Java印刷サービス
Java印刷サービスAPIを使用すると、Java MEプロファイルなど、サイズが制限されるプラットフォームを含め、すべてのJavaプラットフォームで印刷が可能になります。ただし、java.awt.print.PrinterJob APIもサポートされます。Java印刷サービスAPIには、IETFのIPP (Internet Printing Protocol) 1.1に規定されている標準属性に基づいた、拡張可能な印刷属性セットが含まれています。クライアントおよびサーバーのアプリケーションは、これらの属性を使用して、属性に指定された機能を持つプリンタを検出および選択できます。アプリケーションがデータを別の書式に変換できるようにする組み込まれたStreamPrintServiceに加えて、サード・パーティは、サービス・プロバイダ・インタフェースを使用して独自の印刷サービスを動的にインストールできます。
APIの仕様
Java印刷サービスAPIは、次の4つのパッケージから構成されます。
javax.print:
Java印刷サービスAPIのプリンシパル・クラスとインタフェースを提供します。
javax.print.attribute:
Java印刷サービスの属性の型およびそれらを収集して属性セットにまとめる方法を記述したクラスとインタフェースを提供します。
javax.print.attribute.standard:
特定の印刷属性を定義するクラスが含まれています。
javax.print.event:
印刷サービスおよび特定の印刷ジョブの進捗をモニターするためのイベント・クラスとリスナー・インタフェースが含まれています。
チュートリアルおよびプログラマーズ・ガイド
Java印刷サービス・ユーザー・ガイドでは、Java印刷サービスに関する詳細と、Java印刷サービスAPIを使用して次の操作を行う方法について説明します。
- 機能に基づいて、印刷サービスを検出および選択する
- 印刷データの形式を指定する
- 印刷するドキュメント型をサポートするサービスに印刷ジョブを送信する
詳細情報
次のJava Software Webサイトを参照してください。