関数の操作

関数は、データ値またはメンバーを戻すメンバー式を定義します。

たとえば、関数(および算術演算子や論理演算子)を使用して、指定したメンバーの兄弟、親、または子のリストを戻したり、指定した値より大きいまたは小さいデータ値のリストを戻したり、指定したメンバーからデータ値を割り当てられます。関数を選択すると、正しいパラメータを入力するようにプロンプト表示されます。

Oracle Hyperion Financial ManagementOracle Hyperion PlanningおよびOracle Essbaseブロック・ストレージのアプリケーションを使用している場合は、式、スクリプト、条件およびメンバー範囲の各コンポーネントで関数を使用します。Oracle General Ledgerで使用されるアプリケーションも含め、Essbase集約ストレージ・アプリケーションを使用している場合は、視点コンポーネントでのみ関数を使用します。

計算で使用できる関数は、Financial ManagementPlanningOracle General LedgerおよびEssbaseアプリケーションでは異なります。

以下にFinancial Managementコンポーネントで使用できる関数のタイプのリストを示します。Financial Managementの関数は、使用できるルールのタイプによって分類されます(Financial Managementアプリケーションのコンポーネントで使用できる関数の、完全なリストおよび説明については、『Oracle Hyperion Financial Management管理者ガイド』を参照してください。)

  • 計算

  • 換算

  • 連結

  • 割当て

  • 動的計算

  • トランザクション

PlanningおよびEssbaseブロック・ストレージ・コンポーネントで使用できる関数のタイプのリストを次に示します。(関数の完全なリストおよび説明については、Oracle Essbaseテクニカル・リファレンスを参照してください。)

  • ブール

  • リレーションシップ

  • 計算演算子

  • 制御フロー

  • データの宣言

  • 機能

  • 算術

  • メンバー・セット

  • 範囲(財務)

  • 割当て

  • 予測

  • 統計

  • 日付と時間

  • その他

  • カスタム

注:

関数は、メンバー・セレクタおよび関数セレクタで使用できます。

Oracle General Ledgerで使用されるアプリケーションも含めて、Essbase集約ストレージ・アプリケーションおよびコンポーネントでは、メンバー・セット関数のみ使用します。(メンバー・セット関数の完全なリストおよび説明については、Oracle Essbaseテクニカル・リファレンスを参照してください。)