Java Debug Interface

com.sun.jdi
インタフェース ReferenceType

すべてのスーパーインタフェース:
Accessible, Comparable<ReferenceType>, Mirror, Type
既知のサブインタフェースの一覧:
ArrayType, ClassType, InterfaceType

public interface ReferenceType
extends Type, Comparable<ReferenceType>, Accessible

ターゲット VM 内の任意のオブジェクトの型を表します。「JavaTM 言語仕様」で規定されているように、ReferenceType はクラス型、インタフェース型、および配列型の 3 つをカバーします。任意の ReferenceType オブジェクトは、クラス用の ClassType、インタフェース用の InterfaceType、配列用の ArrayType のどれか 1 つに属します。なお、Integer.TYPEリフレクトされた型などのようなプリミティブ型は、ClassType として表現されます。VM はこれら 3 つの型のどの場合も Class オブジェクトを生成するため、VM から見ると、各 ReferenceType は個別の Class オブジェクトにマッピングされます。

ReferenceType を取得するには、特定の ObjectReference にその型を照会するか、VirtualMachine からすべての参照型のリストを取得します。

ReferenceType を使用して、メソッドやフィールドなどの静的な型の情報、または対応する Class オブジェクトやクラスローダなどの動的な型の情報にアクセスすることができます。

ターゲット VM が切断された場合、ReferenceType を直接的または間接的に引数に取る ReferenceType 上の任意のメソッドは、VMDisconnectedException をスローし、VMDisconnectEventEventQueue から読み出せるようになります。

ReferenceType を直接的または間接的に引数に取る ReferenceType 上の任意のメソッドは、ターゲット VM がメモリが不足すると VMOutOfMemoryException をスローします。

ReferenceType を直接的または間接的に引数に取る ReferenceType 上の任意のメソッドは、ミラーされた型がアンロードされた場合に ObjectCollectedException をスローします。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
ObjectReference, ObjectReference.referenceType(), VirtualMachine, VirtualMachine.allClasses()

メソッドの概要
 List<Field> allFields()
          この型、そのスーパークラス、実装インタフェース、およびスーパーインタフェース、あるいはそのいずれかで宣言された各 Field を含むリストを返します。
 List<Location> allLineLocations()
          この参照型の各実行可能ソース行の位置を示す Location オブジェクトを含むリストを返します。
 List<Location> allLineLocations(String stratum, String sourceName)
          この参照型内の各実行可能なソース行に対する Location オブジェクトを含むリストを返します。
 List<Method> allMethods()
          この型、そのスーパークラス、実装インタフェース、およびスーパーインタフェース、あるいはそのいずれかで宣言された各 Method を含むリストを返します。
 List<String> availableStrata()
          この参照型で利用可能な層を返します。
 ClassLoaderReference classLoader()
          この型に対応するクラスをロードしたクラスローダのオブジェクトを取得します。
 ClassObjectReference classObject()
          ターゲット VM 内でこの型に対応するクラスオブジェクトを返します。
 String defaultStratum()
          この参照型のデフォルト層を返します。
 boolean equals(Object obj)
          指定された Object とこの ReferenceType が等しいかどうかを比較します。
 boolean failedToInitialize()
          このクラスの初期化が失敗したかどうかを判定します。
 Field fieldByName(String fieldName)
          指定されたあいまいでない名前で可視 Field を検索します。
 List<Field> fields()
          この型で宣言された各 Field を含むリストを返します。
 String genericSignature()
          存在する場合は、この型の汎用シグニチャーを取得します。
 Value getValue(Field field)
          この型内の指定の static FieldValue を取得します。
 Map<Field,Value> getValues(List<? extends Field> fields)
          指定のリスト中の各 static FieldValue を含むマップを返します。
 int hashCode()
          この ObjectReference のハッシュコード値を返します。
 boolean isAbstract()
          この型が abstract として宣言されたかどうかを判定します。
 boolean isFinal()
          この型が final として宣言されたかどうかを判定します。
 boolean isInitialized()
          この型が初期化されているかどうかを判定します。
 boolean isPrepared()
          この型が準備されているかどうかを判定します。
 boolean isStatic()
          この型が static として宣言されたかどうかを判定します。
 boolean isVerified()
          この型が検証されているかどうかを判定します。
 List<Location> locationsOfLine(int lineNumber)
          指定された行番号にマッピングされたすべての Location オブジェクトを含む List を返します。
 List<Location> locationsOfLine(String stratum, String sourceName, int lineNumber)
          指定された行番号にマッピングされたすべての Location オブジェクトを含む List を返します。
 List<Method> methods()
          この型で直接宣言された各 Method のリストを返します。
 List<Method> methodsByName(String name)
          指定された名前を持つ各可視 Method を含む List を返します。
 List<Method> methodsByName(String name, String signature)
          指定の名前とシグニチャーを持つ各可視 Method を含むリストを返します。
 String name()
          この型の完全修飾名を取得します。
 List<ReferenceType> nestedTypes()
          この型内に宣言され、現在仮想マシンにロードされている ReferenceType オブジェクトの List を返します。
 String sourceDebugExtension()
          この型のソースデバッグ拡張機能を取得します。
 String sourceName()
          この型の宣言に対応するソースの識別名を取得します。
 List<String> sourceNames(String stratum)
          この型の宣言に対応するすべてのソースの識別名を取得します。
 List<String> sourcePaths(String stratum)
          この型の宣言に対応するすべてのソースのパスを取得します。
 List<Field> visibleFields()
          この型の各 Field を含むリストを返します。
 List<Method> visibleMethods()
          この型によって宣言された、または継承された各 Method のリストを返します。
 
