stopコマンドはコンポーネントを停止します。
./bdd-admin.sh stop [option <arg>]
stopでは次のオプションがサポートされています。
オプション | 説明 |
---|---|
-t, --timeout <minutes> | コンポーネントを終了するまで待機する時間(分)。
この値が0の場合、スクリプトは、コンポーネントをただちに強制的に停止します。これが0より大きい場合、スクリプトは、指定した時間、コンポーネントが正常に停止するのを待機し、正常に停止しない場合はコンポーネントを終了します。 このオプションが指定されない場合、スクリプトはコンポーネントを正常に停止します。これには長時間かかることがあります。コンポーネントがダウンした場合、タイムアウト値が指定されている必要があります。そうしないと、スクリプトはハングします。 |
-c, --component <component(s)> | 停止するコンポーネントのカンマ区切りリスト。
BDD_WLS_USERNAMEおよびBDD_WLS_PASSWORD環境変数が設定されていない場合、bddServerコンポーネント(またはすべてのコンポーネント)でstopを実行する際に、WebLogic Serverのユーザー名とパスワードが要求されます。 さらに、bddServerを停止すると、dpは自動的にシャットダウンします。 |
-n, --node <hostname(s)> | 実行されるノードのカンマ区切りリスト。それぞれがbdd.confで定義される必要があります。 |
どのオプションも指定しない場合、スクリプトはサポートされているすべてのコンポーネントを正常に停止します。
./bdd-admin.sh stop -c dp [Admin Server] Stopping BDD components... [b4005.example.com] Stopping active Data Processing jobs.......Success! [Admin Server] Successfully stopped all components. ... ./bdd-admin.sh status -c dp [Admin Server] Checking the status of BDD components... [b4005.example.com] DP is ready to accept jobs. Hive Data Detector is not scheduled to run. [Admin Server] Successfully checked statuses.
このようになる理由は、データ処理がサーバーでもサービスでもないからです。データ処理はSpark-on-YARNジョブを呼び出すことができるライブラリであり、そのため、常に新しいジョブ・リクエストを受け入れる準備ができています。stopが実行された後も、ジョブ(DP CLIを手動で実行するなど)を受け入れることができるのが、予期される動作です。最も重要なことは、既存のすべてのジョブが停止され、Hive表ディテクタが無効にされて、自動のジョブ呼出しがなくなることです。
./bdd-admin.sh stop
./bdd-admin.sh stop -t 10 -c agent,dgraph,dp