TCPSを使用するためのData Relationship Managementアプリケーションの構成

Oracle Data Relationship Managementアプリケーションは、TCPSを使用するように設定して、Oracle (19c)データベース上にあるDRMリポジトリ用に構成コンソールで構成できます。この構成を適用するために、「構成コンソール」に新機能が追加されました。この機能により、オプション「SSL/TLSを使用」を選択できるようになりました。

TCPSを使用するようにOracle Data Relationship Managementアプリケーションを構成するには、次の手順を実行します。

  1. Data Relationship Management構成コンソールを、「スタート」「プログラム」「Oracle EPM System」「Data Relationship Management」「構成コンソール」の順に選択して開きます。
  2. 「SSL/TLSを使用」を選択します。これにより、下にさらにテキスト・ボックス「サービス接続」が表示されます。ここで、ウォレットの場所を指定できます。
  3. 「構成の保存」をクリックします。

ウォレットの場所(たとえば、c:\ssl)とは、データベース・サーバーからインポートする必要があるSSL証明書ウォレット・ファイルの場所(パス)です。これらには、通常は次のものが含まれています。

  • ルート証明書(ca.crtなど)
  • 中間証明書(intermediate.crtなど)
  • cwallet.sso
  • ewallet.p12

注意: 「SSL/TLSを使用」チェックボックスを選択する前に、ウォレットの場所にそれらの証明書が存在することを確認してください。