日付、時間および数値のフォーマット

日付および時刻の値は、不変カルチャでフォーマットされます。これにより、レスポンスが予測可能になり、必要に応じて結果を再フォーマットするためのアクションを実行できます。

Oracle Data Relationship Managementユーザー・インタフェースにおける数値のプロパティ・データ値のフォーマットは、次の2つの要因によって決まります:

  • Data Relationship Managementクライアント・コンピュータのブラウザの言語設定

  • Data Relationship Managementアプリケーション・サーバー・コンピュータ上のData Relationship Managementサービス・ログオン・アカウントに定義された地域のオプション設定。

Data Relationship Management Webクライアントのセッション情報には、ブラウザの言語設定に定義されたユーザーのカルチャが含まれます。クライアントに表示される、要求されたカルチャのデータ値のフォーマットは、対応するカルチャのフォーマットが、DRMサービス・ログオン・アカウントの地域のオプション用に、Data Relationship Managementサーバー上でどのように定義されているかによって決まります。クライアントのオペレーティング・システムの地域のオプション設定は、ユーザー・インタフェースにおけるデータ・フォーマットに影響しません。

同様に、Data Relationship Managementバッチ・クライアント・パラメータ「/CultureName」では、ブラウザの言語を介してカルチャのフォーマットを指定できます。また、Webクライアントと同様に、データ値のフォーマットは、対応するカルチャがData Relationship Managementサービス・ログオン・アカウント用に、Data Relationship Managementサーバー上でどのように定義されているかによって決まります。

注:

Data Relationship Managementサーバー・プロセス・サービスのデフォルトのログオン・アカウントは、「ローカル・システム」です。Data Relationship Managementで使用される地域のオプションを表示またはカスタマイズするには、Data Relationship Managementサービス・ログオン・アカウントを「ローカル・システム」からローカルの「管理者」アカウントに変更する必要があります。これにより、サービス・アカウントと同じサーバーにログオンし、Data Relationship Managementサービスで使用される地域のオプションを表示または変更することができます。