インタフェース com.sun.jdi.Type から継承されたメソッド
signature
 
インタフェース com.sun.jdi.Mirror から継承されたメソッド
toString, virtualMachine
 
インタフェース java.lang.Comparable から継承されたメソッド
compareTo
 
インタフェース com.sun.jdi.Accessible から継承されたメソッド
isPackagePrivate, isPrivate, isProtected, isPublic, modifiers
 

メソッドの詳細

name

String name()
この型の完全修飾名を取得します。この名前は、この型のオブジェクトが Java プログラミング言語で宣言される場合と同様の書式で返されます。

プリミティブクラスの場合、返される名前は対応するプリミティブ型の名前です。たとえば、Integer.TYPE によって表されるクラスの名前は「int」として返されます。

定義:
インタフェース Type 内の name
戻り値:
型名を含む文字列

genericSignature

String genericSignature()
存在する場合は、この型の汎用シグニチャーを取得します。汎用シグニチャーについては、 「JavaTM 仮想マシン仕様、第 3 版」を参照してください。

戻り値:
汎用シグニチャーを含む文字列、または汎用シグニチャーが存在しない場合は null
導入されたバージョン:
1.5

classLoader

ClassLoaderReference classLoader()
この型に対応するクラスをロードしたクラスローダのオブジェクトを取得します。

戻り値:
クラスローダをミラー化する ClassLoaderReference。クラスがブートストラップクラスローダによってロードされた場合は null

sourceName

String sourceName()
                  throws AbsentInformationException
この型の宣言に対応するソースの識別名を取得します。この文字列は、 ソースリポジトリ機構で解釈されます。

戻り値のソース名は、VM のデフォルト層 (VirtualMachine.getDefaultStratum()) に応じて変わります。リファレンス実装では、基底層を使用する場合、この型の宣言が含まれているソースファイルの非修飾名が文字列として返されます。その他の層の場合、その層の 1 番目のソース名が返されます。Java 以外のプログラミング言語では、1 つの参照型に対して複数のソースファイルが存在する可能性があるため、Location.sourceName()sourceNames(String) を使用することをお勧めします。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、常に AbsentInformationException がスローされます。

戻り値:
文字列型のソースファイル名
例外:
AbsentInformationException - ソース名が不明の場合

sourceNames

List<String> sourceNames(String stratum)
                         throws AbsentInformationException
この型の宣言に対応するすべてのソースの識別名を取得します。この名前は、ソースリポジトリ機構で解釈されます。

戻り値の名前は、指定された層に対するものです。層については、Location を参照してください。リファレンス実装では、Java プログラミング言語層を使用する場合、戻り値の List に含まれる要素は 1 つだけであり、その String 要素には、この型の宣言が含まれているソースファイルの非修飾名が格納されます。その他の層を使用する場合、その層で定義されているすべてのソース名が返されます。

パラメータ:
stratum - 情報取得元の層。宣言する型のデフォルト層を使用する場合は null
戻り値:
ソース名を表す String オブジェクトの List
例外:
AbsentInformationException - ソース名が不明の場合

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、常に AbsentInformationException がスローされます。

導入されたバージョン:
1.4

sourcePaths

List<String> sourcePaths(String stratum)
                         throws AbsentInformationException
この型の宣言に対応するすべてのソースのパスを取得します。このパスは、ソースリポジトリ機構で解釈されます。

