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Oracle® Databaseリファレンス
12cリリース2 (12.2)
E72905-02
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4.242 DBA_EXTERNAL_SCN_ACTIVITY

DBA_EXTERNAL_SCN_ACTIVITYは、SCNアクティビティの高いソースを決定するため、DBA_DB_LINK_SOURCESおよびDBA_DB_LINKSビューと連携して機能します。

インバウンド・データベース・リンクによってSCNが増加した場合は、DBA_EXTERNAL_SCN_ACTIVITYビューをINBOUND_DB_LINK_SOURCE_ID列でDBA_DB_LINK_SOURCESビューと結合して、SCNの増加が発生したリモート・データベースの詳細を取得できます。

アウトバウンド・データベース・リンクによってSCNが増加した場合は、INBOUND_DB_LINK_SOURCE_ID列はNULLになりますが、DBA_DB_LINKSビューで、OUTBOUND_DB_LINK_NAMEおよびOUTBOUND_DB_LINK_OWNERの列をそれぞれDB_LINKおよびOWNERの列と結合して、SCNの増加原因となったリモート・データベースを決定できます。

前述のいずれもが当てはまらない場合(INBOUND_DB_LINK_SOURCE_IDOUTBOUND_DB_LINK_NAMEおよびOUTBOUND_DB_LINK_OWNERのすべてがNULL)は、SCNの増加はクライアント接続によるもので、別のデータベースとのインバウンドまたはアウトバウンドのデータベース・リンクの結果として発生したものではありません。V$SESSIONで、SESSION_IDおよびSESSION_SERIAL#の列をSIDおよびSERIAL#の列と結合して、クライアントのセッションの詳細を取得できます。

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)環境では、すべてのDBA_ビューに対応するCDB_ビューが存在し、CDB内のすべてのプラガブル・データベース(PDB)のデータが含まれています。

SCNはCDB(PDBではなく)のプロパティであるため、大きなSCNジャンプに関心を持つDBAは、CDB_EXTERNAL_SCN_ACTIVITYビューの方がCDB上のSCNのジャンプ診断に役立つことがわかります。CDB$ROOTからのCDB_EXTERNAL_SCN_ACTIVITYビューの問合せにより、すべてのPDBで発生した外部SCNジャンプを確実に調べ、検出できます。これに対して、PDBから実行される、対応するDBA_EXTERNAL_SCN_ACTIVITYビューに対する問合せ、またはCDB_EXTERNAL_SCN_ACTIVITYビューに対する問合せは、そのPDBのデータのみが表示されます(つまり、大きなSCNジャンプを引き起こした、その特定のPDBで発生した外部アクティビティに関する詳細)。

CDB_ビューには、問合せの発行時にオープンされているPDBからのデータのみが表示されることに注意してください。したがって、外部SCNアクティビティのソースを診断する場合は、診断に役立つ情報が含まれている可能性のある任意のまたはすべてのPDBをオープンしておくことをお薦めします。

データ型 NULL 説明

OPERATION_TIMESTAMP

TIMESTAMP(6)

NOT NULL

SCNが受信されたときのタイムスタンプ(UTC)

SESSION_ID

NUMBER

NOT NULL

このエントリを作成したローカル・セッションのセッション識別子。V$SESSION.SIDおよびV$ACTIVE_SESSION_HISTORY.SESSION_IDにマップされる。

SESSION_SERIAL#

NUMBER

NOT NULL

このエントリを作成したローカル・セッションのセッション・シリアル番号。V$SESSION.SERIAL#およびV$ACTIVE_SESSION_HISTORY.SESSION_SERIAL#にマップされる。

AUDIT_SESSIONID

NUMBER

DBA_AUDIT_TRAIL.SESSIONIDまたはUNIFIED_AUDIT_TRAIL.SESSIONID(どの種類の監査が有効になっているかに応じて)と結合可能なセッション識別子。監査が有効でない場合はnull。

USERNAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

ローカル・データベースにログインしているユーザーのOracleユーザー名。V$SESSION.USERNAMEにマップされる。

INBOUND_DB_LINK_SOURCE_ID

NUMBER

SCNがインバウンド・データベース・リンクによって増加した場合は、DBA_DB_LINK_SOURCES.SOURCE_IDデータベース・リンクによって識別されるインバウンド・データベース・リンク。

SCNがインバウンド・データベース・リンクによって増加していない場合は、この値はnull。

OUTBOUND_DB_LINK_NAME

VARCHAR2(128)

SCNがアウトバウンド・データベース・リンクによって増加した場合は、DBA_DB_LINKS.DB_LINKデータベース・リンクによって識別されるアウトバウンド・データベース・リンク。

この列およびOUTBOUND_DB_LINK_OWNER列を使用して、アウトバウンド・リンクのSCN増加のソースを判断できる。

SCNがアウトバウンド・データベース・リンクによって増加していない場合は、この値はnull。

OUTBOUND_DB_LINK_OWNER

VARCHAR2(128)

SCNがアウトバウンド・データベース・リンクによって増加した場合は、DBA_DB_LINKS.OWNERによって識別されるアウトバウンド・データベース・リンクの所有者。

この列およびOUTBOUND_DB_LINK_NAME列を使用して、アウトバウンド・リンクのSCN増加のソースを判断できる。

SCNがアウトバウンド・データベース・リンクによって増加していない場合は、この値はnull。

RESULT

VARCHAR2(64)

NOT NULL

取得されるSCNアクティビティは次のとおり。

  • REJECTED_HIGH_SCN - 非現実的な値によるSCN拒否

  • REJECTED_HIGH_DELTA - 非現実的な増加率によるSCN拒否

  • ACCEPTED - 警告付きのSCN承諾

エラーまたは警告が発生しない通常のSCNアクティビティは取得されない。SCNのエラーおよび警告は、alert.logにも表示。

EXTERNAL_SCN

NUMBER

NOT NULL

インバウンド・データベース・リンク、アウトバウンド・データベース・リンクまたはクライアントから受信した外部SCN

SCN_ADJUSTMENT

NUMBER

NOT NULL

RESULT列がACCEPTEDのSCNでは、どの程度ローカルSCNが増加したか。

RESULT列がREJECTEDのSCNでは、試行されたSCNの増加。