Dgraphデータベースが現在、NFSに格納されている場合は、これらをHDFSに移動できます。
データベースがHDFSに格納されている場合、DgraphはHDFS DataNodeで実行される必要があります。現在、DataNodeにインストールされていない場合は、データベースを移動するときにバイナリも移動する必要があります。
HDFSへDgraphデータベースを移動するには、次の手順を実行します。
./bdd-admin.sh stop [-t <minutes>]
./configure make -j8 make install
<property> <name>dfs.client.socket-timeout</name> <value>600000</value> </property> <property> <name>dfs.socket.timeout</name> <value>600000</value> </property> <property> <name>dfs.datanode.socket.write.timeout</name> <value>600000</value> </property>
プロパティ | 説明 |
---|---|
DGRAPH_INDEX_DIR | HDFSのDgraphデータベース・ディレクトリの新しい場所の絶対パス。
MapRを保有している場合は、ボリュームとしてこの場所にマウントし、bddユーザーがスナップショットを作成、削除できる権限を持つ必要があります。 HDFS Data at Rest暗号化を有効にした場合は、この場所は暗号化ゾーンである必要があります。 |
DGRAPH_ SERVERS | 新しいDgraphノードのFQDNのカンマ区切りのリスト。これらはすべて、HDFS DataNodeである必要があります。 |
DGRAPH_ THREADS | Dgraphの起動に使用されるスレッドの数。この値は、Dgraphノード上のCPUコアの数から、新しいDgraphノード上で実行されているHDFSおよび他のHadoopサービスの実行に必要な数を引いたものになります。 |
DGRAPH_CACHE | Dgraphキャッシュのサイズ。これはマシンのRAMの50%か、または空き容量合計のいずれか大きな方になります。 |
DGRAPH_USE_ MOUNT_HDFS | 起動時にDgraphがHDFSをマウントするかどうかを決定します。これをTRUEに設定します。 |
DGRAPH_HDFS_ MOUNT_DIR | DgraphがHDFSのrootディレクトリをマウントするローカル・ディレクトリの絶対パス。この場所が存在しており、空である必要があります。また、bddユーザーには読取り、書込み、実行権限が必要です。
デフォルトの場所である$BDD_HOME/dgraph/hdfs_rootの使用をお薦めします。これはインストーラによって作成されたディレクトリで、これらの要件を満たしています。 |
KERBEROS_ TICKET_ REFRESH_ INTERVAL | Kerberosを有効にしている場合にのみ、必要です。DgraphのKerberosチケットがリフレッシュされる間隔(分数)。たとえば、60に設定すると、Dgraphのチケットは60分ごと、つまり1時間ごとにリフレッシュされます。 |
KERBEROS_ TICKET_ LIFETIME | Kerberosを有効にしている場合にのみ、必要です。DgraphのKerberosチケットが有効な期間の長さ。これは、数字に続き、サポートされている時間単位を付けて指定する必要があります。サポートされている時間単位は、s、m、hまたはdです。たとえば、10h (10時間)または10m (10分)などです。 |
DGRAPH_ENABLE_CGROUP | Dgraphにcgroupを設定する場合にのみ必要です。Dgraphのcgroupを作成した場合は、これをTRUEに設定する必要があります。 |
DGRAPH_CGROUP_NAME | Dgraphにcgroupを設定する場合にのみ必要です。Dgraphを制御するcgroupの名前。 |
NFS_GATEWAY_ SERVERS | NFS Gatewayを使用している場合にのみ必要です。NFS Gatewayサービスを実行しているノードのFQDNのカンマ区切りのリスト。これにはすべてのDgraphノードが含まれます。 |
DGRAPH_USE_ NFS_MOUNT | NFS Gatewayを使用している場合は、このプロパティをTRUEに設定します。 |
./bdd-admin.sh publish-config <path>ここで、<path>はbdd.confの更新したコピーの絶対パスです。
./bdd-admin.sh start
管理者ガイド · バージョン1.3.0 · 2016年7月
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