戻り値のパスは、指定された層に対するものです。層については、Location を参照してください。リファレンス実装では、Java プログラミング言語層のようにソースパスを明示的に指定しない層の場合、戻り値の文字列は、この ReferenceType のパッケージ名をプラットフォーム固有のパス名に変換したものに、sourceNames(String) を付加したものになります。たとえば、Windows プラットフォームの場合、java.lang.Thread は 1 つの要素 「java\lang\Thread.java」 を含む List を返します。

パラメータ:
stratum - 情報取得元の層。宣言する型のデフォルト層を使用する場合は null
戻り値:
ソースパスを表す String オブジェクトの List
例外:
AbsentInformationException - ソース名が不明の場合

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、常に AbsentInformationException がスローされます。

導入されたバージョン:
1.4

sourceDebugExtension

String sourceDebugExtension()
                            throws AbsentInformationException
この型のソースデバッグ拡張機能を取得します。

この操作は、ターゲット仮想マシンでサポートされていないことがあります。この操作がサポートされているかどうかを確認するには、canGetSourceDebugExtension() を使用してください。

戻り値:
ソースデバッグ拡張機能の属性の文字列
例外:
AbsentInformationException - 拡張機能が指定されていない場合
UnsupportedOperationException - ターゲット仮想マシンがこの操作をサポートしていない場合。canGetSourceDebugExtension() を参照

isStatic

boolean isStatic()
この型が static として宣言されたかどうかを判定します。型を入れ子にしないと static として宣言できないため、パッケージレベルの型、配列型、またはプリミティブクラスの場合は false が返されます。

戻り値:
この型が static の場合は true、そうでない場合は false

isAbstract

boolean isAbstract()
この型が abstract として宣言されたかどうかを判定します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は未定義です。

戻り値:
この型が abstract の場合は true、そうでない場合は false

isFinal

boolean isFinal()
この型が final として宣言されたかどうかを判定します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は常に true です。

戻り値:
この型が final の場合は true、そうでない場合は false

isPrepared

boolean isPrepared()
この型が準備されているかどうかを判定します。クラスの準備の定義ついては、JVM 仕様を参照してください。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は未定義です。

戻り値:
この型が準備されている場合は true、そうでない場合は false

isVerified

boolean isVerified()
この型が検証されているかどうかを判定します。クラスの検証の定義ついては、JVM 仕様を参照してください。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は未定義です。

戻り値:
この型が検証されている場合は true、そうでない場合は false

isInitialized

boolean isInitialized()
この型が初期化されているかどうかを判定します。クラスの検証の定義については、JVM 仕様を参照してください。InterfaceType の場合、このメソッドは isPrepared() と同じ値を返します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は未定義です。

戻り値:
この型が初期化されている場合は true、そうでない場合は false

failedToInitialize

boolean failedToInitialize()
このクラスの初期化が失敗したかどうかを判定します。クラスの初期化については、JVM 仕様を参照してください。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は未定義です。

戻り値:
初期化が失敗している場合は true、そうでない場合は false

fields

List<Field> fields()
この型で宣言された各 Field を含むリストを返します。継承されたフィールドは、含まれません。コンパイラによって作成された合成フィールドがある場合は、そのフィールドもこのリストに含まれます。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
@link Field} オブジェクトのリスト。フィールドが存在しない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

visibleFields

List<Field> visibleFields()
この型の各 Field を含むリストを返します。ただし、隠しフィールドおよびあいまいなフィールドは含まれません。このクラスまたはそのインスタンスから、単純名でアクセスできる各フィールドが含まれます。あいまいに多重継承されたフィールド、つまりあとで継承されたクラスの同じ名前のフィールドによって隠されたフィールドには、単純名でアクセスすることはできません。このようなフィールドは、返されるリストにも含まれません。その他の継承されたフィールドは、すべてこのリストに含まれます。詳細は、「Java 言語仕様」のセクション 8.3 を参照してください。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
Field オブジェクトの List。可視フィールドが存在しない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

allFields

List<Field> allFields()
この型、そのスーパークラス、実装インタフェース、およびスーパーインタフェース、あるいはそのいずれかで宣言された各 Field を含むリストを返します。隠しフィールドおよび多重継承されたフィールドを含め、宣言されたフィールドおよび継承されたフィールドをすべて返します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
Field オブジェクトの List。フィールドが存在しない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

fieldByName

Field fieldByName(String fieldName)
指定されたあいまいでない名前で可視 Field を検索します。このメソッドは、「Java 言語仕様」のセクション 8.3.3 に指定された継承規則に従って可視性を判断します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値は常に null です。

