Studio設定の値の変更

Studio設定の値を設定するために、Studio設定ページのフィールドを使用するか、portal-ext.propertiesに値を追加できます。portal-ext.propertiesで設定を構成する場合、「Studio設定」ページのフィールドはロックされます。

portal-ext.propertiesで設定を構成すると、異なる環境間での設定の移行がより簡単に行えます。たとえば、開発システムで設定をテストした後、「コントロール・パネル」から手動で本番設定を設定し直さなくても、プロパティ・ファイルを本番システムにコピーするだけですみます。

Studio設定の値を変更するには、次の手順を実行します。

  1. Studio設定を構成するには、次の手順を実行します。
    1. 「コントロール・パネル」から、「Big Data Discovery」「Studio設定」の順に選択します。
    2. 更新する各設定について、設定構成フィールドに新しい値を入力します。
      注意: これらの設定を変更するときは注意してください。間違った値を設定すると、Studioインスタンスの問題を引き起こすおそれがあります。

      設定がportal-ext.properties内で構成されている場合、このページからは設定を変更できません。その場合は、このファイル内で値を設定する必要があります。

    3. 「設定の更新」をクリックします。
    4. 変更を適用するには、Big Data Discoveryを再起動します。
  2. portal-ext.propertiesに設定を追加するには、次の手順を実行します。
    1. サーバーを停止します。
    2. コマンド・プロンプトを開き、$ORACLE_HOME/user_projects/domains/bdd_<version>_domain/config/studioに変更します
    3. テキスト・エディタでportal-ext.propertiesを開き、設定を追加します。
      このファイルでは、次の形式で設定を追加します。
      <settingname>=<value>
      説明:
      • <settingname>は、「Studio設定」ページに表示される設定の名前です。
      • <value>は、設定の値です。
      たとえば、エクスポートするレコードの最大数を設定するには、エントリは次のようになります。
      df.maxExportRecords=50000
    4. ファイルを保存して閉じます。
    5. Studioを再起動します。

      「フレームワーク設定」ページでは、設定は現在、読取り専用になっています。