JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.sql
クラス BatchUpdateException

java.lang.Object
  |
  +--java.lang.Throwable
        |
        +--java.lang.Exception
              |
              +--java.sql.SQLException
                    |
                    +--java.sql.BatchUpdateException
すべての実装インタフェース:
Serializable

public class BatchUpdateException
extends SQLException

バッチ更新オペレーション中にエラーが発生したときにスローされる例外です。BatchUpdateException は、SQLException によって提供される情報に加えて、バッチ更新中に正常に実行されたすべてのコマンド、つまり、エラーが発生する前に実行されたすべてのコマンドの更新カウントを提供します。更新カウントの配列での要素の順序は、コマンドがバッチに追加されたときの順序になります。

バッチ更新のコマンドが正しく実行されず BatchUpdateException がスローされたあと、ドライバはバッチに残っているコマンドの処理を続けることも、中止することもできます。失敗後にドライバが処理を継続する場合、メソッド BatchUpdateException.getUpdateCounts によって返される配列は、エラーまでに正常に実行されたコマンドだけの要素ではなく、バッチの全コマンドの要素を含んでいます。ドライバがコマンドの処理を継続する場合、失敗したコマンドの配列要素はどれも -3 になります。

このクラスは JDBC 2.0 API で新しく追加されたものです。

関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
BatchUpdateException()
          reason、SQLState、および更新カウントが null、ベンダーコードが 0 に初期化された、BatchUpdateException オブジェクトを構築します。
BatchUpdateException(int[] updateCounts)
          reason と SQLState が null、ベンダーコードが 0 で初期化された、BatchUpdateException を構築します。
BatchUpdateException(String reason, int[] updateCounts)
          reasonupdateCountsnull の SQLState、および 0 の vendorCode で初期化された、BatchUpdateException を構築します。
BatchUpdateException(String reason, String SQLState, int[] updateCounts)
          指定された引数 (reasonSQLStateupdateCounts) およびベンダーコード 0 で初期化された、BatchUpdateException を構築します。
BatchUpdateException(String reason, String SQLState, int vendorCode, int[] updateCounts)
          完全指定の BatchUpdateException オブジェクトを構築し、指定された値で初期化します。
 
メソッドの概要
 int[] getUpdateCounts()
          この例外が発生するまでに正常に実行されたバッチ更新の、各更新文の更新カウントを取り出します。
 
クラス java.sql.SQLException から継承したメソッド
getErrorCode, getNextException, getSQLState, setNextException
 
クラス java.lang.Throwable から継承したメソッド
fillInStackTrace, getLocalizedMessage, getMessage, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, toString
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

BatchUpdateException

public BatchUpdateException(String reason,
                            String SQLState,
                            int vendorCode,
                            int[] updateCounts)
完全指定の BatchUpdateException オブジェクトを構築し、指定された値で初期化します。
パラメータ:
reason - エラーの説明
SQLState - エラーを識別する X/OPEN コード
vendorCode - 特定のデータベースベンダーの例外コード
updateCounts - int の配列。各要素は、例外がスローされるまでに正常に実行された SQL コマンドの更新カウントを示す
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
「JDBC 2.0 API に含まれるもの」

BatchUpdateException

public BatchUpdateException(String reason,
                            String SQLState,
                            int[] updateCounts)
指定された引数 (reasonSQLStateupdateCounts) およびベンダーコード 0 で初期化された、BatchUpdateException を構築します。
パラメータ:
reason - 例外の説明
SQLState - 例外を識別する X/OPEN コード
updateCounts - int の配列。各要素は、例外がスローされるまでに正常に実行された SQL コマンドの更新カウントを示す
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
「JDBC 2.0 API に含まれるもの」

BatchUpdateException

public BatchUpdateException(String reason,
                            int[] updateCounts)
reasonupdateCountsnull の SQLState、および 0 の vendorCode で初期化された、BatchUpdateException を構築します。
パラメータ:
reason - 例外の説明
updateCounts - int の配列。各要素は、例外がスローされるまでに正常に実行された SQL コマンドの更新カウントを示す
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
「JDBC 2.0 API に含まれるもの」

BatchUpdateException

public BatchUpdateException(int[] updateCounts)
reason と SQLState が null、ベンダーコードが 0 で初期化された、BatchUpdateException を構築します。
パラメータ:
updateCounts - int の配列。各要素は、例外がスローされるまでに正常に実行された SQL コマンドの更新カウントを示す
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
「JDBC 2.0 API に含まれるもの」

BatchUpdateException

public BatchUpdateException()
reason、SQLState、および更新カウントが null、ベンダーコードが 0 に初期化された、BatchUpdateException オブジェクトを構築します。
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
「JDBC 2.0 API に含まれるもの」
メソッドの詳細

getUpdateCounts

public int[] getUpdateCounts()
この例外が発生するまでに正常に実行されたバッチ更新の、各更新文の更新カウントを取り出します。コマンドの 1 つが正しく実行されなかった場合、バッチ更新を実装するドライバは、バッチに残っているコマンドの処理を続けることも中止することもできます。ドライバがコマンドの処理を継続する場合、このメソッドによって返される配列は、バッチにあるコマンドと同じ数の要素を持っているか、あるいは BatchUpdateException がスローされるまでに正常に実行された各コマンドの更新カウントを含んでいます。

このメソッドに使用できる戻り値は、Java 2 SDK, Standard Edition, バージョン 1.3 で変更されました。これは、BatchUpdateException オブジェクトがスローされたあともバッチ更新内のコマンドの処理を継続する、という新しいオプションに適応するために行われました。

戻り値:
このエラーが発生するまでに正常に実行された更新の更新カウントを含む int の配列。あるいは、エラー後もドライバがコマンドの処理を続ける場合、バッチの全コマンドに対して次のうちの 1 つ。
  1. 更新カウント
  2. コマンドが正常に実行されたが影響を受けた行数は不明であることを示す -2
  3. コマンドが正常に実行されなかったことを示す -3
導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
「JDBC 2.0 API に含まれるもの」

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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