例: rm -rf $HOME/.odi/system12.2.1.0.0

    • Windowsプラットフォームの場合:

      ホーム・ディレクトリでsystem12.2.1.0.0を見つけてそれを削除します。

      例: delete C:\Users\<username>\AppData\Roaming\odi

  5. ODI Studioを起動します。

  6. インストール・タイプに応じて、スタンドアロン・エージェントまたはすべてのサーバー(AdminServerとすべての管理対象サーバー)を起動します。

8 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。


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