後述の表では、変更できるbdd.confのプロパティについて説明します。bdd.confに変更を加える前に、必ずこの情報を注意してお読みください。クラスタに悪影響を及ぼす可能性があるため、このファイルの他のプロパティを更新しないでください。
プロパティ | 説明 |
---|---|
DGRAPH_INDEX_DIR | Dgraphデータベース・ディレクトリのパス。このプロパティの値を変更する前に、データベース・ファイルを新しい場所に用意する必要があります。 |
JAVA_HOME | BDDコンポーネントの起動時に使用されるJDK。この値を変更した場合、CLIおよびStudioで使用される場所も更新する必要があります。これは、クラスタ内のすべてのノードで同じ場所に存在する必要があります。 |
DGRAPH_THREADS | Dgraphの起動に使用されるスレッドの数。次のようにしてください。
使用する数は必ずライセンス契約に従います。 |
DGRAPH_CACHE | Dgraphキャッシュ・サイズ(MB)。このプロパティにはデフォルト値はないため、指定する必要があります。
パフォーマンスを向上させるには、ノードの使用可能なRAMの最低でも50%をDgraphのキャッシュに割り当てることをお薦めします。使用可能なメモリーが十分でないために問合せが取り消されていることが検出された場合、この量を増やします。 |
DGRAPH_OUT_FILE | Dgraphのstdout/stderrファイルのパス。 |
DGRAPH_LOG_LEVEL | オプション。Dgraphの出力ログ・サブシステムのログ・レベルを定義します。この形式は次のとおりです。
"subsystem1 level1|subsystem2,subsystem3 level2|subsystemN levelN" 必ず引用符を含めてください。次に例を示します。
DGRAPH_LOG_LEVEL= "bulk_ingest WARNING|cluster ERROR|dgraph, eql, eve INCIDENT_ERROR" 必要な数のサブシステムを指定できます。何も指定しない場合、NOTIFICATIONに設定されます。サポートされない値や正しい形式になっていない値を入力すると、デフォルトのNOTIFICATIONになります。 Dgraphの出力ログ・サブシステムとそのサポートされているレベルの詳細は、「Dgraph出力ログ」を参照してください。 |
DGRAPH_ADDITIONAL_ARG |
注意: このプロパティは、Oracleサポートが使用するためのものです。
Dgraphの起動に使用される1つ以上のフラグを定義します。各フラグは引用符で囲む必要があります。
bdd.confのプロパティにマップするフラグを含めることはできません。Dgraphのフラグの詳細は、「Dgraphのフラグ」を参照してください。 |
AGENT_OUT_FILE | HDFSエージェントのstdout/stderrファイルのパス。 |