Data Relationship Management Analyticsのインストールおよび構成

注意:

インストールを開始する前に、EPMServerおよびWeblogic AdminServerがシャット・ダウンされていることを確認してください。

注:

Windows用のインストール・スクリプトはinstallConfigureAnalytics.cmdです。Linux用のインストール・スクリプトはinstallConfigureAnalytics.shです。

Oracle Data Relationship Management Analyticsをインストールするには:

  1. Analytics zipファイルをOracle EPM Foundationサーバーがインストールされているサーバーにダウンロードします。
  2. ファイルを一時フォルダに解凍します。
  3. スクリプトinstallConfigureAnalytics.*を実行してAnalyticsパッケージをインストールし、Fusion Middleware構成ウィザードを起動してAnalyticsアプリケーションを構成およびデプロイします。要求されたら、スクリプティング・コンソールで次の情報を入力します。

    注:

    Linuxユーザーは、最初の2ステップのみを実行します。Windowsユーザーは、すべてのステップを実行します。

    1. Oracle Middlewareホーム・ディレクトリ。次に[Enter]を押します。
    2. EPMドメイン名。次に[Enter]を押します。

      Linuxの場合のみ、Fusion Middleware構成ウィザードが開始されます。

    3. Weblogic管理者のユーザー名。次に[Enter]を押します。
    4. Weblogic管理者のパスワード。次に[Enter]を押します。
    5. AdminServerホスト名。次に[Enter]を押します。
    6. AdminServerポート。次に[Enter]を押します。

      Windowsの場合のみ、Fusion Middleware構成ウィザードが開始されます。

  4. Fusion Middleware構成ウィザードで「既存のWebLogicドメインの拡張」を選択し、「次」をクリックします。
  5. DRMServerのEPMインスタンス(WindowsまたはLinux)内でターゲットWebLogicドメイン用のドメイン・ディレクトリを選択し、「次」をクリックします。
  6. 次の追加製品をサポートするために、自動的にドメインを拡張する「Oracle Data Relationship Management Analytics - 11.1.2.4 [EPMSystem11R1]」を選択し、「次」をクリックします。
  7. EPMSystemRegistry JDBCデータ・ソースの構成画面で「次」をクリックし、構成をスキップします。
  8. EPMSystemRegistry JDBCデータ・ソースのテスト画面で「次」をクリックし、テストをスキップします。
  9. DRMスキーマの「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面で次の入力を行い、「次」をクリックします。
    • スキーマ所有者

    • スキーマ・パスワード

    • DBMS/サービス

    • ホスト名

    • ポート

  10. 「JDBCコンポーネント・スキーマのテスト」画面で、テストがDRMスキーマに対して成功することを確認します。
  11. オプション構成の選択ページで、「管理対象サーバー、クラスタ、およびマシン」「デプロイメントとサービス」の両方のチェック・ボックスを選択し、「次」をクリックします。
  12. 「管理対象サーバーの構成」画面でDRMServerを表示し、必要に応じてポートを変更して「次」をクリックします。
  13. 「クラスタの構成」画面で「次」をクリックし、スキップします。

    注:

    DRMServerを既存のEPMServerまたはFoundationServer(構成に依存)の下に移動しないでください。

  14. クラスタへの割当て画面で「次」をクリックし、「サーバーのマシンへの割当」画面までの数画面でデフォルトを受け入れます。
  15. 「サーバーのマシンへの割当」画面でDRMServerを選択し、適切なマシンの下に移動します。
  16. 「デプロイメントのクラスタまたはサーバーへのターゲット設定」画面で、oracle-epm-drm-web-applicationsアプリケーションがターゲットDRMServerでのみ設定されていることを確認し、「次」をクリックします。

    注:

    確認するには、左のターゲット・ペインでクラスタおよびサーバー・ノードをクリックし、oracle-epm-drm-web-applicationsデプロイメントがDRMServerに対して選択されているかを確認します。

  17. 「サービスのクラスタまたはサーバーへのターゲット設定」画面で、DRM JDBCデータソースがDRMServerのみをターゲットとしていることを確認し、「次」をクリックします。

    注:

    確認するには、左のターゲット・ペインでクラスタおよびサーバー・ノードをクリックし、DRMデータ・ソースがDRMServerに対してのみ選択されているかを確認します。

  18. 「構成のサマリー」画面で「拡張」をクリックし、完了したら「完了」をクリックしてウィザードを終了します。
  19. AdminServerを起動します。

    AdminServerは、Windowsでコマンド・ファイル(C:\Oracle\Middleware\user_projects\domains\EPMSystem\bin\startWebLogic.*など)を実行して起動できます。

    注:

    AdminServerを起動する前に管理サーバーが完全に起動していることを確認します。

  20. DRMServerを起動します。
    • Windowsのみ––DRMServer管理対象サーバーは、Windowsサービス"Oracle DRM Managed Server (DRMServer)"を起動するか、startDRMServer.cmdファイルを使用して起動できます。

      注:

      管理対象サーバーをバックグラウンドで実行している場合、Windowsサービスを使用することをお薦めします。

    • Linuxのみ––DRMServer管理対象サーバーは、ドメインのbinフォルダ内のstartStopDRMServer.shスクリプトを使用して起動できます。例:

      <MiddlewareHome>\user_projects\domains\EPMSystem\bin\startStopDRMServer.sh

      DRMServerを起動するには、次のコマンドを発行します: startStopDRMServer.sh start。DRMServerを停止するには、次のコマンドを発行します: startStopDRMServer.sh stop

    注:

    最初のインストール時、DRMServer管理対象サーバーの起動を試行する前に、AdminServerが完全に起動していることを確認します。

  21. Weblogicセキュリティ・プロバイダを構成します。Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 10.3.6の保護のWebLogicセキュリティ・プロバイダの構成に関する項を参照してください。

    注:

    EPM Foundationサーバー用に構成したものと同じ外部ディレクトリを必ず構成します。