Java Platform, Standard Editionデプロイメント・ガイド
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20 Javaコントロール・パネル

このトピックでは、ブラウザに埋め込まれたりブラウザから起動されるJavaおよびJavaFXアプリケーションをコンピュータ上で実行する方法を制御するために使用される、Javaコントロール・パネルについて説明します。Javaコントロール・パネルの設定は、スタンドアロン・アプリケーションおよび自己完結型アプリケーションでは使用されません。

Javaコントロール・パネルには次の機能があります。

  • ブラウザに埋め込まれたJavaアプリケーションを実行するJava Plug-inや、Javaアプリケーションをネットワークを介して実行できるようにするJava Web Startで使用される一時ファイルを、表示および削除します。

  • 常に最新のJava Runtime Environment (JRE)を使用できるようにJavaプラットフォームのバージョンを更新します。

  • ランタイム・パラメータを設定します。

  • 証明書を管理します。

  • アクティブなデプロイメント・ルール・セットを表示します。

  • 例外サイト・リストを管理します。

  • デバッグ、アプレット処理、およびその他の機能のオプションを設定します。

Javaコントロール・パネルには次のタブがあります。

20.1 一般

図20-1に「一般」タブを示します。

「一般」タブには、「バージョン情報」、「ネットワーク設定」および「インターネット一時ファイル」セクションがあります。このタブも、「セキュリティ」タブで制御されている、Javaがブラウザで有効かどうかについて示しています。

20.1.3 インターネット一時ファイル

「インターネット一時ファイル」セクションでは、Webページに埋め込まれたりWebページから起動されるアプリケーションのためにキャッシュされたファイルを管理できます。

「設定」をクリックすると、「一時ファイルの設定」ダイアログが表示され、ここから次のアクションを実行できます。

  • 一時ファイルをコンピュータに保持するかどうかを指定します。

  • 一時ファイルが保持される場所を指定します。

  • JARファイルの圧縮レベルを指定します。

  • 一時ファイルを格納するディスク領域の量を指定します。

  • 「ファイルの削除」ボタンを押して一時ファイルの削除ダイアログを表示し、一時ファイルを削除します。このダイアログから、削除するファイルを指定できます。

    • 「トレースおよびログ・ファイル」

    • 「キャッシュされたアプリケーションおよびアプレット」

    • 「インストールされたアプリケーションおよびアプレット」

  • 「一時ファイルの設定」ダイアログのデフォルト設定を復元するには、「デフォルトに戻す」ボタンを押します。

「表示」をクリックして、「Javaキャッシュ・ビューア」ダイアログを表示します。このダイアログを使用すると、Javaキャッシュ内のアプリケーション、リソース、削除済みアプリケーションを一覧表示することができます。さらに、次のアクションを実行することもできます。

  • アプリケーションのWebページを実行およびアクセスします。

  • アプリケーションおよびリソースのJNLPファイルを表示します。

20.2 更新

「更新」タブは、32ビットと64ビットの両方のバージョンのJREのMicrosoft WindowsおよびOS Xで使用可能で、管理権限を持つユーザーのみ使用できます。Microsoft Windowsでは、JREがインストールされていて、このパネルが使用できない場合、コマンド行(<JREのインストール・ディレクトリ>\bin\javacpl.exe)からJavaコントロール・パネルを直接起動します。図20-2は「更新」タブを示しています。

「更新」タブは、Java Update Scheduler (jusched.exe)と一緒に使用して、最新のJava更新をエンド・ユーザーに提供します。このタブでは、システムにインストールされているすべてのJRE (32ビットと64ビット・バージョンを含む)を自動または手動で更新できます。

20.3 Java

図20-3は「Java」タブを示しています。

「表示」をクリックして、「Java Runtime Environment設定」ダイアログを表示します。ここでは、システムにインストールされているJREに関する情報を提供し、Webページに埋め込まれたりブラウザから起動されるアプリケーションの実行に使用するJREを選択できます。

