CDC 1.1.2

javax.microedition.io
クラス Connector

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.microedition.io.Connector

public class Connector
extends Object

このクラスは、新しい Connection オブジェクトを作成するファクトリです。  

Connection オブジェクトは、要求された接続のプロトコル名に由来する名前を持つプロトコル実装クラスを検索することにより、動的に作成されます。 接続先を記述するパラメータの文字列が、RFC 2396 に記述されている URL 形式に準拠するようにしてください。これには次のような汎用形式が使用されます。  

{scheme}:[{target}][{params}]  

{scheme} は、http などのプロトコルの名前です。  

{target} は、通常、ある種のネットワークアドレスです。  

{parms} は、「;x=y」の形式の一連の等式を形成します。たとえば、";type=a" などです。  

2 番目のオプションパラメータには、open 関数を指定することもできます。これは、呼び出しコード側の意図をプロトコルハンドラに伝えるモードフラグです。ここでのオプションは、接続モードとして読み取り (READ)、書き込み (WRITE)、読み取りと書き込み (READ_WRITE) のどれかを指定します。これらのフラグ設定が有効かどうかは、プロトコルによって異なります。たとえば、プリンタへの接続では読み取りアクセスは許可されません。このため、読み取りアクセスを試行すると IllegalArgumentException がスローされます。モードパラメータを指定しなかった場合は、デフォルトの READ_WRITE が使用されます。  

3 番目のオプションパラメータは、呼び出しコードがタイムアウト例外を処理できるかどうかを示す boolean 型フラグです。このフラグが設定されている場合に、プロトコル実装がタイムアウト条件を検出すると、InterruptedIOException がスローされることがあります。このフラグはプロトコルハンドラに対するヒントとして機能するだけであり、こうした例外が実際にスローされることを保証するものではありません。このパラメータを設定しなかった場合は、タイムアウト例外はスローされません。  

特定の入力ストリームまたは出力ストリームにアクセスするためだけに接続が開始されることが多いため、これに対応する 4 つの便利な関数が用意されています。 DatagramConnection を参照して、データグラムアドレス指定の関連情報も確認してください。

導入されたバージョン:
CLDC 1.0

フィールドの概要
static int READ
          読み取りアクセスモード (READ) です。
static int READ_WRITE
          読み取り書き込みアクセスモード (READ_WRITE) です。
static int WRITE
          書き込みアクセスモード (WRITE) です。
 
メソッドの概要
static Connection open(String name)
          Connection を作成および開始します。
static Connection open(String name, int mode)
          Connection を作成および開始します。
static Connection open(String name, int mode, boolean timeouts)
          Connection を作成および開始します。
static DataInputStream openDataInputStream(String name)
          接続入力ストリームを作成およびオープンします。
static DataOutputStream openDataOutputStream(String name)
          接続出力ストリームを作成し、オープンします。
static InputStream openInputStream(String name)
          接続入力ストリームを作成およびオープンします。
static OutputStream openOutputStream(String name)
          接続出力ストリームを作成およびオープンします。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

READ

public static final int READ
読み取りアクセスモード (READ) です。

関連項目:
定数フィールド値

WRITE

public static final int WRITE
書き込みアクセスモード (WRITE) です。

関連項目:
定数フィールド値

READ_WRITE

public static final int READ_WRITE
読み取り書き込みアクセスモード (READ_WRITE) です。

関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

open

public static Connection open(String name)
                       throws IOException
Connection を作成および開始します。file プロトコルの場合、ファイルは上書きされます。

パラメータ:
name - 接続先 URL
戻り値:
新しい Connection オブジェクト
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

open

public static Connection open(String name,
                              int mode)
                       throws IOException
Connection を作成および開始します。file プロトコルの場合、WRITE モードまたは READ_WRITE モードでは、ファイルは上書きされます。

パラメータ:
name - 接続先 URL
mode - アクセスモード
戻り値:
新しい Connection オブジェクト
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

open

public static Connection open(String name,
                              int mode,
                              boolean timeouts)
                       throws IOException
Connection を作成および開始します。file プロトコルの場合、WRITE モードまたは READ_WRITE モードでは、ファイルは上書きされます。

パラメータ:
name - 接続先 URL
mode - アクセスモード
timeouts - 呼び出し側がタイムアウト例外を要求していることを示すフラグ
戻り値:
新しい Connection オブジェクト
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

openDataInputStream

public static DataInputStream openDataInputStream(String name)
                                           throws IOException
接続入力ストリームを作成およびオープンします。

パラメータ:
name - 接続先 URL。使用可能な URL 接頭辞は「comm:」、「http:」、「socket:」、「ssl:」など。ただし、実装で使用可能であり、それぞれの接続仕様に従う場合
戻り値:
DataInputStream
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

openDataOutputStream

public static DataOutputStream openDataOutputStream(String name)
                                             throws IOException
接続出力ストリームを作成し、オープンします。

パラメータ:
name - 接続先 URL。使用可能な URL 接頭辞は「comm:」、「http:」、「socket:」、「ssl:」など。ただし、実装で使用可能であり、それぞれの接続仕様に従う場合
戻り値:
DataOutputStream
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

openInputStream

public static InputStream openInputStream(String name)
                                   throws IOException
接続入力ストリームを作成およびオープンします。

パラメータ:
name - 接続先 URL。使用可能な URL 接頭辞は「comm:」、「http:」、「socket:」、「ssl:」など。ただし、実装で使用可能であり、それぞれの接続仕様に従う場合
戻り値:
InputStream
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

openOutputStream

public static OutputStream openOutputStream(String name)
                                     throws IOException
接続出力ストリームを作成およびオープンします。file プロトコルの場合、ファイルは上書きされます。

パラメータ:
name - 接続先 URL。使用可能な URL 接頭辞は「comm:」、「http:」、「socket:」、「ssl:」など。ただし、実装で使用可能であり、それぞれの接続仕様に従う場合
戻り値:
OutputStream
例外:
IllegalArgumentException - パラメータが無効な場合
ConnectionNotFoundException - 名前のターゲットが見つからないか、要求されたプロトコルタイプがサポートされていない場合
IOException - 上記以外のなんらかの入出力エラーが発生した場合
SecurityException - プロトコルハンドラへのアクセスが禁止された場合にスローされる場合がある

CDC 1.1.2

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