Studioを既存のLightweight Directory Access Protocol (LDAP)システムと統合できます。これはTLS/SSLを使用しているシステムとそうでないシステムの両方でサポートされています。
これを有効にすると、BDDと連携するように構成されたLDAPグループのユーザー用として、Studioアカウントが自動的に追加されます。これらのユーザーはLDAP資格情報を使用してStudioにサインインできるようになります。LDAPを有効にした場合でも、これまでどおりStudio経由でユーザーを追加できます。
デフォルトで、StudioではLDAPシステムで定義されたパスワードとパスワード・ポリシーが使用されます。これによりユーザーが管理するパスワードの数が減り、パスワード・ポリシーの作成と管理にかかる管理者の負担も軽減されます。もちろん必要であれば、Studio独自のポリシーを強制するよう構成することもできます。
Studioには各ユーザーのLDAPパスワードが自動的に暗号化されて保存されるため、StudioがLDAPサーバーにアクセスできない場合でもユーザーのログインが可能です。便利な機能ではありますが、より厳格なセキュリティが必要な場合は無効にできます。
これはStudio内から有効化できます。TLS/SSLを使用するシステムでは、さらに別の構成作業が必要になります。詳細は、管理者ガイドを参照してください。