パラメータ:
fieldName - 目的のフィールドの名前を含む文字列
戻り値:
見つかったフィールドをミラー化する Field オブジェクト。指定の名前のフィールドがない場合、または指定の名前があいまいな場合は null
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

methods

List<Method> methods()
この型で直接宣言された各 Method のリストを返します。継承されたメソッドは、含まれません。このリストには、コンストラクタ、初期化メソッド (ある場合)、およびコンパイラによって作成された合成メソッドが含まれます。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
Method オブジェクトのリスト。メソッドが存在しない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

visibleMethods

List<Method> visibleMethods()
この型によって宣言された、または継承された各 Method のリストを返します。隠されたまたはオーバーライドされた、スーパークラスまたはスーパーインタフェースからのメソッドは含まれません。

ただし返されるリストには、同じシグニチャーを持つ多重継承メソッドが含まれることがありますが、ClassType のメンバが複数含まれることはありません。詳細は、「Java 言語仕様」のセクション 8.4.6 を参照してください。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
Method オブジェクトの List。可視メソッドが存在しない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

allMethods

List<Method> allMethods()
この型、そのスーパークラス、実装インタフェース、およびスーパーインタフェース、あるいはそのいずれかで宣言された各 Method を含むリストを返します。隠しフィールドおよびオーバーライドされたフィールドを含め、宣言されたフィールドおよび継承されたフィールドをすべて返します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
Method オブジェクトの List。メソッドが存在しない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

methodsByName

List<Method> methodsByName(String name)
指定された名前を持つ各可視 Method を含む List を返します。オーバーロードされたメソッドを検索するときによく使用します。

オーバーライドされたメソッドおよび隠されたメソッドは、含まれません。詳細は、「Java 言語仕様」のセクション 8.4.6 を参照してください。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

パラメータ:
name - 検索対象のメソッドの名前
戻り値:
指定の名前に一致する Method オブジェクトの List。一致するメソッドが見つからない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

methodsByName

List<Method> methodsByName(String name,
                           String signature)
指定の名前とシグニチャーを持つ各可視 Method を含むリストを返します。 シグニチャー文字列は、ターゲットメソッドの JNI シグニチャーです。 このメソッドは、「Java 言語仕様」のセクション 8.4.6 に明記された継承規則に従って可視性を判断します。

このリストには、ClassType の構成要素である具象メソッドが複数含まれることはありません。このリスト内のその他のメソッドは、abstract メソッドです。 一致する具象メソッドだけを取り出すには、ClassType.concreteMethodByName(java.lang.String, java.lang.String) を使用します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

パラメータ:
name - 検索対象のメソッドの名前
signature - 検索対象のメソッドのシグニチャー
戻り値:
指定された名前とシグニチャーに一致する Method オブジェクトの List。一致するメソッドが見つからない場合は、リストの長さはゼロになる
例外:
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

nestedTypes

List<ReferenceType> nestedTypes()
この型内に宣言され、現在仮想マシンにロードされている ReferenceType オブジェクトの List を返します。静的な入れ子になった型と、静的でない入れ子になった型 (つまり、内部型) の両方が含まれます。この参照型内のコードブロックに宣言されたローカル内部型も、返されるリストに含まれます。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。

戻り値:
入れ子になった ReferenceType オブジェクトの List。入れ子になった型がない場合は、リストの長さはゼロになる

getValue

Value getValue(Field field)
この型内の指定の static FieldValue を取得します。Field は、この型に対して有効である必要があります。つまり、Field は、この型、スーパークラス、スーパーインタフェース、または実装インタフェースで宣言されている必要があります。

パラメータ:
field - 要求された値を含むフィールド
戻り値:
インスタンスのフィールドの Value
例外:
IllegalArgumentException - フィールドがこのオブジェクトのクラスとして有効でない場合

getValues

Map<Field,Value> getValues(List<? extends Field> fields)
指定のリスト中の各 static FieldValue を含むマップを返します。Field は、この型に対して有効である必要があります。つまり、Field は、この型、スーパークラス、スーパーインタフェース、または実装インタフェースで宣言されている必要があります。

パラメータ:
fields - 要求された値を含む Field オブジェクトのリスト
戻り値:
要求された Field オブジェクトとその Value のマップ
例外:
IllegalArgumentException - このオブジェクトのクラスに無効なフィールドがある場合
VMMismatchException - Mirror 引数とこのミラーが同じ VirtualMachine に属さない場合

classObject

ClassObjectReference classObject()
ターゲット VM 内でこの型に対応するクラスオブジェクトを返します。VM は、すべての種類の ReferenceType (クラス、インタフェース、および配列型) のクラスオブジェクトを生成します。

戻り値:
ターゲット VM 内でのこの参照型の ClassObjectReference

allLineLocations

List<Location> allLineLocations()
                                throws AbsentInformationException
この参照型の各実行可能ソース行の位置を示す Location オブジェクトを含むリストを返します。

