Java Platform, Standard Editionデプロイメント・ガイド
目次      

33 トラブルシューティング

このトピックでは、JavaまたはJavaFXアプリケーションのデプロイ中に問題が発生した場合に試行するトラブルシューティングのヒントについて説明します。

この節の内容は以下のとおりです。

33.1 アプリケーションの実行

アプリケーションのパッケージ化後にアプリケーションの実行で問題が発生した場合、次のチェックリストを使用します。

次の各項のヒントが問題の解決に役立たない場合は、次のアクションを提案します。

  • JavaおよびJavaFXフォーラムで専門家に尋ねます。

  • JIRAへのバグをファイルします。

    何を行おうとしているか、および何が期待どおりに正確に動作しないかを詳細に説明します。可能な場合、テスト・ケースを共有して、問題を再現します。ご使用の環境と、JavaおよびJavaFXバージョンに関する情報が必ず含まれているようにします。

33.2 開発プロセスの問題

33.3 実行時の問題

基本的なチェックリスト:

33.3.2 自己完結型アプリケーション

33.3.4 ブラウザに埋め込まれたアプリケーション

  • http://java.comで、ご使用のJavaのバージョンを検証します。

  • JavaScriptエラー・コンソールでエラーをチェックします。

  • 別のブラウザを試します。問題がシステムに共通のものであるか、ブラウザに固有のものであるかを確認します。

    すべてのブラウザがサポートされているわけではないことに注意してください。たとえば、OS X上のChromeはサポートされていません。

  • 使用しているブラウザのアーキテクチャを調べます。64ビット・プラットフォームを使用している場合でも、ほとんどのブラウザは32ビットです。

    問題を解決するには、32ビットのJavaおよびJavaFXランタイムをインストール/アップグレードします。

  • ブラウザのインストール済のプラグインのリストを確認します。

    • リストには、Java Pluginが1つのみ存在する必要があります。JavaFX 2.2およびJava 7 update 6の場合、正しいプラグインはバージョン10.6.*です。

    • Windowsでは、配備ツールキット・プラグインが1つのみ存在する必要があり、それはJava Pluginのバージョン以上のバージョンである必要があります。

  • file://プロトコルが使用されている場合のOS X上のSafari 6:

    • デフォルトのSafari 6ポリシーに従って、file://は、コードを実行するローカル・リソースを開くために許可されていません。これは、JavaおよびJavaFXアプリケーションはロードされず、空回りして動けなくなっているように見えることを意味します。

    • ローカルWebサーバーを実行するか、ローカル・ファイルの制限を無効にします。これを行うには、「開発」メニューを有効にし、「ローカル・ファイルの制限を無効にする」メニュー・アイテムをチェックします。

  • Java Plug-inの一般的な問題をトラブルシューティングする方法に関するヒントは、Java SEトラブルシューティング・ガイドを参照してください。

目次      

Copyright © 1993, 2020, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.