Oracle Solaris オペレーティングシステムでの Server JRE 7 のインストール

インストールに関する一般的な情報については、「JDK 7 および JRE 7 インストールガイド」を参照してください。

インストーラに関連する JDK 7 の拡張機能については、「JDK 7 でのインストーラの拡張機能」を参照してください。

目次

システム要件

このバージョンの Server JRE は、Oracle Solaris 10 Update 9 またはそれ以降の OS、Oracle Solaris 11 Express OS、および Oracle Solaris 11 OS でサポートされています。サポートされているプロセッサとブラウザについては、Oracle JDK 7 および JRE 7 で認証済みのシステム構成を参照してください。

Server JRE 7 インストール手順

Oracle Solaris プラットフォームで Server JRE 7 リリースをダウンロードする場合に使用可能なオプションを次の表に示します。

ダウンロードファイル アーキテクチャー インストールできるユーザー
server-jre-7u<version>-solaris-sparc.tar.gz
server-jre-7u<version>-solaris-sparcv9.tar.gz
64 ビット SPARC 任意のユーザー
server-jre-7u<version>-solaris-i586.tar.gz
server-jre-7u<version>-solaris-x64.tar.gz
64 ビット x64、EM64T 任意のユーザー
server-jre-7u<version>-solaris-i586.tar.gz EM64T 任意のユーザー

注: このページのテキストに次の表記が含まれている場合は、その表記を適切な Server JRE 更新バージョン番号で置き換える必要があります。

    <version>

たとえば、Server JRE 7 更新リリース 21 をインストールする場合に、バンドル名が次の文字列で表されているとします。

    server-jre-7u<version>-solaris-sparc.tar.gz

これは次のようになります。

    server-jre-7u21-solaris-sparc.tar.gz

上記の例のように、<version> 番号の前には、文字 u が付加される場合 (7u1 など) や下線が付加される場合 (jre1.7.0_01 など) もあります。


Oracle Solaris アーカイブバイナリ (.tar.gz) のインストール

ユーザーは、書き込み権を持っている任意の場所に、JRE アーカイブバイナリをインストールできます。Oracle Solaris OS で提供される Java プラットフォームのシステムバージョンが、これによって置き換えられることはありません。

32 ビット JVM を使用できる 64 ビットシステムでは、JRE をインストールするプロセスは 2 段階にわかれ、まず 32 ビット JRE をインストールし、次に 64 ビットオペレーション用の追加サポートをインストールします。ファイル名は次のとおりです。

SPARC プロセッサの場合:

    server-jre-7u<version>-solaris-sparc.tar.gz     (32-bit)
    server-jre-7u<version>-solaris-sparcv9.tar.gz   (64-bit)

x64/EM64T プロセッサの場合:

    server-jre-7u<version>-solaris-i586.tar.gz     (32-bit)
    server-jre-7u<version>-solaris-x64.tar.gz      (64-bit)

Server JRE をインストールするには、次を行います。

1. バンドルをダウンロードします。ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。root ユーザーだけでなく任意のユーザーが、書き込み権を持っている任意の場所に、このアーカイブバイナリをインストールできます。

.tar.gz アーカイブファイル (tarball とも呼ばれる) は、圧縮解除と抽出を 1 回のステップで同時に行うことができるファイルです。

2. Server JRE のインストール先となるディレクトリに移ります.tar.gz アーカイブバイナリを現在のディレクトリに移動します。

3. tarball をアンパックし、Server JRE をインストールします。

次の手順は、どちらを先に実行してもかまいません。

SPARC プロセッサの場合:

    % gzip -dc server-jre-7u<version>-solaris-sparc.tar.gz | tar xf -
    % gzip -dc server-jre-7u<version>-solaris-sparcv9.tar.gz | tar xf -

x64/EM64T プロセッサの場合:

    % gzip -dc server-jre-7u<version>-solaris-i586.tar.gz | tar xf -
    % gzip -dc server-jre-7u<version>-solaris-x64.tar.gz | tar xf -

JRE は、現在のディレクトリの jdk1.7.0_<version> というディレクトリにインストールされます。たとえば、JRE 7 update 21 リリースの場合、ディレクトリの名前は jdk1.7.0_21 になります。

64 ビットサポート用の補足ファイルは、マシンアーキテクチャーモデルを表す名前が付けられたディレクトリにインストールされます。これらは、32 ビット JRE がインストールされたのと同じ jdk1.7.0_<version> ディレクトリ内で、いくつかの場所に追加されます。たとえば、64 ビット Java VM ライブラリファイル (libjvm.so) は、SPARC プロセッサの場合は jdk1.7.0_<version>/lib/sparcv9/server ディレクトリに格納され、x64/EM64T 用のバージョンは jdk1.7.0_<version>/lib/x64/server ディレクトリに格納されます。

4. .tar.gz ファイルを削除します (ディスク容量を節約したい場合)。


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