get-logs

get-logsコマンドは要求されたログ・ファイルを収集し、それを1つのzipファイルに圧縮します。

コンポーネント・ログを取得するには、次を管理サーバーから実行します。
./bdd-admin.sh get-logs [option <arg>] <file>
ここで、<file>は出力zipファイルの絶対パスです。このファイルは存在してはならず、.zipファイル拡張子を付ける必要があります。

get-logsでは次のオプションがサポートされています。

オプション 説明
-t, --time <hours> このオプションを指定した場合、スクリプトは、過去<hours>時間以内に変更されたログを返します。

このオプションを省略すると、スクリプトは、各コンポーネントの最後に更新されたログ・ファイルを返します。

-c, --component <component(s)> 収集するコンポーネント・ログのカンマ区切りリスト。
  • agent: Dgraph HDFSエージェント・ログ
  • all: すべてのコンポーネント・ログ
  • clustering: クラスタリング・サービス(有効な場合)
  • dgraph: Dgraph (FUSEが有効な場合、FUSEログも含む)
  • dg-on-crash: Dgraphオンクラッシュ・トレース・ログ
  • dg-on-demand: Dgraphオンデマンド・トレース・ログ
  • dp: データ処理ログ
  • gateway: Dgraph Gatewayログ
  • spark: Sparkログ
  • studio: Studioログ
  • transform: 変換サービス
  • weblogic: WebLogic Serverログ
  • zk-log: ZooKeeperログ
  • zk-transaction: ZooKeeperトランザクション・ログ
次の点に注意してください。
  • sparkzk-logおよびzk-transactionコマンドでは、BDD_HADOOP_UI_USERNAMEおよびBDD_HADOOP_UI_PASSWORD環境変数が設定されていないと、Cloudera Manager/Ambariのユーザー名およびパスワードを求められます。
  • dg-on-demandログは、get-blackboxコマンドの実行時のみ生成されます。これは、-tを指定すると、get-logsは、指定した時間枠内にget-blackboxが実行された場合にdg-on-demandログを返すことを意味します。また、-tオプションを省略すると、get-logsは、get-blackboxが実行されない場合にdg-on-demandログを返しません。
-n, --node <hostname(s)> 実行されるノードのカンマ区切りリスト。それぞれがbdd.confで定義される必要があります。

どのオプションも指定しない場合、スクリプトは、dg-on-crashdg-on-demandおよびzk-transactionを除くすべてのコンポーネントで最後に更新されたログを取得します。

次のコマンドは、サポートされているすべてのコンポーネントで最後に変更されたログを取得し、/localdisk/logs/all_logs.zipに出力します。
./bdd-admin.sh get-logs -c all /localdisk/logs/all_logs.zip
次のコマンドは、過去24時間以内に変更されたすべてのzk-logおよびzk-transactionログを取得し、/localdisk/logs/zk_logs.zipに出力します。
./bdd-admin.sh get-logs -t 24 -c zk-log,zk-transaction /localdisk/logs/zk_logs.zip