Java Platform Standard Edition (Java SE) 6 での XML

XML (Extensible Markup Language) は、共通の情報書式を作成して World Wide Web、イントラネットなどで書式とデータを共有するための柔軟な方法です。XML は一貫した方法で情報を共有する必要がある個人や企業で使用することができます。XML は World Wide Web Consortium (W3C) によって正式に勧告された記述言語であり、Web ページで現在広く使われている Hypertext Markup Language (HTML) と似ています。XML にも HTML にも、ページ (ファイル) の内容を記述するマークアップ記号があります。ただし HTML では、Web ページの内容 (主にテキストとグラフィックイメージ) を、表示方法と相互作用についてのみ記述します。たとえば、<P> で新しい段落が始まります。XML では、どのようなデータが記述されるかという観点から内容を記述します。たとえば、<PHONENUM> に続くデータで電話番号を表すことができます。つまり、XML ファイルは純粋にデータとしてプログラムで処理したり、別のコンピュータに同様のデータとともに保存したりすることができます。また、HTML ファイルのように表示することもできます。たとえば、受信側のコンピュータのアプリケーションが要求する電話番号の処理方法に基づいた、電話番号の保存、表示、ダイヤルなどが可能です。

Java Platform Standard Edition (Java SE) の XML 機能

Java^TM API の XML 処理 (JAXP)
Java^TM アーキテクチャーの XML バインディング (JAXP)

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