ノードは任意の明示的なカスタム・ソート順でソートすることもできます。ソート順は、プロパティ・データ型がソートである任意のプロパティによって定義できます。
ノード・レベルのソート順プロパティの値に応じて階層をソートするには、ソート順が含まれる適切なノード・レベルのプロパティを指し示すよう階層レベルのプロパティStandardHierSortを設定する必要があります。
また、特定のOracle Data Relationship ManagementユーザーIDにのみ適用されるカスタム・ソート順を使用して、ユーザーが同じ階層の他のユーザーに影響を与えずにData Relationship Managementデータの表示をカスタマイズできるようにすることもできます。これは、階層レベルのプロパティUserHierSortによって制御されます。データ型がソート順であるノード・レベルのプロパティを指し示すようこのプロパティが設定されている場合、このソート順の方がStandardHierSortプロパティとデフォルトのソート順の両方より優先されます。
階層レベルのプロパティStandardHierSortまたはUserHierSortのいずれにも値が割り当てられていない場合、デフォルトのソート・ルールが使用されます。
カスタム・ソート順プロパティの値は、次のいずれかの方法で設定できます。
ソート順値は、データが最初にData Relationship Managementにインポートされる際にノード・レベルのソート順プロパティにロードできます。
任意のノードのソート順プロパティに対して明示的な値を定義できます。このプロパティは整数値を受け入れます。
階層のStandardHierSortまたはUserHierSortプロパティにソート順プロパティが選択されている場合、「取得/配置」オプションまたはドラッグ・アンド・ドロップを階層内のカスタム・オーダー・ノードに対して使用します。
ノード・レベルのカスタム・ソート順は、派生ソート・プロパティを使用して計算することもできます。