このトピックでは、Dgraph HDFSエージェントで使用されるフラグについて説明します。
Dgraph HDFSエージェントではいくつかのフラグが必要で、これについては次の表で説明しています。一部のフラグの名前は、対応するDgraphフラグの名前と同じであり、(--outを除いて)同じ設定を持っている必要があります。
Dgraph HDFSエージェントのフラグ | 説明 |
---|---|
--agent_port | Dgraph HDFSエージェントがHTTPリクエストをリスニングするポートを設定します。Dgraphバージョンではこのフラグはありません。 |
--export_port | Dgraph HDFSエージェントがDgraphからリクエストをリスニングするポートを設定します。このポート番号は、Dgraphの--export_portフラグに指定されたものと同じである必要があります。 |
--port | DgraphがHTTPリクエストをリスニングするポートを指定します。このポート番号は、Dgraphの--portフラグに指定されたものと同じである必要があります。 |
--bulk_load_port | Dgraph HDFSエージェントが一括ロード収集リクエストをリスニングするポートを設定します。このポート番号は、Dgraphの--bulk_load_portフラグに指定されたものと同じである必要があります。 |
--cluster_identity | このノード上で実行中のDgraphのクラスタ・アイデンティティを指定します。構文は次のとおりです。
protocol:hostname:dgraph_port:dgraph_bulk_load_port:agent_portこのクラスタ・アイデンティティは、Dgraphの--cluster_identityフラグに指定されたものと同じである必要があります。 |
--notifications_server_url | 通知サービスのURLを指定します。 |
--out | Dgraph HDFSエージェントのstdout/stderrログ・ファイルのファイル名およびパスを指定します。ログ名は、Dgraphの--outフラグで指定されたものとは異なる必要があります。 |
--principal | Kerberosをサポートする場合、プリンシパルの名前を指定します。 |
--keytab | Kerberosをサポートする場合、プリンシパルのキータブのパスを指定します。 |
--krb5conf | Kerberosをサポートする場合、krb5.conf構成ファイルのパスを指定します。 |
--hadoop_truststore | TLSが有効なHadoopサービスをサポートするには、Hadoopトラスト・ストアの場所を指定します。 |
--zookeeper | Zookeeperが実行されているホストおよびポートを指定します。構文は次のとおりです。
host:port(ホスト名とポートを区切るセミコロンを付けます)。このホスト:ポートは、Dgraphの--zookeeperフラグに指定されたものと同じである必要があります。 |
--zookeeper_index | Zookeeper Ensembleでのクラスタの索引を指定します。この索引は、Dgraphの--zookeeper_indexフラグに指定されたものと同じである必要があります。 |
core-site.xmlおよびhdfs-site.xmlファイルは、Hadoopクラスタ(特にNameNodeとして指定されたクラスタ内の1つのマシン)の構成に使用されます。NameNodeには、Dgraph HDFSエージェントが収集ファイルを読み取り、エクスポート・ファイルを書き込むHDFSファイル・システムが含まれています。
起動時に、Dgraph HDFSエージェントは、NameNodeの場所を決定できるように、core-site.xmlおよびhdfs-site.xmlファイルで読取りを行います。
./startDgraphHDFSAgent.sh --agent_port 7102 --export_port 7101 --port 5555 --bulk_load_port 5556 --coordinator web04.example.com:2181 --zookeeper_index cluster1 --cluster_identity http:web04.example.com:5555:5556:7102 --out /tmp/agent.log