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Oracle® Databaseリファレンス
12cリリース2 (12.2)
E72905-02
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8.177 V$RO_USER_ACCOUNT

V$RO_USER_ACCOUNTは、読取り専用モードでオープンしたOracle Databaseについてのみ移入されます。データベースが読取り専用の場合、通常のカタログ表にはセキュリティ・データを格納できません。かわりに、セキュリティ・データはこのビューを通じて問い合せされるインメモリー表に格納されます。

Oracle Data Guard環境では、スタンバイ上のユーザー・アカウントのセキュリティ情報の一部はプライマリ・サーバーから継承されます。たとえば、プライマリ上でアカウントが無制限にロックアウトされた場合、このアカウントはスタンバイ・データベース上でロックされます。スタンバイ上に格納された情報は、失敗したログイン回数や、失敗したアクセス試行によりスタンバイでアカウントがロックされた時刻など、スタンバイ・データベースでのユーザー・アクションの影響を受ける可能性のある、一時的な情報です。スタンバイでログイン試行が失敗しても、プライマリのアカウント・ステータスには影響しません。

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)のルーツから、このビューを問い合わせると、共通ユーザーおよびSYSユーザーのみが返されます。

プラガブル・データベース(PDB)からこのビューを問い合わせると、現在のPDBに関連する列のみが返されます。

データ型 説明

USERID

NUMBER

ユーザーID番号

PASSW_EXPIRED

NUMBER

パスワードの有効期限が切れているかどうか(1 | 0)

PASSW_IN_GRACE

NUMBER

アカウントが猶予期間内かどうか(1 | 0)

PASSW_LOCKED

NUMBER

アカウントがロックされているかどうか(1 | 0)

PASSW_LOCK_UNLIM

NUMBER

アカウントが期間無制限にロックされているかどうか(1 | 0)

FAILED_LOGINS

NUMBER

失敗したログイン試行回数。カウントは累積されず、アカウントでログインに成功するとリセットされます。

EXPIRATION_AFTER_GRACE

TIMESTAMP(3)

猶予期間後の有効期限

PASSW_LOCK_TIME

TIMESTAMP(3)

アカウントがロックアウトされた時刻

CON_ID

NUMBER

ログインが失敗した場所のコンテナのID。

共通ユーザーではないユーザーでは、CON_IDはログインの試行が失敗したPDB IDです。

共通ユーザーでは、CON_ID0です。

PDB上で発生したログイン試行は、V$RO_USER_ACCOUNTを別のPDBからの問合せには、表示されません。いずれかのユーザー(非共通ユーザー)がログインの試行に失敗しても、これが表示されるのは、同一のPDB上で発生したV$RO_USER_ACCOUNTを問い合せるログインの試行が失敗した場合のみです。

共通ユーザーの失敗したログインの試行(およびSYSユーザー)は、V$RO_USER_ACCOUNTを、PDBから問い合せるのではなくCDBのルートから問い合せた場合にのみ表示されます。

非CDBでは、値は常に0です。

USERNAME

VARCHAR2(128)

ユーザーの名前。