ビジネス・ルールとしてのパラメータの使用

注:

パラメータをビジネス・ルールとして使用できるのは、Oracle Hyperion Financial Managementのみです。

ルール・デザイナの「パラメータ」タブを使用して、ビジネス・ルールで使用するパラメータを指定します。Oracle Hyperion Calculation Managerによって、ルール内で実行変数が使用されているかどうかが確認されます。(実行変数はルールセットまたはルールのスコープを持つ場合があります。)ビジネス・ルールで使用されている実行変数はすべて、「パラメータ」タブのグリッドにリストされます。

「パラメータ」列の下のグリッドで、ルールセット・スコープを持つ実行変数のチェック・ボックスがデフォルトで選択されています。これらの実行変数はパラメータとして渡されます。ルール・スコープを持つ実行変数のチェック・ボックスはデフォルトでクリアされています。これらの実行変数は、その変数が使用されているビジネス・ルールのみに適用されるためです。これらの実行変数はパラメータとして渡されません。グリッドにリストされた任意の変数のデフォルト設定を変更できます。

「渡す方法」列では、デフォルトの設定は「参照」ですが、「値」を選択することができます。

注:

「パラメータ」タブに表示される変数は自動的に生成されます。変数のスコープを追加、削除または変更するなどして、これらのいずれかの変数を変数デザイナで変更した場合、ルールの「パラメータ」タブを再度選択すると、ビジネス・ルールに影響する変更のみが表示されます。

パラメータをビジネス・ルールとして使用するには:

  1. ルール・デザイナでビジネス・ルールを作成するか開きます。
  2. 「プロパティ」で、「関数」を選択してください。こうすることで、パラメータとして指定された実行変数を含む関数としてルールが扱われます。

    パラメータ・パッシングは、「関数」オプションが選択されているかどうかにかかわらず、どのビジネス・ルールでも使用できます。「関数」が選択されているかどうかにかかわらず、どのビジネス・ルールでも使用できます。オプションが選択されていない場合、パラメータ・パッシング機能を備えた通常のビジネス・ルールです。オプションが選択されている場合、ビジネス・ルールは関数として扱われます。

  3. ビジネス・ルールを保存します。
  4. 2番目のビジネス・ルールを開きます。
  5. 「既存のオブジェクト」から、1番目のビジネス・ルールのコピーを2番目のビジネス・ルールのフロー・チャートにドラッグします。
  6. 「パラメータ」タブで、ビジネス・ルールとして使用するパラメータの値を入力します。
  7. 「保存」ボタンをクリックします。