オブジェクトの所有者の変更

オブジェクト(すなわち、ルール、ルールセット、テンプレート、式またはスクリプト・コンポーネント)が属するアプリケーションがデプロイ済であれば、システム・ビューでオブジェクトの所有者を変更できます。デフォルトでは、オブジェクトを作成したユーザーが所有権を変更しないかぎり、そのユーザーがオブジェクトの所有者です。ユーザーが編集できるのは自分が所有しているオブジェクトのみですが、管理者は例外でどのオブジェクトでも編集できます。

オブジェクトの所有者を変更するには:

  1. 「システム・ビュー」で、アプリケーション・タイプとアプリケーションを展開します。
  2. 次のいずれかのタスクを行います:
    • Oracle Hyperion Financial Managementユーザーのみ: ルールセットの所有権を変更するには、計算タイプおよび「ルールセット」を展開します。

    • Oracle Hyperion PlanningOracle EssbaseおよびOracle General Ledgerユーザーのみ: ルールセットの所有権を変更するには、「ルールセット」を展開します。

      注:

      Financial Managementアプリケーションの場合、アプリケーション内の計算タイプごとに「ルールセット」ノードがあります。PlanningEssbaseおよびOracle General Ledgerアプリケーションの場合、各アプリケーションに対して「ルールセット」ノードが1つのみあります。

    • ルールの所有権を変更するには、計算タイプ、プラン・タイプまたはデータベースを展開し、「ルール」を展開します。

    • 式コンポーネント、スクリプト・コンポーネントまたはカスタム・テンプレートの所有権を変更するには、計算タイプ、プラン・タイプまたはデータベースを展開して、所有権を変更するオブジェクトに応じて、「式」「スクリプト」または「テンプレート」を展開します。

  3. オブジェクトを右クリックして、「所有者の変更」を選択します。
  4. 「所有者の変更」で、オブジェクトの所有権を移す先の所有者を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

    所有権を割り当てられたユーザーはオブジェクトを編集できます。