20.3.1 Java Runtime Environment設定

「Java Runtime Environment設定」ダイアログには、「ユーザー」および「システム」の2つのタブがあります。両方のタブには、システムにインストールされているJREに関する情報を含む表が表示されます。「ユーザー」タブには、登録済のJREとユーザーが追加したJREのすべてが表示されます。「システム」タブには、Javaコントロール・パネルの起動に使用されたJREが表示されます。

表の各行は、コンピュータにインストールされているJava Runtime Environment (JRE)を表しています。各JREについて、次の情報が提供されます。

  • プラットフォーム: JREのバージョン

  • 製品: JREの完全なバージョン番号(更新番号を含む)

  • 場所: Java Update Schedulerが自動更新を起動するときに使用するURL

  • パス: JREへのフルパス

  • ランタイム・パラメータ: Java Plug-inのデフォルト起動パラメータをオーバーライドするために使用される、オプションのカスタム・オプション

  • 有効: Java Plug-inまたはJava Web Startを使用してアプリケーションを実行する際に考慮するJREのバージョンを示すフラグです。Javaコントロール・パネルの設定は、スタンドアロン・アプリケーションまたは自己完結型アプリケーションには適用されません。JREのチェック・ボックスが選択されていない場合、Java Plug-inおよびJava Web StartはJavaアプリケーションの起動にJREを使用しません。ただし、これが有効とマークされていなくても、現在のJREが使用される可能性があります。


    注意:

    Javaコントロール・パネルの「セキュリティ」タブの、ブラウザでのJavaコンテンツが無効になっている場合、「Java Runtime Environment設定」ダイアログでJREを有効にしても効果はありません。「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」オプションの詳細は、20.4項「セキュリティ」を参照してください。

「ユーザー」タブでJREの情報を変更するには、表のセルをクリックし、値を編集します。「システム」タブの情報は編集できません。

「ユーザー」タブでは、次の機能が使用可能です。

  • 「検索」をクリックして、「JRE検索」を起動します。このユーティリティを使用して、コンピュータにインストールされているJREを検索し、それを表に追加します。

  • 「追加」をクリックして、手動でJREを表に追加します。表に新しい行が追加されます。「プラットフォーム」「製品」「パス」「ランタイム・パラメータ」および「有効」に値を入力します。

  • 「削除」をクリックして、選択したJREを表から削除します。

表には常に少なくとも1エントリが存在します。そのエントリは、最新のインストール済JREです。これは、Javaコントロール・パネルに関連付けられたJREです。

Microsoft Windowsの場合は、コンピュータにインストールされているJREがすべて表示されます。Javaコントロール・パネルでは、レジストリを調べてJREを検索します。Solaris、LinuxおよびOS Xの場合は、Java Web StartまたはJava Plug-inがアプリケーションをデプロイするために使用しているJREは、登録済とみなされているJREです。そのため、「検索」「追加」および「削除」ボタンを使用して、表にリストされるJREを変更します。OS Xでは、現在インストールされているJREのみが表示され、JDKは含まれません。

Solaris、LinuxまたはOS Xでは、バージョン5.0以降のみが追加されます。Microsoft Windowsの場合、すべてのJREがレジストリにありますが、バージョン1.3.1以降が表示されます。

20.3.2 Javaランタイム・パラメータ

JREの「ランタイム・パラメータ」列でカスタム・オプションを指定することにより、Java Plug-inのデフォルトの起動パラメータをオーバーライドできます。classpathおよびcpの設定を除いて、構文は、javaコマンド行の呼出しのためのパラメータで使用されるものと同じです。コマンド行オプションの完全なリストは、javaコマンドを参照してください。

javaコマンド: WindowsSolaris、LinuxまたはOS X

次の各項では、Javaランタイム・パラメータの例を示します。

20.3.2.3 トレースおよびロギングのサポート

トレースとは、Javaコンソールでの任意の出力をトレース・ファイル(plugin<random-number>.traceまたはjavaws<random-number>.trace)にリダイレクトする機能のことです。次のパラメータを使用して、トレースを有効にします。

