JDK 7 および JRE 7 のインストールに関する一般的な情報については、「JDK 7 および JRE 7 インストールガイド」を参照してください。
インストーラに関連する JDK 7 の拡張機能については、「JDK 7 でのインストーラの拡張機能」を参照してください。
注: Red Hat や SuSE といった RPM ベースの Linux ディストリビューションの場合は、RPM ベースのインストール手順を参照してください。
サポートされているプラットフォーム、オペレーティングシステム、およびブラウザについては、Oracle JDK 7 および JRE 7 で認証済みのシステム構成を参照してください。
64 ビットシステムの場合は、64 ビットまたは 32 ビットバージョンの Java プラットフォームをダウンロードできます。ただし、32 ビットブラウザを使用している場合にプラグインを使用するには、32 ビットバージョンの Java プラットフォームをダウンロードする必要があります。実行している Firefox のバージョンを確認するには、アプリケーションを起動し、メニュー項目「ヘルプ」->「Mozilla Firefox について」を選択します。「Linux i686」(32 ビット) または「Linux x86_64」(64 ビット) を含むバージョン文字列がウィンドウ下部の行に表示されます。Java プラグインを設定するには、「Linux 用 Java プラグインの手動インストールおよび登録」を参照してください。
<version>たとえば、JDK 7 更新リリース 1 をインストールする場合に、バンドル名が次の文字列で表されているとします。
jdk-7u<version>-linux-i586.tar.gzこれは次のようになります。
jdk-7u1-linux-i586.tar.gz
上記の例のように、<version> 番号の前には、文字 u
が付加される場合 (7u2
など) や下線が付加される場合 (jdk1.7.0_02
など) もあります。
Linux プラットフォームで JDK 7 リリースをダウンロードする場合に使用可能なオプションを次の表に示します。最初の列のリンクをクリックすると、そのバージョンの手順に移動できます。
ダウンロードファイル | アーキテクチャー | インストールできるユーザー |
---|---|---|
jdk-7u<version>-linux-x64.tar.gz | 64 ビット | 任意のユーザー |
jdk-7u<version>-linux-i586.tar.gz | 32 ビット | 任意のユーザー |
jdk-7u<version>-linux-x64.rpm | 64 ビット RPM ベースの Linux | root |
jdk-7u<version>-linux-i586.rpm | 32 ビット RPM ベースの Linux | root |
インストールは次のいずれかを使用して実行できます。
.tar.gz
) を使用して Oracle Linux JDK をインストールする場合は、現在のユーザーのプライベートバージョンの JDK を、ほかの JDK インストールに影響を与えることなく、任意の場所にインストールできます。ただし、一部の機能を動作させるために手動手順が必要になることがあります (たとえば、java
コマンドの -version:
release オプションでは、特定のクラスの実行に使用するリリースを指定できますが、/usr/jdk の下にある JDK リリースの正しいパスが必要になります)。注: Java Development Kit (JDK) をダウンロードしてインストールすると、関連付けられた Java Runtime Environment (JRE) もインストールされます。
JDK 7u6 以降のリリースには JavaFX SDK (バージョン 2.2 以降) が含まれています。JavaFX SDK とランタイムはインストールされ、標準 JDK ディレクトリ構造に統合されます。
JavaFX の操作方法については、JavaFX のドキュメントを参照してください。
この手順では、アーカイブバイナリファイル (.tar.gz
) を使用して、64 ビット Linux 用の Java Development Kit (JDK) をインストールします。
この手順では次のファイルを使用します。
jdk-7u<version>-linux-x64.tar.gz
1. ファイルをダウンロードします。ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。root ユーザーだけでなく任意のユーザーが、書き込み権を持っている任意の場所に、このアーカイブバイナリをインストールできます。ただし、システムレベルの場所に JDK をインストールできるのは root ユーザーだけです。
2. JDK のインストール先となるディレクトリに移ります。.tar.gz
アーカイブバイナリを現在のディレクトリに移動します。
3. tarball をアンパックし、JDK をインストールします。
% tar zxvf jdk-7u<version>-linux-x64.tar.gz
Java Development Kit のファイルが、現在のディレクトリの jdk1.7.0_<version> というディレクトリにインストールされます。
4. .tar.gz ファイルを削除します (ディスク容量を節約したい場合)。
この手順では、システムレベルの場所にある RPM バイナリファイル (.rpm
) を使用して、Red Hat や SuSE といった 64 ビット RPM ベース Linux プラットフォーム用の Java Development Kit (JDK) をインストールします。このインストールを実行するには root でなければなりません。
この手順では次のファイルを使用します。
jdk-7u<version>-linux-x64.rpm
1. ファイルをダウンロードします。ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。
2. root になります (su を実行し、スーパーユーザーパスワードを入力)。
3. すでにインストールされている JDK パッケージがあれば、それらをすべてアンインストールします。
# rpm -e <package_name>
4. パッケージをインストールします。
# rpm -ivh jdk-7u<version>-linux-x64.rpmパッケージをアップグレードする場合は、次のようにします。
# rpm -Uvh jdk-7u<version>-linux-x64.rpm
5. .rpm ファイルを削除します (ディスク容量を節約したい場合)。
6. root シェルを終了します。リブートする必要はありません。
この手順では、アーカイブバイナリファイル (.tar.gz
) を使用して、32 ビット Linux 用の Java Development Kit (JDK) をインストールします。
この手順では次のファイルを使用します。
jdk-7u<version>-linux-i586.tar.gz
1. ファイルをダウンロードします。ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。root ユーザーだけでなく任意のユーザーが、書き込み権を持っている任意の場所に、このアーカイブバイナリをインストールできます。ただし、システムレベルの場所に JDK をインストールできるのは root ユーザーだけです。
2. JDK のインストール先となるディレクトリに移ります。.tar.gz
アーカイブバイナリを現在のディレクトリに移動します。
3. tarball をアンパックし、JDK をインストールします。
% tar zxvf jdk-7u<version>-linux-i586.tar.gz
Java Development Kit のファイルが、現在のディレクトリの jdk1.7.0_<version> というディレクトリにインストールされます。
4. .tar.gz ファイルを削除します (ディスク容量を節約したい場合)。
この手順では、システムレベルの場所にある RPM バイナリファイル (.rpm
) を使用して、Red Hat や SuSE といった 32 ビット RPM ベース Linux プラットフォーム用の Java Development Kit (JDK) をインストールします。このインストールを実行するには root でなければなりません。
この手順では次のファイルを使用します。
jdk-7u<version>-linux-i586.rpm
1. ファイルをダウンロードします。ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。
2. root になります (su を実行し、スーパーユーザーパスワードを入力)。
3. すでにインストールされている JDK パッケージがあれば、それらをすべてアンインストールします。
# rpm -e <package_name>
4. パッケージをインストールします。
# rpm -ivh jdk-7u<version>-linux-i586.rpmパッケージをアップグレードする場合は、次のようにします。
# rpm -Uvh jdk-7u<version>-linux-i586.rpm
5. .rpm ファイルを削除します (ディスク容量を節約したい場合)。
6. root シェルを終了します。リブートする必要はありません。
jdk1.7.0_<version>
というディレクトリが自動的に作成されます。Java SE Runtime Environment をシステム全体の場所 (/usr/jdk など) にインストールする場合は、必要なアクセス権を取得するためにまず root になる必要があります。ルートアクセス権がない場合は、自分のホームディレクトリまたは自分が書き込み権を持っているサブディレクトリに Java SE Runtime Environment をインストールしてください。
Java プラットフォームでの設定の詳細については、Preferences API のドキュメントを参照してください。