Active Directory 配布用 .msi ファイルの抽出

Active Directory を使用する JRE の配備


ここでは Windows 2000/Windows XP の Active Directory ベースのネットワークで Java Runtime Environment (JRE) を配備するのに必要な .msi ファイルを入手する方法について、その手順を説明します。バージョン 1.4.2 以降の JRE インストーラを使用します。JRE Windows オフラインインストーラには、.msi (Microsoft Installer) ファイルがバンドルされています。これから説明する手順で抽出した .msi ファイルを Active Directory ソフトウェア配布ポリシーに割り当てることができます。

  1. Sun JRE Windows Offline Installion 実行可能 (.exe) ファイルをダウンロードし、起動します。

  2. Java 2 Runtime Environment, SE v1.4.2_01.msi ファイルを LocalAppData フォルダ (ユーザの Application Data フォルダ) から取得します。LocalAppData フォルダの位置は、Windows プラットフォームによって異なります。

  3. このフォルダには、次のフォルダがあります。
           {7148F0A6-6813-11D6-A77b-00B0D0142010}
    この CLSID の末尾 6 桁と、.msi ファイルのファイル名は、リリース番号によって異なります。

  4. このフォルダから、必要な台数の Windows プラットフォームのクライアントに対して、Active Directory を使用してこの .msi ファイルを配布できます。

  5. Internet Explorer、Mozilla、および Netscape のデフォルトの VM として JRE を登録する場合は、Property.idt テーブルで変数 IEXPLORERMOZILLA、および NETSCAPE61 に設定する変換を作成する必要があります。変換を作成して使用する方法については、Microsoft MSDN サイトを参照してください。