org.omg.IOP
クラス TaggedComponent

java.lang.Object
  |
  +--org.omg.IOP.TaggedComponent

すべての実装インタフェース:

IDLEntity, Serializable

public final class TaggedComponent

extends Object

implements IDLEntity

TAG_INTERNET_IOP と TAG_MULTIPLE_COMPONENTS の各プロファイルに含まれている TaggedComponent は、プロファイルタグに使用される名前空間に固有の形式を用いる一意の数値タグによって識別されます。コンポーネントタグは、OMG によって割り当てられます。

コンポーネントの仕様には、次の情報を指定しなければなりません。

• コンポーネント ID: OMG から取得される複合タグ
• 構造とエンコーディング: コンポーネントデータとエンコード規則の構文。コンポーネント値が CDR カプセル化としてエンコードされる場合、カプセル化される IDL 型と、その値のエンコーディングに使用される GIOP バージョン (GIOP 1.0 以外の場合) がコンポーネント定義の一部として指定されている必要があります。
• セマンティクス: コンポーネントデータの使用目的
• プロトコル: コンポーネント定義の対象となるプロトコルと、コンポーネントが他のプロトコルによって使用可能であるよう意図されているか
• 最大で 1 回: このコンポーネントの複数のインスタンスをプロファイルに格納することができるか

プロトコルの仕様には、コンポーネントがプロトコルに与える影響が記述されていなければなりません。このため、プロトコルが使用するそれぞれの TaggedComponent のプロトコル定義に次の情報を指定する必要があります。

• 必須: プロトコルをサポートするプロファイルへのコンポーネントの組み込みが必須 (MANDATORY PRESENCE) か必須でない (OPTIONAL PRESENCE) か
• ドロップ可能: コンポーネントが必須でない場合、どのコンポーネント (存在する場合) を残し、どのコンポーネントをドロップするか

フィールドの概要

byte[]	component_data コンポーネント ID に関連付けられたコンポーネントデータです。
int	tag コンポーネント ID として表されたタグです。

コンストラクタの概要

TaggedComponent()

TaggedComponent(int _tag, byte[] _component_data)

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

フィールドの詳細

tag

public int tag

コンポーネント ID として表されたタグです。

component_data

public byte[] component_data

コンポーネント ID に関連付けられたコンポーネントデータです。

コンストラクタの詳細

TaggedComponent

public TaggedComponent()

TaggedComponent

public TaggedComponent(int _tag,
                       byte[] _component_data)