JavaTM Quick Starter

 

JavaTM Quick Starter

Java SE 6 update 10 リリースで導入された Java Quick Starter (JQS) は、もっともよく使用されている一部の Java Runtime Environment ファイルをメモリー内に定期的に先取りすることによって、Java アプレットおよびアプリケーションの初期の起動時間を改善します (20MB 以下の RAM を占有)。あとで Java が起動されたときは、必要なディスク入出力が格段に少なくなるため、起動がはるかに速くなります。

JQS は、x86 (IA-32) または互換性のあるハードウェア上で実行されている Windows 2000 および Windows XP オペレーティングシステムではデフォルトで有効になります。Windows Vista は独自のプリロードメカニズムを提供しているため、Windows Vista ではオフに設定されています。完全に有効になっている場合、JQS は、Java Quick Starter と呼ばれる Windows サービスとして実行されます。タスクマネージャーでは、jqs.exe プロセスと表示されます。

JQS サービスは、実行時チェックを実行して、システムがバッテリー電源で動作しているかどうかを判断します。バッテリー電源の場合は、AC 電源に戻るまで先取りは中断されます。これはノートパソコンでもっとも一般的な状況です。

 




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