@COMPLIMENT
は、DTP2にないDTP1内のメンバーと、DTP1にないDTP2内のメンバーを返します。つまり、@COMPLIMENT
はDTP1とDTP2に共通でないものを返します。
DTPタイプ:
@COMPLIMENT
は、メンバー範囲またはディメンション間タイプのDTPに割り当てることができます。
構文:
@COMPLIMENT(Argument1,Argument2)
パラメータ:
パラメータ | 説明 |
---|---|
Argument1 |
設計時プロンプト、またはメンバー範囲またはディメンション間を返す関数 |
Argument2 |
設計時プロンプト、またはメンバー範囲またはディメンション間を返す関数 |
例1:
[DTP_MR]=@COMPLIMENT([MR1],[MR2])
ここで:
[DTP_MR]
は、チェック済プロンプトでないメンバー範囲タイプのDTPです。
[MR1]
="Salaries"、"FY14"、"Local"、"Tennessee"、"USA"
[MR2]
="Jan"、"Feb"、"Mar"、"FY15"、"Actual"、"Budget"、"Working"、"Florida"、"California"、"000"、"G100"
この例では、DTP_MR
は、"Salaries"、"Jan"、"Feb"、"Mar"、"Actual"、"Budget"、"Working"、"Local"、"000"、"G100"、"USA"を返します
例2:
[DTP_CD]=@COMPLIMENT([CD1],[CD2])
ここで:
[DTP_CD]
は、チェック済プロンプトでないディメンション間タイプのDTPです。
[CD1]
="Salaries"->"Jan"->"Actual"->"Local"
[CD2]
="50100"->"Feb"->"Budget"->"Working"->"California"->"000"
この例では、[DTP_CD]
は"Working"->"Local"->"California"->"000"を返します