式の評価

プロパティ定義や検証を作成または変更するとき、式をテストできます。式は、指定されたプロパティ値を使用して評価され、式の結果が計算されます。このプロセスで、単純な構文検証では見つからないロジック上または実装上のエラーが式に見つかる場合があります。式の結果が表示され、式のエラーやステータス・メッセージがある場合には表示されます。

式は左から右に評価され、関数と文字列リテラルの評価は出現順に実行されます。この方法に従い、ネストした関数が評価されてから、その右に表示される追加のパラメータが評価されます。関数は、式で明示的にネストすることもできる他に、他の式のプロパティから値を取得することによって暗黙的にネストされる場合もあります。循環参照(明示的または暗黙的にプロパティ自身を参照するプロパティ式)は、原則として避けるようにしてください。問題の原因になる循環参照はOracle Data Relationship Managementによって検出され、防止されますが、必要があり十分に理解されている場合を除いて避ける必要があります。