status

statusコマンドはコンポーネントのステータスとBDDクラスタの全体的な状態をチェックします。

statusは、次の2つのタイプのチェックを実行できます。
  • Ping。指定したコンポーネントのステータス(起動または停止)を返します。これは、コマンドのデフォルトの動作です。
  • ヘルス・チェック。クラスタおよびハイブ表ディテクタの全体的な状態を返します。
コンポーネント・ステータスまたはクラスタの状態をチェックするには、次を管理サーバーから実行します。
./bdd-admin.sh status [option <arg>]

statusでは次のオプションがサポートされています。

オプション 説明
-c, --component <component(s)> 実行されるコンポーネントのカンマ区切りリスト。
  • agent: Dgraph HDFSエージェント
  • dgraph: Dgraph
  • dp: データ処理
  • gateway: Dgraph Gateway
  • studio: Studio
  • transform: 変換サービス
  • clustering: クラスタリング・サービス(有効な場合)
-n, --node <hostname(s)> 実行されるノードのカンマ区切りリスト。それぞれがbdd.confで定義される必要があります。
--health-check クラスタおよびハイブ表ディテクタの状態を返します。指定した場合、-cまたは-nオプションを含めることはできません。

ヘルスチェックに失敗した場合、Studioおよびデータ処理ログで何が失敗したのかに関する詳細情報を確認できます。

どのオプションも指定しない場合、スクリプトはサポートされているすべてのステータスを返します。

次のコマンドは、サポートされているすべてのコンポーネントのステータスを返します。
./bdd-admin.sh status
次のコマンドは、クラスタおよびハイブ表ディテクタの状態を返します。
./bdd-admin.sh status --health-check
前述のコマンドからの出力は、次のようになります。
[2015/08/04 11:38:54 -0400] [Admin Server] Checking the health of BDD cluster...
[2015/08/04 11:40:06 -0400] [web009.us.example.com] Check BDD functionality......Pass!
[2015/08/04 11:40:08 -0400] [web009.us.example.com] Check Hive Data Detector health......Hive Data Detector has previously run.
[2015/08/04 11:40:10 -0400] [Admin Server] Successfully checked statuses.