-Ddeployment.trace=true
-Ddeployment.trace.option=basic|net|security|ext|liveconnect

デフォルトのトレース・ファイル名を使用しない場合、次のパラメータを使用して、別の名前を指定します。

-Ddeployment.trace.filename=<tracefilename>

トレースと同様に、ロギングとはJavaコンソールでの任意の出力を、Java Logging APIを使用してログ・ファイル(plugin<random-number>.logまたはjavaws<random-number>.log)にリダイレクトする機能のことです。次のパラメータを使用して、ロギングを有効にします。

-Ddeployment.logging=true

デフォルトのログ・ファイル名を使用しない場合、次のパラメータを使用して、別の名前を指定します。

-Ddeployment.log.filename=<logfilename>

さらに、セッションごとにトレース・ファイルおよびログ・ファイルを上書きしないようにする場合、次のパラメータを使用できます。

-Ddeployment.outputfiles.overwrite=false

Javaコントロール・パネルによるトレースおよびロギングの設定は、Plug-inの起動時に有効になります。ただし、Plug-inの実行中にJavaコントロール・パネルで変更を加えても、再起動するまで有効にはなりません。

20.3.2.5 デフォルトの接続タイム・アウト

すべてのHTTP接続に対するデフォルトのネットワーク・タイムアウト値は、2分です。次のパラメータを使用して、この設定をオーバーライドできます。

-Dsun.net.client.defaultConnectTimeout=<value in milliseconds>

次の例に示すように、設定できる別のネットワーク機能プロパティは、sun.net.client.defaultReadTimeoutです。

-Dsun.net.client.defaultReadTimeout=<value in milliseconds>

注意:

Java Plug-inでは、デフォルトでsun.net.client.defaultReadTimeoutが設定されていません。設定する場合は、上記の「Javaランタイム・パラメータ」で設定してください。

次のネットワーク機能パラメータを使用して、java.net.URLConnectionで使用されるプロトコル・ハンドラに対して、接続および読取りタイムアウト値を設定することもできます。プロトコル・ハンドラによって設定されるデフォルト値は-1で、これはタイム・アウトが設定されていないことを意味します。

  • sun.net.client.defaultConnectTimeoutは、ホストへの接続を確立する際のタイムアウト(ミリ秒)を指定します。たとえば、HTTP接続の場合は、HTTPサーバーへの接続を確立する際のタイムアウトのことです。FTP接続の場合は、FTPサーバーへの接続を確立する際のタイムアウトのことです。

  • sun.net.client.defaultReadTimeoutは、リソースへの接続が確立されているときの、入力ストリームから読み取る際のタイムアウト(ミリ秒)を指定します。

これらのプロパティについての正式な説明は、「ネットワークのプロパティ」を参照してください。

20.4 セキュリティ

図20-4は「セキュリティ」タブを示しています。

すべてのJavaアプリケーションをブラウザで実行したりブラウザから起動したりしないようにするには、「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」オプションが選択されていないことを確認します。このオプションはデフォルトで選択されています。

20.4.1 セキュリティ・レベル

セキュリティ・レベルは、Javaアプリケーションのブラウザ内での実行やブラウザからの起動を許可またはブロックするために使用される基準を決定します。セキュリティ・レベルが大きくなるにつれて、アプリケーションの実行許可に課せられる制限が増え、ユーザーに発行される警告が強くなります。

デフォルトのセキュリティ・レベル設定は「高」です。使用できる設定は次のとおりです。

  • 「非常に高」 - 「署名者のCA」のキーストアに格納されている有効な証明書で署名され、メインJARファイルのマニフェストにPermissions属性が含まれているアプリケーションは、セキュリティ・プロンプトを表示して実行されることが許可されます。他のすべてのアプリケーションはブロックされます。

  • 高 - 「署名者のCA」のキーストアに格納されている有効な証明書で署名され、メインJARファイルのマニフェストにPermissions属性が含まれているアプリケーションは、セキュリティ・プロンプトを表示して実行されることが許可されます。証明書の失効ステータスをチェックできない場合もアプリケーションはセキュリティ・プロンプトを表示して実行されることが許可されます。他のすべてのアプリケーションはブロックされます。

