Javaプラットフォームの
モニタリングと管理

Java Platform Standard Editionは、Javaプラットフォームのモニタリングおよび管理を包括的にサポートします。

API仕様

Java SE にはモニタリングと管理を行うための次のAPIが含まれています。

java.lang.management - Java仮想マシンおよびその基盤となるオペレーティング・システムのモニタリングと管理を有効にします。このAPIにより、アプリケーションによる自己モニターが可能になり、JMXに準拠したツールで仮想マシンのモニターと管理をローカルおよびリモートに行うことができます。
com.sun.management - java.lang.management APIおよび他のコンポーネント用の管理インタフェースに対するOracleのプラットフォーム拡張機能。
java.util.logging.LoggingMXBean - ログ情報の取得と設定ができます。
Java Management Extensions (JMX) API - Java のアプリケーションとネットワークの管理およびモニタリングのアーキテクチャ、デザイン・パターン、インタフェース、およびサービスを定義します。詳細は、「JMXドキュメント」を参照してください。
Attach API - 管理エージェントを仮想マシンに動的にロードできる、Oracleのプラットフォーム拡張機能。
JConsole API - JConsoleにアクセスするプログラム・インタフェース(JConsoleプラグインの追加など)を提供するプラットフォーム拡張機能。JTopはJConsoleプラグインの一例で、JDK_HOME/demo/management/JTopディレクトリにあります。

『Java SEモニタリングおよび管理ガイド』は次の章から構成されています。
JMXテクノロジのチュートリアル: JMX APIの主な機能を例示しながら、JMXテクノロジを紹介します。
よくある質問: JConsoleとJavaプラットフォームのリモート管理に関するものです。
Java SEプラットフォームをインストールすると、モニタリングおよび管理のコード例がJDK_HOME/demo/managementディレクトリに作成されます。