このメソッドは、allLineLocations(vm.getDefaultStratum(),null) と等価です。詳細は、allLineLocations(String,String) を参照してください。

例外:
AbsentInformationException - このクラスに対する行番号情報がなく、かつこのクラスの実行可能メンバに非 native で非 abstract なものが存在する場合
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合

allLineLocations

List<Location> allLineLocations(String stratum,
                                String sourceName)
                                throws AbsentInformationException
この参照型内の各実行可能なソース行に対する Location オブジェクトを含むリストを返します。各位置では、特定のソース行がコードインデックスの特定の範囲にマップされています。この範囲の開始点は、Location.codeIndex() によって調べることができます。コンパイラまたは VM 、あるいはその両方によって、連続していない 2 つ以上のコードインデックスの範囲に特定の行がマップされていることがあります。この場合は、1 つの行に複数の位置が含まれたリストが返されます。 同じソース行が、「複数の」メソッド間で、異なるコードインデックスの範囲にマップされていることがあります。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空です。インタフェース (InterfaceType) の場合、戻り値のリストが空にならないのは、そのインタフェースのクラス初期化に実行可能コードが含まれている場合だけです。

戻り値のリストは、指定された「層」に対するものです。層については、Location を参照してください。

パラメータ:
stratum - 情報取得元の層。defaultStratum() を使う場合は null
sourceName - 特定のソースファイル内の位置だけを取得する場合はそのファイル名、そうでない場合は null
戻り値:
すべてのソース行 Location オブジェクトの List
例外:
AbsentInformationException - このクラスの行番号情報が存在しないのにネイティブでも abstract でもない実行可能メンバが存在している場合、または sourceNamenull でないのにソース名情報が存在しない場合
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合
導入されたバージョン:
1.4

locationsOfLine

List<Location> locationsOfLine(int lineNumber)
                               throws AbsentInformationException
指定された行番号にマッピングされたすべての Location オブジェクトを含む List を返します。

このメソッドは、locationsOfLine(vm.getDefaultStratum(), null, lineNumber) と等価です。詳細は、locationsOfLine(java.lang.String,java.lang.String,int) を参照してください。

パラメータ:
lineNumber - 行番号
戻り値:
指定された行にマップされたすべての Location オブジェクトの List
例外:
AbsentInformationException - このクラスに対する行番号情報がない場合
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合
関連項目:
VirtualMachine.getDefaultStratum()

locationsOfLine

List<Location> locationsOfLine(String stratum,
                               String sourceName,
                               int lineNumber)
                               throws AbsentInformationException
指定された行番号にマッピングされたすべての Location オブジェクトを含む List を返します。

配列 (ArrayType) およびプリミティブクラスの場合、戻り値のリストは常に空になります。インタフェース (InterfaceType) の場合、戻り値のリストが空にならないのは、そのインタフェースのクラス初期化の指定された行番号の位置に実行可能コードが含まれている場合だけです。指定された行番号の位置に実行可能コードが存在しない場合は、空のリストが返されます。

戻り値のリストは、指定された「層」に対するものです。層については、Location を参照してください。

パラメータ:
stratum - 行番号とソース名の比較に使う層。defaultStratum() を使う場合は null
sourceName - 行番号を含むソース名。すべてのソース名に一致させる場合は null
lineNumber - 行番号
戻り値:
指定された行にマップされたすべての Location オブジェクトの List
例外:
AbsentInformationException - このクラスに対する行番号情報が存在しない場合、または sourceNamenull でないのにソース名情報が存在しない場合
ClassNotPreparedException - このクラスがまだ準備されていない場合
導入されたバージョン:
1.4

availableStrata

List<String> availableStrata()
この参照型で利用可能な層を返します。

層については、Location を参照してください。

戻り値:
層を表す java.lang.String の List。
導入されたバージョン:
1.4

defaultStratum

String defaultStratum()
この参照型のデフォルト層を返します。これはクラスファイル内で指定され、ユーザが変更することはできません。クラスファイルにデフォルト層が指定されていない場合は、基底層 (Java) が返されます。

層については、Location を参照してください。

導入されたバージョン:
1.4

equals

boolean equals(Object obj)
指定された Object とこの ReferenceType が等しいかどうかを比較します。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
戻り値:
Object が ReferenceType である場合、両方の ReferenceType が同じ VM に属している場合、およびその VM の java.lang.Class の同じインスタンスに対応するクラスが ReferenceType によってミラー化されている場合は true

hashCode

int hashCode()
この ObjectReference のハッシュコード値を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
整数のハッシュコード

Java Debug Interface