アプリケーションを実行またはブロックする決定を行う方法の詳細は、第24章「Rich Internet Application配備プロセス」を参照してください。

「セキュリティ・レベル」設定は、プラグイン・アプレット、Java Web Startアプリケーション、埋め込みJavaFXアプリケーション、およびネイティブな配備ツールキット・プラグインへのアクセスに影響を及ぼします。この設定は、スタンドアロンまたは自己完結型のJavaアプリケーションには影響しません。

詳細は、23.1項「Javaクライアントのセキュリティ・レベルの設定」を参照してください。

20.4.4 セキュリティ・プロンプトの復元

アプリケーションの起動時に表示される一部のセキュリティ・プロンプトには、今後プロンプトを非表示にするオプションが含まれています。システムのセキュリティを継続的に確保するには、非表示にされたプロンプトを定期的に復元することをお薦めします。それらのプロンプトを再度表示すると、アプリケーションを見直して、その実行が引き続き必要かどうかを確認する機会が与えられます。

以前に非表示にされたプロンプトを復元するには、「セキュリティ・プロンプトの復元」をクリックします。選択内容の確認を求められたら、「すべて復元」をクリックします。次回アプリケーションを起動する際に、そのアプリケーションのセキュリティ・プロンプトが表示されます。

20.4.5 証明書の管理

「証明書の管理」をクリックして、実行するRIAの署名に使用されるユーザー・レベルおよびシステム・レベルの証明書を管理できます。「証明書」ダイアログから、証明書の詳細をインポート、エクスポート、削除および表示できます。次のタイプの証明書の情報が提供されます。

  • 信頼できる証明書 - 信頼できる署名済みRIAの証明書です。

  • セキュア・サイト - セキュア・サイトの証明書です。

  • 署名者のCA - 信頼できる証明書の署名者に対して証明書を発行する認証局(CA)の証明書です。

  • セキュア・サイトのCA - セキュア・サイトの証明書を発行するCAの証明書です。

  • クライアント認証 - クライアントによる、サーバーに対する自身の認証に使用される証明書です。

20.4.5.1 ユーザー・レベルの証明書

「証明書」ダイアログに表示されるボタンを使用して、ユーザー・レベルの証明書の詳細をエクスポート、インポート、削除および表示できます。詳細をエクスポート、削除または表示するには、まずリストから証明書を選択します。

次の表に、keystoreファイルのデフォルトの位置を示します。

たとえば、Microsoft Windows 7では、ユーザーjsmithのデフォルトの位置は次のとおりです。

C:\Users\jsmith\AppData\LocalLow\Sun\Java\Deployment\security

デフォルトの位置以外の位置にユーザー・レベルのキーストアを指定するには、ユーザー・レベルのdeployment.propertiesファイルでプロパティを設定します。構成プロパティの詳細は、第21章「配備構成ファイルおよびプロパティ」を参照してください。次の表では、証明書の各タイプに設定するプロパティについて説明します。

20.4.5.2 システム・レベルの証明書

「証明書」ダイアログに表示されるボタンを使用して、システム・レベルの証明書の詳細をエクスポートおよび表示できます。システム・レベルの証明書は、エンド・ユーザーによってインポートまたは削除することはできません。

「信頼できる証明書」、「セキュア・サイト」、および「クライアント認証」の証明書には、keystoreファイルはデフォルトでは存在しません。次の表に、「署名者のCA」キーストア・ファイルのデフォルトの位置を示します。

次の表に、「セキュア・サイトのCA」キーストアのデフォルトの位置を示します。

デフォルトの位置以外の位置にシステム・レベルのキーストアを指定するには、システム・レベルのdeployment.propertiesファイルでプロパティを設定します。システム・レベルのdeployment.propertiesファイルはデフォルトでは存在しません。システム・レベルのファイルおよび構成プロパティの詳細は、第21章「配備構成ファイルおよびプロパティ」を参照してください。次の表では、証明書の各タイプに設定するプロパティについて説明します。

