集約ストレージ・コンポーネントを使用したビジネス・ルールの設計について

集約ストレージ・コンポーネントを使用してビジネス・ルールを設計します。

Oracle Essbase集約ストレージ・アプリケーション(Oracle General Ledgerで使用するアプリケーションを含む)のビジネス・ルールは、Oracle Hyperion Financial ManagementOracle Hyperion PlanningおよびEssbaseブロック・ストレージ・アプリケーション内のビジネス・ルールとは異なるコンポーネントから構成されています。

Essbase集約ストレージ・アプリケーションでのビジネス・ルールの設計には、次のコンポーネントを使用します:

注:

これらのコンポーネントは、Essbase集約ストレージ・アプリケーションおよびOracle General Ledgerアプリケーションでのみ使用できます。

  • 視点コンポーネントには、メタデータ・メンバーのリストが含まれます(勘定科目のリストなど)。

    注:

    視点コンポーネントを別の視点コンポーネント内部にネストできます。

  • 割当てコンポーネントには、データベース・アウトラインの1つのレベルにあるメンバーからアウトラインの他のメンバーにデータを配布するための計算が含まれます。

  • 式コンポーネントには、メンバー、関数および変数を使用して設計する計算文が含まれます。

コンポーネントを作成する際は、作業しているビジネス・ルール、コンポーネント、テンプレートおよび変数を開いたままにできます。Oracle Hyperion Calculation Managerでは、コンポーネントを作成する際にタブ間を簡単に移動できるように、タブ付きインタフェースでこれらのオブジェクトが表示されます。Calculation Manager内では最大10個のタブを開けますが、最適なパフォーマンスを得るためには、10個を超えるオブジェクトを同時に開かないことをお薦めします。