Studioヘルス・チェックの実行

Webブラウザでヘルス・チェックURLを実行して、Studioの状態と基本的な機能をチェックします。この操作は通常、アップグレードやパッチ適用など、BDDのセットアップに大きな変更を行った後にのみ実行します。

ヘルス・チェックURLを実行するために、マシン・アクセスやコマンド・ライン・アクセスは必要ありません。これは、マシン・アクセスがない環境で、bdd-adminを実行するためにコマンド・プロンプトにアクセスする場合には、特に有用です。

ヘルス・チェックURLは、bdd-admin statusコマンドを実行するよりもさらに完全なStudioのチェックを提供します。bdd-adminコマンドはStudioインスタンスをpingし、インスタンスが実行中であるかどうかを調べます。これに対して、ヘルス・チェックURLは次のことを実行します。
  • Studioデータベースがアクセス可能であることを確認する。
  • ファイルをHDFSにアップロードする。
  • そのファイルからHive表を作成する。
  • そのHive表からデータ・セットを収集する。
  • データ・セットを照会して結果を返すことを確認する。

Studioのヘルス・チェックを実行するには、次の手順を実行します。

  1. Webブラウザを起動し、次のヘルス・チェックURLを入力します。

    http://<Studioのホスト名>:<Studioのポート>/bdd/health

    例: http://abcd01.us.oracle.com:7003/bdd/health
  2. Studioにサインインしている場合は、オプションで「通知」パネルを確認して、チェックの進行状況を監視できます。

ヘルス・チェックが成功すると、ブラウザに「200 OK」が返されるはずです。