20.5 詳細

図20-5および図20-6は、Microsoft Windowsにおける「詳細」タブで使用できるオプションを示しています。

このタブには、「デバッグ」、「Javaコンソール」、「ブラウザのデフォルトのJava」、「ショートカットの作成」、「JNLPファイル/MIMEのアソシエーション」、「アプリケーションのインストール」、「セキュアな実行環境」、「混合コード(サンドボックス内実行vs.信頼済)セキュリティ検証」、「証明書失効チェックを実行」、「高度なセキュリティ設定」および「その他」のオプションがあります。

20.5.3 ブラウザのデフォルトのJava

次の中から選択でき、デフォルトでは両方が選択されています。

  • 「Microsoft Internet Explorer」

  • 「Mozillaファミリ」

インストールされている最新バージョンのJREを自動的に検出して使用する、現在のバージョンのInternet ExplorerおよびFirefoxでは、このオプションは無視されます。

古いブラウザの場合、このオプションを使用すると、コンピュータにインストールされているJREを使用できるようにする設定をブラウザで有効にします。

たとえば、Microsoft Internet Explorerについてこのオプションを有効にした場合、オプション「<applet>にJRE <version number>を使用(再起動が必要)(<version number>はコンピュータにインストールされているJREのバージョン)」が使用可能になります。(このオプションは、「ツール」「インターネット オプション」「詳細設定」タブをクリックするとあります)。

また、Mozilla ファミリについてこのオプションを有効にした場合、使用しているブラウザがFirefoxであれば、拡張機能Javaコンソール <version number> (<version number>はコンピュータにインストールされているJREのバージョン)が「アドオン」リストに表示されます。(「アドオン」リストは、メニュー・バーの「ツール」メニューからアクセスします)。

20.5.6 アプリケーションのインストール

次の中から選択でき、1つのみ選択します。

  • 「促された場合はインストール」(デフォルト)

  • 「ショートカットが作成された場合はインストール」

  • 「促されてショートカットがある場合はインストール」

  • 「インストールしない」

Java Web Startを使用して起動されたJavaアプリケーションまたはアプレットは、クライアント・コンピュータ上にインストールすることもキャッシュすることもできます。Javaアプリケーションがキャッシュされる場合、Java Web Startはアプリケーション全体をキャッシュに格納します。アプリケーションは、Java Web Startがキャッシュを空にするときに、クライアント・コンピュータから削除されます。Javaアプリケーションがインストールされる場合、Windowsの「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」アプレットにアプリケーションのエントリが表示されます。

Javaアプリケーションまたはアプレットでは、キャッシュとインストールのどちらを優先するのかを指定することができます。Javaアプリケーションでインストールを優先するように指定した場合は、そのように促されます。デフォルトでは、促されたJavaアプリケーションがクライアント・コンピュータにインストールされます。クライアント・コンピュータのデスクトップにショートカットを作成する場合は、Javaアプリケーションがインストールされるように指定することもできます。

20.5.9 証明書失効チェックを実行

署名付きのアプレットまたはJava Web Startアプリケーションが実行される前に、JARファイルの署名に使われた証明書をチェックして、失効しているものがないことを確認できます。すべての証明書をチェックすることも、アプリケーションのパブリッシャからの証明書のみをチェックすることもできます。証明書が失効している場合、その証明書で署名されているRIAの実行は許可されません。このチェックを無効にすることもできますが、それはお薦めできません。次の中から選択でき、1つのみ選択します。

  • 「発行者の証明書のみ」

  • 「信頼チェーンのすべての証明書」(デフォルトで選択)

  • 「チェックしない(非推奨)」

20.5.12 その他

次の中から選択でき、デフォルトでは何もチェックされていません。

  • 「システム・トレイにJavaアイコンを配置」

  • 「Javaのインストールまたは更新時にスポンサのオファーを表示しない」

    インストールまたは更新プロセス中にスポンサからのオファーが提供されないようにする場合、このオプションを選択します。

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